最新更新日:2024/06/21 | |
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平和について学ぶたてわり班活動子どもたちにとって,高学年から優しく接してもらった経験は,心の宝物になります。そして,この子たちは,同じように優しく下学年に接する高学年になることでしょう。きっと優しさの連鎖が生まれるはずです。 平和学習週間に想う前任校である本川小学校は,爆心地に最も近い学校として平和学習に力を注いでいる学校でした。5年間にわたり平和教育に携わる中で,私が学んだのは, 「全ての教育活動は,平和教育につながる。」 ということです。 例えば,あいさつも「相手を大切にすること」や「お互いが気持ちよく過ごすこと」につながる平和への第一歩です。 今朝,児童会の6年生が東門のところで「あいさつ運動」をしていました。6年生の爽やかな笑顔。その中,3人の1年生が仲よく手をつないで登校してきました。このような日常の中にある幸せをかみしめながら,77年前の広島に想いを寄せる・・・そんな平和学習週間にしたいと思います。 校長室だより「エール」の掲載さて,校長室だより「エール」を掲載しましたので,お読みください。今回は,「縦割り班活動」を取り上げました。 ↓こちらをクリックしてください。 エール(7月号) 平和学習週間に寄せて冒頭で,被爆体験伝承者を子どもたちに紹介する際,私は子どもたちに次のように話しました。 「私は,五日市南小学校に来る前は,中区の本川小学校の校長でした。本川小学校は,爆心地に最も近い学校です。教室や運動場から原爆ドームがすぐそこに見えます。昭和20年8月6日,本川小学校では,約400人の子どもたちの大切な命が奪われてしまいました。今も被爆した校舎をそのまま資料館として残して,平和の大切さを訴えている学校です。本川小学校にいるとき,私は,ヒロシマの子どもたちは,世界に向けて平和の大切さを伝えていく使命があると考えていました。それは,五日市南小学校の子どもである皆さんも同じです。ヒロシマの子どもとして,今日は,被爆体験伝承者の方のお話を心で聞いてほしいと思います。そして,平和の大切さについてしっかりと考える時間にしてほしいと思います。」 6年生は,真剣に話に聞き入っていました。被爆体験伝承者の方は,被爆者の証言を受け継いで,その内容を伝えてくださる役割があります。今日は,被爆体験に伝承者の思いも重ね合わせてお聞きすることができ,貴重な時間を過ごすことができました。 校内授業研究会・協議会木下先生は,事例を紹介してくださりながら,「子どもにとってどうか」を考えて授業を仕組むことが大切であることを教えてくださいました。また,研究の中で明らかにすべきところ,改善すべきところも教えてくださいました。 今後,ご指導いただいたことを基に,さらに研究を深めてまいります。それは,何よりも本校の子どもたちのためであることを心に留めて。そして,研究する私たちが楽しみながら進んでいくことができるように。 「教員みんなで創る校内研究」を目指します。 初めての水泳「小学校で初めての水泳!」 「楽しみ!」 「早くプールに入りたい!」 と口々に言いました。その笑顔とその言葉が心に沁みました。3年ぶりの水泳の授業。実施に向けて,教職員が協力し合って準備を整えてきたことが無駄ではなかったと感慨深いものがありました。 「ずーっと ずっと だいすきだよ」
夕方の静まり返った図書室の前です。読み聞かせの絵本を紹介するコーナーがあります。図書ボランティアの方々によるものです。
このコーナーにハンス・ウイルヘルムの「ずーっと ずっと だいすきだよ」という絵本がありました。私の大好きな絵本です。思わず足を止めてページをめくりました。何度読んでも,胸がきゅんとするお話です。読んでいると,夕方の空気が自分を優しく包み込んでくれているような感覚になりました。 絵本の内容は次のとおりです。 犬のエルフィーと少年は,いつも一緒に過ごし,成長を共にします。少年も家族もエルフィーのことが大好きでした。年月を重ね,やがてエルフィーは年老いて元気がなくなっていきました。少年は,寝る前に必ずエルフィーに 「エルフィー,ずーっと,だいすきだよ。」 と言ってやりました。 ある朝,エルフィーは死んでいました。少年も家族も深い悲しみに沈みますが,エルフィーに「ずーっと,だいすきだよ。」と伝えてきたことが,少年の気持ちを救いました。 生き物の命には,限りがあります。でも,想いは,いつまでもつながっていくもの。この絵本は,少年と犬のお話ですが,人の場合も同じだと思います。大切な人に感謝し,その想いを素直に伝えることが大切だと思います。自分を支えてくれている人たちに改めて想いを寄せることのできるお話です。 学校を花で飾る取組のモデル事業今日は,この後,4年生の子どもたちが,花の種を花壇に植えます。講師の皆様が朝早くから準備を整えてくださっています。 この事業では,写真のように学校に定期的に花を送ってくださいます。花の説明書もついています。4年生の教室を中心に,玄関や図書室などに飾りたいと思います。花のある学校で子どもたちが心豊かに育ちますようにと願います。 感動今日の給食時間は,次のような話をしました。 【校長の話】 児童の皆さん,これからお話をしますから,給食を食べながら静かに聞いてください。 今朝,どのクラスも傘の向きをきちんとそろえて入れてありましたよ。一本一本の傘から,皆さんがそろえようとした気持ちが伝わってきましたよ。傘や靴がそろうと皆さんの心がそろいます。今日,私は,朝からとても気持ちがよいです。皆さんもそろった傘立てを見てください。きっと気持ちよくなるはずです。そろえることが習慣となり,そろえることが当たり前になるまで続けていきましょうね。 「靴や傘をそろえましょう。」 とお話をして日にちが経ちました。それでも忘れないで,真面目に取り組む皆さんを本当にすごいと思います。4月から 「五日市南小学校の子どもはすごいな。」 と思うことがたくさんありましたが,今日も本当にそう思いました。 特に素晴らしかったのは,6年生です。6年生は学校のリーダーとして,このようなところでも皆さんの手本を示してくれます。そして,6年生と同じように素晴らしかったのは,5年生です。ついこの間までの5年生の傘立てとは,見違えるほどになりましたよ。五日市南小学校の高学年が前向きに取り組んでくれるので,小さい学年の人たちも見習って,もっときれいにそろえようとすると思います。5年生・6年生が,こうしてよりよい学校の空気を作り出してくれていることをありがたく思います。 ふわふわ言葉「がんばれー!」 という言葉でした。体育の時間,雲梯に挑戦する友達を応援している言葉でした。子どもたちの声が心地よく響いてきました。 圧巻昨日の学校朝会での「そろえる」という話を受けて,最高学年の姿をここに見せてくれました。靴のかかとをそろえて靴箱に入れています。 もう一つ感動したのは,担任のメッセージ「かかとの美しさは,あなたの心の美しさ」です。くつばこにそっと貼ってありました。さらに,「高学年 かかとで違い 見せつける」というメッセージもありました。子どもたちにそろえることを意識づけるために,早速工夫していることを有難く思いました。 そろえる「きっとこの子どもたちは,すぐに取り組んでくれるだろう。」 と期待を込めて。 そして,大休憩後,昼休憩後と,靴を履き替える機会が多い時間帯に靴箱に行くと,ご覧のとおりです。期待にきちんと応える子どもたちを誇りに思います。 爽やかな気持ち子どもたちの爽やかな笑顔に,こちらまで爽やかな気持ちになりました。日頃から, 「あいさつをしましょう。」 と呼びかけている私ですが,今日は児童会の子どもたちから,笑顔であいさつすることの大切さを教えてもらったように思います。 御礼たくさんの保護者や地域の方も,子どもたちの下校時刻に合わせて,外に立ち,見守りをしていただいていたと聞いております。子どもたちの安全を守っていただいたことに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 お陰様で,子どもたちは無事に下校することができました。 早速
給食時間に次のような放送をしました。
【校長の話】 4月には, 「挨拶をしっかりしましょう。」 と皆さんに伝えました。今,挨拶をする人が驚くほど増えています。 5月には, 「ごみが落ちていないきれいな学校にしましょう。」 と皆さんに伝えました。今,以前よりごみが減ってきています。 「〜しましょう。」 と呼びかけると,すぐに取り組む皆さんのことを心から素晴らしいと思います。 さて,6月になりました。6月は,「そろえる」ことを頑張ってみましょう。そろえるのは,靴箱の靴と傘立ての傘です。靴箱には,靴をそろえて入れましょう。傘立てには,傘の持つところの向きをそろえて入れましょう。きちんとそろうと,気持ちよいですよ。 さて,昼休憩が終わった後,早速,靴をきちんとそろえて入れてある靴箱が目に入りました。放送からわずか30分後のことです。五日市南小学校の子どもたち,本当にすごいなと感心します。 |
広島市立五日市南小学校
住所:広島県広島市佐伯区海老園三丁目18-1 TEL:082-922-5138 |