最新更新日:2024/06/07
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伝統工芸

 今日は4年生の参観日です。
 地元竹屋の蒔絵師、西原巧修さんをお招きし、広島仏壇や蒔絵のお話を聞くことができました。西原さんは竹屋小学校出身です。
 広島の伝統工芸「広島仏壇」の大きな特徴は、生産工程が七つに分かれているところにあります。総称して「七匠」とよばれ、そのうちの蒔絵師が西原さんです。「七匠」の技術が1つに集まった「広島仏壇」は熊野筆、宮島細工などとともに広島県の伝統工芸として認定されています。
 西原さんは若いころ、広島には無い技術を取り入れるために石川県の輪島にも修行に行かれたそうです。小学生時代、お父さんの仏壇店を継ぐ時、漆、蒔絵などのお話、目標を達成するためのお話に子どもたちも興味津々でした。実物の蒔絵や材料も見せていただき、保護者の皆さんとともに伝統に触れることができました。
 ここ数年でも、広島仏壇などの伝統工芸は衰退し、技術を受け継ぐ後継者も少なくなっているそうです。
 伝統を守るためには、まず知ることからですね。

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広島市立竹屋小学校
住所:広島県広島市中区鶴見町8-49
TEL:082-241-9138