最新更新日:2024/06/07
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ようこそ!五日市観音小学校のホームページへ! 学校教育目標「自律し 学び続ける 児童の育成」

平和集会での校長先生のお話

 今から78年前の今日、
1945年8月6日8:15 広島に一発の原子爆弾が落とされました。その原子爆弾から 暑くて強い光が出ました。たくさんの人がやけどをしました。ものすごく強い風(爆風)も吹きました。家や人も吹き飛ばされ、たくさんの人々がひどいけがをしました。

 広島の町中は、火事になりました。たくさんの人々が死んでしまいました。なんとか助かった人々も、心や身体に大きな傷を負いました。それでも懸命に息抜き 私達へ命を繋いでくださいました。そのおかげで 今の私たちがいます。
 戦争が終わった後、二度と悲しい戦争を繰り返さないために原子爆弾が落とされた後ヒロシマの町や人がどうなってしまったのかを伝えるために(忘れない)ために広島平和資料館がつくられました。

 その資料館の中には、当時3歳だったしんちゃんの3輪車 中学生だったしげるさんの真っ黒に焦げたお弁当箱 8時15分で止まったままの散髪屋さんをされていた 浜井さんの壁掛け時計 2歳で被爆した佐々木禎子さんがおった折り鶴が私たちに平和の大切さを伝え続けてくれています。

 佐々木禎子さんは、12歳のとき突然大きな病気が見つかり入院しました。「早く元気になりたい」という願いを込めて折り鶴を折りました。しかし禎子さんの願いは叶わず12歳という短い生涯を終えました。禎子さんが亡くなったことをきっかけに「原子爆弾で亡くなった子供たちの霊を慰め平和を築くための像をつくろう」という運動が始まり、1958年に大空に折り鶴を掲げた佐々木禎子さんをモデルにした「原爆の子の像」がつくられました。

 しかし全人類の願いであるはずの「平和な世界」は、残念ながらまだ実現できていません。
平和学習で皆さんに中本実鈴先生は教えてくださいました。「平和は与えられるものではなく私たちがつくっていくものであること」そして「平和の反対は無関心である」ことを
 平和で安心安全に暮らしていける世界をつくるのは、平和のバトンを受け取ったみなさんです。

 先ほどの子ども代表の2人が全世界に「平和の誓いを」訴えてくれました。
一人一人が「平和」とは何かを考え、身近にある平和を繋いでいくこと。
これからも、平和を繋ぐために自分ができることを見つけていってください。誰もが平和だと思える未来を創っていくために

 これでお話を終わります
 

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