最新更新日:2024/09/25 | |
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平和登校日(平和についてのお話)
児童のみなさん、おはようございます。
先ほど、みなさんはテレビで平和記念式典の様子を見て黙とうし、 児童代表の「平和への誓い」を聞き、 「いわたくんちのおばあちゃん」のビデオを見て、 「アオギリのうた」を歌い、 平和について考えました。 わたしたちの住むこの広島にとって、 今日8月6日が、どういう日なのかがわかりましたか? 今から75年前の昭和20年8月6日午前8時15分、 世界で初めて、原子爆弾というとても恐ろしい爆弾が 当時戦争をしていた日本に、この広島に落とされました。 この広島に落とされた1発の原子爆弾で、 町は焼け野原になり、 たくさんの大切な命が奪われたのです。 その大切な命をムダにしないためにも、 今を生きる私たちは、 特にこの広島に生きる人(子どももみんな)は、 原子爆弾や戦争の恐ろしさと平和の大切さ、 そして原子爆弾によって傷を負った多くの人の思いを 未来に語り継いでいかなければなりません。 1年生と6年生のみなさんは、この前平和への願いを込めて、 折り鶴を折ってくれました。 平和を祈り続けること、とても大切なことです。 もうひとつ、みなさんにとって大切なことは、 平和を「できることからはじめる」ということです。 みなさんも友達と「けんか」をしてしまうことがあると思います。 人と人とは「けんか」でも、これが大きくなって国と国とのけんかになると 「戦争」になってしまいます。 みなさんは友達の嫌がることを言ったり、やったりしていませんか? 「これを言ったら相手はどう感じるだろう?」 「これをやったら、相手はどう思うだろう?どういう気持ちになるだろう?」 普段から相手の気持ちになって考えていますか? これができれば「小さな戦争」である「けんか」は起きないと思います。 戦争、原子爆弾は、身近な大切な人の命を奪ってしまいました。 だからこそ、二度とその過ち、失敗を繰り返してはならないのです。 そのためには、自分や家族そして友達を大切にして、 「小さな平和」を身近なところからつくっていき、 それを周りに広げていきましょう。 みなさんなら、できると思います。 |
広島市立五日市中央小学校
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