最新更新日:2024/09/18 | |
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祈り○未来ある子どもたちが安心して夢を追いかけていくことができるよう,永遠の平和を願っています。祈りとともに,被爆校舎を保存してくださりありがとうございます。 ○今ある平和に感謝し,未来へつなげるために,子や孫たちに伝えていかなければなりません。本川小学校の皆様,平和資料館をこれからも守っていってください。 ○私も小学校6年生です。平和について学習するために,広島に来ました。400人も児童が亡くなったと知って,驚きました。二度とこんなことにならないように平和を願っていきたいと思いました。 ありがとうございます。本校の子どもたちは,心から平和を願い,そのために自分に何ができるか考えています。本校を訪れてくださった方々が資料館をご覧になり,この思いを共有してくださることで,平和が実現することと信じています。 第37回本川地区原爆死没者慰霊盆踊り大会に向けて8月の本川地区は,平和への祈りに包まれます。特に,慰霊祭と盆踊りが行われる8月5日の夜は,地域の方々の深い思いを感じます。 汗を流しながらやぐらを組み立てられる様子を拝見しながら,この地域に育つ本校の子どもたちを,地域の歴史と思いを立派に受け継ぐ子どもに育てなくてはならないと改めて感じました。 いよいよ夏休み「校長先生,次は8月5日に会いましょう。」 と1年生から言われました。8月5日の登校日に会えることを楽しみにしています。 手本先生の好奇心教員の好奇心に,子どもはぐいぐいと引っ張られていきます。教員の好奇心が子どもの好奇心につながる・・・。教員には,子どもに勝る好奇心をもってほしいなと思います。 響く歌声〜原爆ドームまで〜6年生の歌う「折り鶴」を聴いていたときのことです。歌に込められた想いを大切にして,これまでの平和学習の内容を歌詞に重ねながら,一生懸命に表現していました。 窓の外に見える原爆ドームまで,子どもたちの澄んだ,そして,しっとりとした歌声が響いているように思いました。 ありがとうございましたこれまで,本川音頭保存会の方から,本川音頭の歴史や地域の方々の思いを教えていただき,練習を重ねてきた子どもたちです。今晩,皆様と一緒に練習したことは,子どもたちのよい思い出になったことと思います。8月5日にも自信をもって参加することができます。子どもたちには,地域を大切にし,地域の担い手として育ってほしいと思います。 地域の皆様,保護者の皆様,子どもたちによい学習の場をありがとうございました。 名句○ 風鈴の 音が暑さを 連れていく ○ 夏空に ぐんぐん伸びる ひまわりよ ○ 盆踊り 太鼓に合わせて 踊れや踊れ 「風鈴」,「ひまわり」,「盆踊り」に,作者である子どもの気持ちや心が託されていて,いいなと思います。ただ単に,その様子を表現しただけでなく,「風鈴」,「ひまわり」,「盆踊り」がもつイメージと作者である子どもの思いが重なっているところが素晴らしいです。 小学校生活泳ぎ始める前に,担任が,「小学校生活の集大成!」と励ましました。そして,手や足の動きに呼吸を合わせて長く泳ぐことを目標に,一人一人がスタートします。 プールサイドに立っている私のそばを,子どもたちがぐんぐんと力強い泳ぎで通り過ぎていきます。いつものあどけない表情が真剣な表情に変わっています。ゴールを目指す背中は,いつの間にか頼もしく成長しています。その様子が嬉しくもあり,「卒業」を感じ,寂しくもあった瞬間でした。 子どもたちは,いつしか,大海に出ていきます。そのとき,しっかりと目標を見据えて長く泳いだり,周りの様子を楽しみながら泳いだり,自分の身を守りながら泳いだりすることができるよう,残された小学校生活でも基礎的・基本的な力の育成を図っていきます。 鎮魂この灯籠は,本川地区原爆死没者慰霊祭と慰霊盆踊り大会が行われる8月5日に,正門付近から平和資料館までのスペースに並べ,日暮れを待って火を灯します。 写真は,昨年の様子です。儚い光が何とも幻想的で,辺り一帯が静かで厳かな雰囲気に包まれました。 今年も,灯籠に火を灯し,鎮魂の祈りを捧げます。 未来の希望,元気の源昨日,同じく原爆ドームの見える運動場での子どもたちを撮影しました。(2枚目の写真)1枚目の写真は,昭和22年,2枚目の写真は令和元年です。 2枚の写真を見て,5月7日の記事と同じように,子どもの存在は,いつの時代にあっても,未来の希望であり,人々の元気の源であることを感じずにはいられませんでした。 絵本のくに「絵本のくに」の方は,毎回,季節や子どもたちの発達段階など様々なことを考慮し,本を選んできてくださいます。そして,子どもたちを前に優しく読み聞かせてくださいます。この姿や思いが子どもたちに伝わり,子どもたちは,心穏やかな満ち足りた時間を過ごすことができています。こんな時間を子どもたちにプレゼントしてくださり,心から感謝します。 読み聞かせには,絵本の世界を楽しむことだけでなく,人の温かさ,優しさを感じ,心を豊かにする大切な役割があると実感しています。 たてわり遊び黄色い帽子をかぶっている子が1年生です。1年生の手がそっと6年生の腕をつかんでいる様子を微笑ましく思います。こうした様子を見ると,改めて,たてわり班活動の意義を感じます。 お礼前回の「あいさつ運動」の日,放送で子どもたちに 「朝,地域の方がみんなの登校の様子を見守ってくださり,優しく声をかけてくださっている様子を見ました。地域の方に大切にしていただいているみんなは,本当に幸せだと思いました。」 と伝えました。 今朝も登校中にダンゴムシを見付けた1年生に優しく声を掛けてくださっている微笑ましい様子を目にしました。ありがとうございます。 「地域の子どもたちを地域で大切に育てる」という皆さんの思いが伝わってきます。今後ともよろしくお願いいたします。 青い目の人形紹介大休憩になると,子どもたちが,校長室の前に飾っているこの人形の周りに集まってきました。子どもたちは,世界平和を願うギューリック夫妻の思いをしっかりと受け止めてくれました。 魔法魔法とは,クラスのよいところをしっかり褒めるメッセージを黒板に残すことです。よいところをしっかり褒めると,次からも頑張ろうとする・・・だから魔法と呼びます。教室に帰ってきてこのメッセージを読む子どもたちの表情を想像すると,わくわくします。 昨日もこの魔法をかけたクラスの子どもたちが校長室にお礼にきました。そして,昨日褒めたことが今日も継続しています。子どもも嬉しい,私も嬉しい・・・そんな魔法です。 日々の生活の中に今日みんなが折った鶴には,二つの価値があります。一つは,みんなの平和を願う気持ちが込められた鶴であること。もう一つは,みんなが協力して折った鶴であるということです。 昨日,海外から来られたお客様から質問を受けました。 「本川小学校の悲しい過去を知っている子どもたち。この子どもたちに『恨み』や『憎しみ』の表情がないのはどうしてですか。」 私は,こう答えました。 「本川小学校の子どもたちは,1年生の頃から,『友達と仲良くするにはどうしたらよいかな』『相手の人は,今,どんな気持ちかな』と絶えず,周りの人のことを大切にして生活しています。『平和』は日々の生活の中にあるものです。」 今日,みんなが教え合いながら鶴を折っている様子を見て,昨日,外国の方に伝えたことは間違いなかったなと思いました。 『平和学習』とは,特別なことではありません。みんなのすぐ身近な日々の生活の中にも,大切にすべきことがあるのです。それが平和につながっていくのです。 子どもたちは,静かに聞いてくれました。 |
広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39 TEL:082-232-3431 |