最新更新日:2024/06/24 | |
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4月12日(火) 全体朝会
今日は,小学校,中学校,似島学園高等養護部の合同の全体朝会を行いました。
中学校の生徒会長挨拶,高等養護部の新1年生の紹介,校長先生のお話がありました。生徒による司会,生徒会長の挨拶は,とても立派でした。 体育館の集合も,特に小学校が素晴らしかったです。 以下,校長先生のお話です。 今日は、東井義雄(とういよしお)さんという方の詩を一部抜粋して、紹介します。 自分は 自分の主人公 世界でただひとりの 自分を創っていく責任者 自分をのりこえては もっと大きい自分を創っていく もっと豊かな自分を創っていく もっと強い自分を創っていく もっと確かな自分を創っていく もっと深い自分を創っていく 自分を創るのは 自分以外ないのだから 人生は ほんとうの私に めぐりあうための 旅 自分は、世界でただ一人の自分を 光いっぱいの自分にしていく 責任者 少々つらいことがあったからといって ヤケなんか おこすまい 強く、自分らしい自分を 創っていこう 自分は 自分を創る責任者なんだから 東井さんは、自分は、自分をつくる責任者であると言っています。 つまり、自分の中には、自分を監督する、もう一人の自分である責任者がいるということです。 自分の中に、二重の人格がいると言ったことではありません。まぎれもなく、自分は一人しかいません。つまり、責任者が自分自身であるということは、自分が自分を見つめることの大切さを伝えているのだと思います。 人の成長とは、どれだけ、自分の考えや行動を見つめ、物事を判断して、次の言動にあらわすかで、成長が異なります。 例えば、テニスがうまくなりたいと思った時に、今の自分がどのような状況であるか考え、目標を定め、それに向けて計画的に練習をするといったことができるか、反対に、今の自分を把握せずに、目標も持たずに、無計画に練習したとしたら、うまくなりたいといった志の達成には差が出るかもしれませんね。 つまり、いかに自分を振り返るかが、大切になります。 この振り返りは、じっくり考えて振り返る場面もあれば、瞬時に判断しなければならないこともあります。 瞬時とは、例えば、今,校長先生が話をしています。その時、どのように聞けばよいか、自分を瞬時に見つめて,判断して臨む場合があります。 校長先生の話を、「目で聞き,耳で聞き,心で聴こう。」と考える人とそうでない態度で聴く人とでは,ちょっとしたことですが、ずいぶんと学びが違うものです。また,人と協調して生きて行くと言う視点や仲間とうまくやっていく力の差もかわってきます。 これから1年間,皆さんが、似島学園小学校、似島学園中学校、似島学園高等養護部の学びや生活に対して、自分自身と常に,向き合って欲しいと思います。 ときにはじっくり振り返り,時には、一瞬で。 今年1年間、絶えず、自分を見つめていきましょう。そして、もう一人の自分から自分を見つめる力を高めてほしいと思っています。自分は、世界でただひとりの、自分を創っていく責任者だからです。 |
広島市立似島学園小・中学校
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