最新更新日:2024/06/18
本日:count up2
昨日:44
総数:175565
やさしく まっすぐ たくましく

今日のこと(6年生)

画像1画像2画像3
道徳の時間に、「小さな勇気をこそ」の学習をしました。東井義雄さんの詩を使いました。小さな悪魔は日常の中にあふれています。落ちているゴミを見て見ぬふりをして拾わない、宿題を後回しにするなどです。

見て見ぬふりをしない、やるべきことを先にやるなどの「小さな勇気」が、いずれは「大きな勇気」へとつながります。感想の中で、「児童館祭りの後、公園に落ちていたゴミを3人の女子が拾っていました。しかもゴミを家に持って帰っていました。これは大きな勇気だと思います。」と言っているお子さんがおられました。これらを実行したお子さんは、日頃から牛乳パックを丁寧に畳み、1つのパックに全員分をまとめて入れています。また、誰に言われることもなく、毎日の目標を立てて手に書いています。どちらも自発的な行動なのです。このような「小さな勇気」が、学校以外の場所での「大きな勇気」へとつながったのだと思います。

さて、その直後の大休憩に、ある女の子が、公園にゴミを捨てないことを呼びかける学級通信を作っていました。心に感じたことを形にして、それを呼びかけるこの気持ちが尊いです。

また、図画工作科の時間には「風を感じて」の学習をしました。この学習は、「造形遊び」と言われるものです。高学年の「造形遊び」は、「材料や場所などの特徴をもとに工夫した楽しい造形活動」を目指します。今回の材料は、4色のP.E.テープと白い90リットルの袋、そして青い45リットルの袋でした。班ごとに「風を感じられる場所」を見つけ、活動していました。子どもたちの感想には「青い袋が風に吹かれていると海の中のようできれいでした」とか「テープが風に吹かれるとパタパタという音がして楽しい気持ちになりました」とか「鳥の巣をイメージして基地を作りました。巣が風に吹かれても巣の中には安心感がありました。班の旗が風になびいた時、わくわくしました。」などと書いてありました。

運動場の端から端までテープを伸ばして風を感じていた人たちもいました。

太陽の光を浴びてキラキラした光を帯びたテープや風の強さによって変わるテープの音や全身で感じた風の感覚が、子どもたちの宝物になったと思います。

片付けの後、テープをひとまとめにした袋を見て「クッションにならないかなぁ。」と言っていた女の子がいました。テープも袋も、子どもたちにとっては、ゴミではないのだなぁ、共に楽しんだ宝物なのだなぁとさえ感じました。










          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
学校行事
7/1 図書返却完了
7/5 学校朝会・納金振替日
7/6 読み聞かせ会・参観懇談(高学年・なかよし)
7/7 委員会
広島市立山田小学校
住所:広島県広島市西区山田新町二丁目21-1
TEL:082-272-5726