最新更新日:2024/09/20 | |
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平和集会4校長の話 どの学年の発表も素晴らしいものでした。校長先生は心から感動しています。 また、平和集会にふさわしい態度で,参加することができました。 〜各学年の発表について(省略)〜 さて、今日は、五日市小学校の平和集会でした。 改めて、広島の子どもとして、大切にしなければならないことは何かを考えてみましょう。 広島は、世界で初めて,原子爆弾が落とされた町です。原子爆弾が投下された日時を言えますか?言える人手をあげてください。 昭和20年 8月6日 午前8時15分。たった一発の原子爆弾です。 リトルボール。小さな男の子という名前がつけられていました。 その一発の爆弾で、広島の町は一瞬のうちに破壊されました。そして,原子爆弾の「熱線,爆風,放射能」により,たくさんの尊い命が奪われたことはみなさんも知っていると思います。 「広島の子どもとして大切にしなければならないこと」 まず一つ目は、72年前にどんなことがあったか。それを知ることです。夏休みがもうすぐ来ます。 夏休みの自由研究で、原爆について本で調べたり、ここに「原爆と戦争展」というちらしがありますが、そういうところに行ってみたりするのもいいことだと思います。 原爆資料館にいくのもいいでしょう。しんちゃんのさんりんしゃの本物があります。 「広島の子どもとして、大切にしなければならないこと」 二つ目です。広島の事実に知ったら、それを伝えられる人になってほしいということです。 伝え方はたくさんあります。たとえば、今日は、5年生のPTCで外国の方が大勢来られるのですが、言語が違う人に、直接話して伝える。これはかなりむずかしいことかもしれません。しかし、絵や作文などで伝える方法もあります。だれかに、伝えるチャンスがあれば、ぜひ広島のことを伝えられる人になってください。 「広島の子どもとして、大切にしなければならないこと」 最後の三つ目です。広島平和公園では、8月6日の日は、被爆者追悼平和祈念式典が行われます。NHKのテレビでも中継されます。8時15分、平和の鐘が鳴らされます。市内電車は止まります。港の船の汽笛が一斉にならされます。それにあわせて、黙祷をしてください。 黙祷とは、原爆でお亡くなりになった方のご冥福をいのるために、目をつむって祈ることです。 広島の子どもとして、犠牲になられた方にご冥福をいのり、二度と過ちは繰り返しませんからと誓いましょう。 8月6日は広島市全体の慰霊の日です。そういう意味で、登校日にしておりませんので、それぞれのお家で、それぞれの場所で黙祷を行ってください。 「平和を愛する心」とは,五日市小学校のみなさん一人一人が今よりずっと優しくなり,みんながもっと仲良しになることだと思っています。 お話が長くなりましたが、よく聞いてくれました。以上でお話を終わります。 |
広島市立五日市小学校
住所:広島県広島市佐伯区五日市三丁目1-1 TEL:082-921-3288 |