最新更新日:2024/06/03
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広島市立幼稚園19園の各HPは、右側のリンク「広島市立幼稚園の紹介」から御覧になれます。

保護者ボランティアによる絵本の読み聞かせ活動を行っています!(矢野幼稚園)

 矢野幼稚園は、昭和51年に創立しました。矢野は、歴史と文化を感じさせる古い町並みと、矢野ニュータウンなどの新しい町並みとが共存する町です。地域の結びつきが強く、本園も学校・保育園・地域との連携の中で「食育」「体力づくり」を通して、健康で明るくたくましい子どもの育成をめざしています。

 保護者は園の教育活動に大変協力的であり、積極的に園活動に取り組まれています。保護者有志による絵本の読み聞かせボランティアは12年前から継続されています。

 読み聞かせは、在園児を対象に幼稚園の各保育室で行っています。保護者が絵本を読まれると子どもたちはうれしそうに聞き入ります。お父さんも読み手として参加され「手が震えましたが、静かに聞いてくれ喜んでくれるのですね。僕も嬉しいです。」と感想を言ってくださいました。最近では、保護者のグループによる手作り絵本が登場しました。話も絵も自分たちで創作され、話の中に学級の子どもたち全員の名前も入っています。子どもたちは、自分の名前を聞いて大喜びです。ボランティアの方も「子どもたちがこんなに喜んでくれて本当によかったです。もっと工夫して作ってきます。」と大張り切りです。
 
 子どもたちには、保護者の方の温かい心が伝わり、保護者の方も、子どもたちと一緒に絵本に親しみ興味をもって楽しさを味わわれ、共に子育てを楽しんでおられる姿を嬉しく思っています。幼稚園が子どもはもちろん、保護者の方にとっても、人とのかかわりが広がり、お互いに育ち合う場となっていることに感謝しています。


写真 上  お父さんの読み聞かせです。低くゆったりとした優しい声に聞き入
      っていました。

写真 中  お母さんたちによる手作り絵本の読み聞かせです。お話の中に自分
      の名前が出てきて、みんな大喜びでした。

写真 下  お母さん自身も読み聞かせの時間を楽しみ大切にされています。

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第55回広島県国公立幼稚園連盟教育研究大会(広島大会)を開催しました。(矢賀幼稚園)

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第55回 広島県国公立幼稚園連盟教育研究大会(広島大会)を開催しました。
大会主題  「人間性豊かな子どもを育てよう」 
本園研究主題「豊かな心をもち、いきいきと活動する子どもの育成」
         〜一人一人を大切にした保育の創造〜
期日 平成25年11月8日(金) 
会場 広島市立矢賀幼稚園  
 広島県内の教員・保育士等関係者200名余りの参加があり盛大に開催されました。
公開保育 「あきまつりをしよう!」

 和太鼓を打ちおみこしをかついで、にぎやかなオープニングのあとには、年長組が中心になり遊びのお店が開店しました。

 「おかしレストラン」では、紙粘土と木の実のケーキやクッキーをぺーパーを敷いたカップに入れて本物そっくりに仕上げました。「アクセサリーやさん」でも、紙粘土や数珠玉、ストロー・ビーズを使って工夫を凝らしました。ゲームのコーナーでは「ころころたこボール」や「どんぐりころころゲーム・どうぶつ迷路」など、子どもたちがアイデアを出し合い工夫した遊びにみんな夢中になって遊びました。  
 「こっちのお店に来てください!」「たのしかった!」「ドングリがいっぱい入ったよ。」「やり方がわからない年少組さんに、やさしく教えてあげたよ。」など、会話がたくさん聞かれ、一人一人がいきいきと笑顔一杯に活動する姿を見せてくれました。それは、一人一人が思いをめぐらし、友達と一緒に実現していこうとする過程そのものが充実していたためと思います。子どもたちの思いがつながって協同的・自主的に活動する姿に、幼稚園での二年間の成長と、将来の学びにつながる意欲の育ちを感じる保育となりました。

 公開保育終了後は開会行事、本園の実践報告と続いたあと、アトラクションでは年長組が全員で「花太鼓」を踊り、たくさんの拍手をいただきました。

 続いて、尾道市立木ノ庄東幼稚園による研究発表が行われました。研究主題「豊かな感性と学びの意欲を育てる〜多様な体験活動を通して〜」に沿って、多様な感動体験を協同的な遊びへと支える教師の役割や、日常的な幼小交流の成果、遊びの記録を保護者に発信する効果について報告があり、事例を共有することができました。

 その後の研究協議では、保育の感想や実践報告・研究発表等への質問や意見交換が活発に行われ、次に、広島県教育委員会事務局教育部義務教育指導課指導主事 和田 愛先生から指導講評をいただきました。保育の場面では、生き生きとかかわりを楽しむ様子からこれまでの取組が育ちにつながったこと、研究発表では、適切な支援ができる教師の力量の形成と、日常的な幼小連携において研究の接続の仕方を工夫することが、研究の充実と発展につながると話されました。

 最後に広島大学大学院教育学研究科・附属幼年教育研究施設 教授 七木田 敦先生から「特別支援教育の現状とこれから」と題して御講演をいただきました。 
 『特別支援教育は、教育の本質への大回帰』という視点でお話をいただき、何より保育者の力量を高め、豊かな保育の実践に努めることが特別支援教育であると、具体的な実践例を通して示していただきました。まさに本園の研究主題サブテーマである「一人一人を大切にした保育の創造」のあり方に、大きな示唆をいただくことができました。

 大会を通して、教師が同じベクトルで研究を深められたことが実はとても大きな成果だったのではないかと思います。今後も一人一人を大切に思い豊かな感性を育てながら充実した生活を送ることができるよう研鑽を積んでまいりたいと思います。たくさんの皆様の御協力と御支援をいただき、会を無事終えることができました。
 26年度は、尾道市が開催地となり、また、集えることを楽しみにしております。

写真 上  ワッショイ、ワッショイ!オープニングではにぎやかにみこしをかつぎ
      ました。

写真 中  何度もチャレンジしたくなる「ころころたこボール」行列が出来ました。

写真 下  「おかしレストラン」では、お客様になっていただいた尾形教育長にお
      もてなし!   
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広島市立基町幼稚園
住所:広島県広島市中区基町20-3
TEL:082-228-3888