最新更新日:2024/06/26 | |
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平和のつどい本川小学校の校舎は,昭和3年に建てられた鉄筋コンクリートで,当時,とても立派な校舎だったこと。その校舎が昭和20年8月6日に,大きな被害を受けたこと。校庭では,亡くなった多くの方々が火葬されたこと。その後,学校が再開されたときのこと。たった一人生き残った居森清子さんのこと。 子どもたちにとって断片的な知識であった事柄が,天野さんによって,どんどんつながっていきました。 「本川小学校の校舎の下には,亡くなった多くの人々の骨が眠っています。ここで過ごす皆さんは,どうか優しい気持ちで過ごしてくださいね。」 「疎開から帰ってきた子どもたちは,どんなに悲しくても,どんなに寂しくても,どんなに苦しくても,生きるのを諦めないで頑張ってくれました。頑張ってくれた子どもたちが,今をつくってくれているのです。」 「自分の考え方が正しいのか。それは,他の人にとっても正しいことなのか。どうかゆっくり考えてみてください。」 天野さんのお話は,被爆の現実を鋭く突きながら,でも,どこか未来に向けての優しい眼差しを感じるものでした。本校では,11月に平和学習発表週間を設定します。今日のお話が,この発表週間につながっていくことと思います。 |
広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39 TEL:082-232-3431 |