最新更新日:2024/09/19 | |
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何をしているところでしょうか?
今日の献立は,麦ごはん,高野豆腐の五目煮,はりはり漬,ぽんかん,牛乳でした。
ぽんかんは,ジューシーで,子どもたちもよく食べていました。 さて,今日はクイズです。1枚目の写真は今日の給食室で行われたことです。 一体なにをしているところか,わかりますか? ボールとお盆の上にあるのは,ちりめんいりこです。 はりはり漬に使われました。 ちりめんいりこを少しずつ,寄せていっている感じが出ています。 では,正解です。 正解は…「チリモン探し」です。 「チリモン」とは,ちりめんいりこにまぎれている小さな生き物のことです。 たまに,ふぐの赤ちゃんやイカの赤ちゃんがいます。 でも,給食室が見ているのは,それらではありません。(それらもあれば,取り除きますが…。) 給食室で一番,気にしているのは,エビが混じっていないかどうかです。 エビを食べるとアレルギー症状がでる人がいるため,エビが混ざったまま出さないように,ちりめんいりこのある日は,このように「チリモン探し」をしています。 今日はエビの赤ちゃんがたくさんいたので(写真3枚目),しっかり見るようにしました。 全部見るのに,約10分ほどかかりました。 この作業は,ちりめんいりこが使われるたびに,行います。 子どもたちに人気のひろしまっこ汁もちりめんいりこを使いますが,今日よりも量が多いので,15〜20分くらいかけてしています。 秘伝の割合です
今日の献立は,減量ごはん,わかめうどん,レバーのから揚げ,おひたし,牛乳でした。
レバーのから揚げは,2枚目の写真のように,味付きのものが届きます。 ここからが給食室の本領発揮。 味付けレバーなので,レバーの周りにタレがからんでいます。 このタレを全部つけたままでは,片栗粉をつけて揚げるときに,衣だけがかたまったり,衣だけ剥げてしまったりします。 一方,タレを全部落とすと,調理はしやすいのですが,食べる側としては,なんだか少し味が物足りないように感じたりします。 そこで,千田小学校では,秘伝の割合が登場です。 何袋かはタレをそのままにし,残りの袋はタレをきれいに落とします。(秘伝なので,数量は伏せます。) 3枚目の写真を見ると,タレがあるか,ないかでずいぶん色が違いますね。 そして,その2つをしっかり混ぜて,片栗粉をつけて揚げています。 こうすることで,見た目もきれいで,味もよく,レバーが苦手な人でも食べやすい「レバーのから揚げ」ができています。 今日も良く食べていました。 児童のみなさん,ありがとう!!! 小さく,小さく…
今日の献立は,麦ごはん,ひじきの佃煮,さけの塩焼き,みそすいとん,牛乳でした。
今日はごはんの残食率が1.3%と,とても少なかったです。 ごはんのおとも,ひじきの佃煮(これがとてもおいしいのです)があったことや,さけの塩焼きの塩気がしっかりしていたためかな?と分析しました。 しかし,今日,見ていただきたいのは,給食室はがんばった!のすいとんです。 給食のすいとんは小麦粉に上新粉,食塩を混ぜ,ぬるま湯でこねた後に,30分寝かせます。 写真(2枚目)でbefore after を表してみました。 少しわかりにくいのですが,30分置いた方が,きめが細かく,粘りが強い生地になっています。 こうすることで,すいとんのもちもち感が出るのですね。 さて,生地ができあがったら,給食室メンバー一斉動員で,すいとんをゆでていきます。(写真3枚目です。) 食器に生地を取り,スプーンで一口大をすくってはお湯の中に入れていきます。 同じゆで具合になるように,短時間でたくさん仕上げられるように,人数が必要になってくるわけです。 朝のミーティングでお願いしたことは,「大きさに注意して!一年生の顔を思い浮かべて!」ということでした。 もっちもちのすいとんが大きい状態で,一年生のところに届いてしまうと,一年生はいつまでもお口の中にすいとんが,噛んでも,噛んでもすいとんが…ということになってしまいます。 また,作る側としては,たくさんのすいとんをせっせ,せっせと作るので,時間の経過とともに,ついつい形が大きくなっていく…という給食室あるあるがあります。 今日は,釜を囲んで,それぞれが口々に「小さくよ,小さくよ…。」とつぶやきながら,そして「大きくなりよるよ!」と声を掛け合いながら,作りました。 努力のかいあって,校長先生の検食を釜から取るときに,すいとんが沈むためもあるのですが,「すいとんが見つからない…。」と私がつぶやくことになりました。 それくらい他の具材と同化した,ちょうどいい大きさに出来上がりました! 脱脂粉乳ふたたび…
今日の献立は,広島カレー,フルーツミルクあえ,牛乳でした。
さて,今日のテーマは脱脂粉乳です。 調理員さんからは「脱脂粉乳は前も写しましたよ!」という話があったのですが,子どもたちから「脱脂粉乳ってなんですか?」と聞かれたり,「ミルクあえに入っているのは,牛乳ですか?ヨーグルトですか?」と聞かれたりするので,あえて,取り上げてみました。 脱脂粉乳とは,1枚目の写真のようにさらさら〜としたものです。 牛乳から脂質を取り除き,乾燥させたものです。 現在のものは,食べやすいように,加糖脱脂練乳なども使ってあるようです。 この辺りに今の脱脂粉乳を知っている人と,戦後の給食で脱脂粉乳を飲んだ人の認識のずれが生じるようです。 アメリカなどから届けられた昭和20年代の脱脂粉乳は,その名の通り脱脂して粉末にした牛乳だったのだと思われます。 それをお湯で溶いただけならば,甘味がないと思います。 小学生にとっては,「おいしくない!」と思えたことでしょう。 …余談でした。 このさらさら脱脂粉乳を缶詰のシロップで溶いたものを,シロップを切った果物に混ぜていきます。(2枚目の写真です。) これをみかんやパインがくずれないように,優しく混ぜて,出来上がるのが「フルーツミルクあえ」です。 おうちでは,シロップで溶かなくても,軽くシロップを切った缶詰の果物に混ぜると,きれいにできますよ。 お試しあれ。 旬の野菜ですねカリフラワーは旬の野菜です。 今日は給食放送のクイズを紹介します。 カリフラワーは何の野菜の仲間でしょうか? 1.キャベツ,2.たまねぎ,3.じゃがいも。 ちょっと簡単だったでしょうか? 正解はキャベツです。 食べる部分は花のつぼみになります。 写真2枚目のようにカリフラワーがたくさん集まると,花束のようですね。 さて,意外と苦手だという児童が多いカリフラワーです。 クリーム煮になると,わかりにくくなっていいなと思っていました。 そして,給食室でも心持ち小さ目に切りました。 実際,私は食べるときに,クリーム煮の白とカリフラワーの白とが,同化して,「カリフラワーはどこだ?」と思うくらいだったので,しめしめ,わからず食べるといいな…と思っていたのですが…。 片付け当番に来た給食委員に 「カリフラワーが入ってるのわからなかったよね?」 と聞くと 「給食放送でわかりました!」との答えでした。 給食放送が裏目に出たな…とがっかり。 しかし,残食を見たところ,全校でスプーン3すくい分くらいでした。 残食率にして,0.02%。 赤魚の竜田揚げに続いて,今月2回目の残食0になったのでした! あ〜,良かった! …で終わろうと思いましたが,今日はさらに素敵な写真が撮れたので,次の記事に続きます。 同じ食べ物なんだけど…
給食の写真は,朝のミーティングで当日のコンセプトを調理員さんたちにも伝えています。(忙しい合間を塗って,私のわがままに協力してもらっています。決して余裕があるわけではありませんっ!)
今日はカリフラワーを撮っておいてほしいな…とお願いしたのですが,昼前に給食室に戻り,カメラを確認して,思わず大笑いしてしまいました。 そこには,私が指定した以外の写真が…。 1枚目の写真です。 なんと大きなじゃがいもでしょう!!! 向かって右側が通常サイズです。 少し前に出しているので,さらに大きく見えますが,顔の1/4くらいは占めるくらいの大きさです。 「今日は大きいじゃがいもだったんだなー。」と次の写真(2枚目の写真)を見て,さらに大爆笑です。 違いすぎるっ!!! 自然のものなので,大小あるのは仕方ないのですが,今までは大きいじゃがいもだけ,とか,小さいじゃがいもだけ,ということはあっても,ここまで混合になっているものはなかったので,私自身「こりゃ〜,珍しい写真だな。」と思いました。 こんなに差があるじゃがいもでも,火の通りが均等になるように,同じ大きさに切っていきます。(5,6年生のみなさーん。ここ,家庭科で習ったところですよー!給食室でも実行しているんですよー!) そこが給食室の腕のみせどころですね。 さて,最後にご紹介するのは,本日のほんわか写真です。 先日,6年生が床に落ちた汁物を拭きに来てくれたことをお伝えしましたが,今日は2年生が来てくれました。 雑巾を持って,ごしごし拭いてくれました。 「写真を撮ってもいい?」と聞いたら,満面の笑みを向けてくれたのですが… 「ごめーん。ホームページに載せたいから,下を向いてくれる?」とお願いして撮れた写真です。(ひどい。) 本当はあの笑顔をお届けしたかったです。 まさに,自ら進んで「ふくぞー!」という気持ちのこもった笑顔でした。 2年生さんは給食の先生が「もういいと思うよ。」と声をかけるまで,一生懸命,濡れているところを探して拭いてくれました。 どうも,ありがとう!!! お世話になりました!!! みかんを食べる前にすることは…
今日の献立は,玄米ごはん,麻婆豆腐,ひじきの中華サラダ,みかん,牛乳でした。
今日は久々にデザートがつきました。 みかんです。(でも1/2個でした。) おうちでみかんを食べる前になにをしますか? 皮をむきますよね? 給食では子どもたちが皮を剥いて食べる前に,給食室の中で数を数えたり,今日のようにカットしたりということがあるのですが,さらにその前にすることがあります。 それは,みかんを洗うこと!(写真2枚目です。) それも3回洗います。 1回目は水で流すだけでなく,不織布を使って,表面をひとつずつこすり洗いをします。 果物の洗浄だけに,お湯でするわけにもいかず,冷たい水を使います。 手がかじかんでも,がんばって洗います! これは国の方法として決められていることです。 おうちでみかんを洗うことはそうそうないですよね。給食独自の方法ですね。 そして,洗うといえば…3枚目の写真です。 実はひじきも3回洗っています。 乾物ですが,天然のものなので,小さな石や海藻のくずなどが付いていることがあります。 それらが給食に入らないようにするためにも,洗っています。 こちらは,少しだけお湯を使います。 ついにこの日が来てしまった…
今日の献立は,麦ごはん,ホキの天ぷら,煮ごめ,ひろしまっこ汁,牛乳でした。
今朝,タイトルの言葉をつぶやいた私です。 煮ごめ… 写真の通り,煮物の中に小豆が入った料理です。 小豆が入っているだけで,決してあんこが入っているわけではないのですが,「あんこが入っている!」と子どもは思ってしまう見た目なのです。 熱心に給食指導をしてくださる先生から「煮ごめだけはどうにかしてもらえませんか?」と言われたこともあるくらい,残食の多い料理です。 (過去には10%を超えたことも…。) そんな状況になることが予想される料理だったため,冒頭のつぶやきになったわけです。 例年,煮ごめは,大おかずで出ていましたが,今年は小おかずで,それも魚の天ぷらの添えになりました。 つまり量は半分以下になっています。 しかし,それだけでは油断できません。 次の手として給食放送を使用しました。 「小豆の大きさにそろえて野菜を切るのは,とても手間がかかります。給食室の先生ががんばって切った野菜です。おいしくいただきましょう。」という文言を入れ,子どもたちの良心に訴えてみました。 (今日の写真は,そのコンセプトで撮ってみました。) また,給食放送を担当した給食委員も放送の最後に「給食の先生たちが朝早くからがんばって作ってくれた給食です。残さず食べましょう。」というコメントを入れてくれ,「いいぞ,いいぞ。」と思いつつ,給食を食べました。 そして,たぶん,今まで食べたことがないであろう1年生のクラスに行ってみたところ,すでにボールの中は空っぽで,多くの子どもたちの皿の中も空っぽでした。 「1年生さん,すごいねーっ!!!空っぽになっているよーっ!!!」とひとり興奮する私。 対して,子どもたちは「なにをそんなに,さわいでいるの?」というような平常モード。 「給食おいしいよー。」といって,いつも通りに食べていました。 小豆だけ皿に残っている子もいましたが,「この皮だけでも食べてみたら?」を声をかけたところ,「ぱくっ。」と食べました。 私はすっかり拍子抜け。 他の学年もよく食べており,最終的な残食率は1.24%でした。 心配はすっかり杞憂に終わりました。 あ〜,良かった! 骨抜き…いや,板抜きです。
今日の献立は,ごはん,おでん,甘酢あえ,牛乳でした。
先週の金曜日にお伝えした板抜きかまぼこが早くもご紹介できる運びとなりました! (たまたま金曜日と月曜日に使用があっただけですが…。) 2枚目の写真を見ていただくと…長さは変わっているけれど,あまりよくわからない…。 ちょっと角度を変えた3枚目の写真を見ていただくと…ぐにょんぐにょんぷりがわかっていただけるかと思います。 まさに骨抜き状態。 かまぼこの板って,重要なんですね。 ありがとう!
この写真。
給食の運搬後の廊下を写した写真です。 ふと気づくと,6年生の男の子が床を拭いてくれていました。 きっと給食運搬中にこぼれた汁の後を拭いてくれているのだと思い,お礼を伝えました。 すると… 「給食当番は配膳をしなければいけないので,代わりに来ました。」と言って,持参したペーパーで,せっせとこぼれた後を拭いてくれました。 彼のそばには,拭いた後のペーパーがこんもりしていきました。 そうこうしていると,別のクラスの6年生が同じように床を拭くために来てくれました。 「あ,〇〇くんがだいぶ拭いてくれたから,大丈夫だよ。」と声をかけました。 そして,〇〇くんに「拭いた後のゴミを持っておいで。ここに捨てていいよ!」と声をかけたところ,まだ座って拭いていた〇〇くんが立ち上がるより先に,後から来た男の子が〇〇くんが拭いてできたゴミを持ってきてくれました。 どちらの6年生もかっこいいな…と思いました。 比べてみました パート2
今日の献立は,ごはん,赤魚の竜田揚げ,紅白なます,豆腐汁,牛乳でした。
今月の献立テーマは,「食文化を知ろう」のため,お正月に食べる料理が給食によく出ます。 雑煮,えびと大豆の甘辛煮,栗きんとん,黒豆のはじき揚げ…に続いて,今日は紅白なますでした。 日本人は昔から,おめでたいときには,紅白の色を使ってきました。 本日の比べてみましたパート2(その1)は,紅白なますに使った金時人参と西洋人参です。(写真2枚目です。) 横に並んでせいくらべしてみました。 私自身も比較してみて,こんなに違うのか〜とびっくりしました。 長さも色もまったく違います! 「赤いにんじん」とよく言いますが,それは日本古来の人参のことなんだな〜と再認識しました。 確かに西洋人参で紅白なますを作るよりは,昔から日本にある金時人参を使った方が,紅白がはっきり出て,おめでたい感じがします。 まったく関係ないですが,並べたときには2つの人参は離して置いたそうですが,勝手にころころ転がって,寄り添い合うようにぴったりくっついたそうです。 そこで,写真をぱちり。 ちょっとかわいいですね。 比べてみましたパート2(その2)は,かまぼこです。 豆腐汁に使われたのですが,スーパーなどで売っているかまぼことは,ちょっと違います。 白いかまぼこなので,はっきりわかるように,タライの中に入れて撮影しました。(写真3枚目です。) かまぼこは,給食で子どもたちが使っている箸とたけくらべです。 箸は長さ20センチメートルです。 家庭で使うかまぼことずいぶん長さが違いますね。 また,板も付いていません。 板がなく,長ーくなっているかまぼこは,持ち上げるとぐにゃんと曲がります。 次はその姿もぜひ,見てもらいたいなと思っています。 お楽しみに! 新料理登場!じゃがいものカレー炒めは,広島市の給食で初めて出た料理です。 まず,油で牛肉を炒めます。 そこに玉葱,人参を加えて,さらに炒めます。 千田小学校では,ここでしょうゆ,食塩,こしょう,カレー粉で味付けをしました。 最後にゆでたじゃがいもを加えて仕上げです。 この料理のポイントは,じゃがいもをゆですぎないこと。 そして,炒め物なので,手早くささっと仕上げること。 ゆですぎたり,炒めすぎたりすると,じゃがいもを炒めるときに練るようになってしまい,ねっとりとした料理になってしまいます。 じゃがいもをさっとゆでて,手早く炒めることで,他の料理のようにほっこり,むっちりとした食感ではなく,ちょっとさくさくした感じの歯ごたえある食感になります。 新しい料理にも拘わらず,残食率が0.64%ととてもよく食べていました。 また,今日の豚肉と野菜のスープ煮には,冬野菜の代表である「かぶ」を使いました。 納品されたかぶを見ると,きれいな葉はついていたので,急遽,塩もみをして,ゆでて,スープ煮に追加しました。 緑色がきれいでした。 広島市が目指す「わ食(和食・輪食・環食)」の「環食」として,環境に配慮した給食になるように取り組んでいます。 ふわふわ♪
今日の献立は,ふわふわ丼,おかかあえ,黒豆のはじき揚げ,牛乳でした。
本校のふわふわ丼は,その名の通りふわっふわの仕上がりになるように,工夫しています。 その秘密は… 豆腐の切り方!! 切り方…というより,崩し方です。 発案した給食センターの方に聞き,「網でつぶす」という方法を教えてもらいました。 網の中に豆腐を入れて,上から,ぎゅっと押していきます。 冬はとても手が冷たくなる作業です。 つぶされた豆腐としっかり溶いた卵が混ざりあって,ふわふわの丼ができました。 奇跡の一瞬〜間違い探し〜
給食室の調理風景を写した写真です。
1枚目の写真に普段と違うところがあります。 どこでしょう? (拡大してもらうと,気づいてもらえるかもしれません。) 正解は… お湯が出る蛇口の上にしいたけがのっている…でした。 (2枚目の写真が拡大図です。) 誰ものせた記憶はなく,ねぎを洗う前に戻したしいたけが,水を切る拍子に飛び出して,蛇口にのったと思われます。 その場にいた数名の調理員さんは誰も気づかず…。 そのままねぎを洗っていた…という奇跡(?)の一瞬を収めた写真です。 ちなみに…ひとりぽつんと残されていたしいたけは,個別に流水できれいにしてもらい,他のしいたけ軍団とともに,おいしいふわふわ丼になりました。 栗きんとん・・・栗きんとんは給食室でさつまいもから作ります。 実は滑らかな栗きんとんを作るには,下処理からの作業が大事になります。 皮が残らないよう,そして,中心部をなるべく使うように,皮を厚めに剥きます。 汁などに使うときに比べて,かなりガッツリ剥きます。 (さつまいもは,輪切りにした時に,皮から数ミリの位置に薄い輪が見えます。そこまで削ると,いい感じに滑らかにできます。) そして,ひたひたの水で柔らかくなるまで煮ていきます。(写真2枚目)です。 簡単につぶせるくらいに柔らかくなったら,湯を少し減らして,さつまいもを練っていきます。砂糖とちょっぴりの塩を加えることで,艶のあるきんとんになります。(写真3枚目) そこに栗の甘露煮を入れて完成です。 今日は食べなれていない子どもが多くみられました。 児 童「全部,食べたことがないものばかりだった。」 栄養教諭「それは勇気がいったねぇ…。で,一口は食べたん?」 児 童「食べた。」 栄養教諭「えらかったねぇ!!!」 という会話をしました。 そんな中,クラスの残食を片付けに来た児童に声をかけました。 栄養教諭「あら〜。残っちゃったね。今日のは,おいしくできたのに…。」 児 童「ぼくは食べました。ぼくは,栗きんとんを食べたことなかったんです。」 栄養教諭「そうなんだー。食べてみて,どうだった?」 児 童「おいしかった!」 栄養教諭「そりゃ〜〜〜,良かったねぇ!!!」 すると,その子は去り際に, 「今年,家のおせちでは栗きんとんを食べなかったから,来年は家のおせちでも,栗きんとんを食べてみようと思います。」 といって去っていきました。 給食は,食べず嫌いを克服するきっかけになるんだな…としみじみ思いました。 機械ってすごいですねさて,給食のビーフシチューには,じゃがいもがたっぷりはいっています。今日のシチューには一人当たり50g使用しています。 全校児童分を計算すると30kgを超えます。 これを全部手でむくと大変です。 そこで登場するのが写真の一枚目。 球根皮むき器です。 どうやって使うかというと,上の丸いところから皮のついたじゃがいもを入れます。 水を流しながら,筒の中でごろごろと周りながら,皮を削ります。(写真2枚目) ちょうどいい削り具合になったら,水を止めずに横についているふたを開けます。 すると,勝手にじゃがいもがごろごろごろ〜と出てくるようになっています。(3枚目) 時間が限られる給食現場では,ありがたい機械です。 背くらべ
今日の給食は,麦ごはん,じゃがいものそぼろ煮,ごまあえ,牛乳でした。
じゃがいものそぼろ煮は,牛肉と豚肉,さつま揚げ,じゃがいも,糸こんにゃく,たまねぎ,人参を使っています。 その中の糸こんにゃくについて。 子どもたちが食べるときは4〜5cmくらいの長さの糸こんにゃくですが,給食室で扱うときには,少し違います。 写真2枚目をご覧ください。 本校の給食室が誇る美女に,糸こんにゃくと背比べをしてもらいました。 美女の身長は153.8cmです。 それより長〜い糸こんにゃくです。 美女,背伸びをしています。 料理の中に入っている糸こんにゃくが短いのは,給食室で切っているから。 業者さんが運んでくれる糸こんにゃくは,こんなに長いのです。 1月5日のクイズの回答です
さて,昨日のクイズ。
考えてみていただけたでしょうか? 左右どちらの刃がせん切りを作るための刃でしょうか?というクイズでした。 正解は…写真1枚目に掲載している右側の刃でした! 2枚目に拡大写真を載せています。 縦に切るためのたくさんの刃と,横に切るための1枚の大きな刃がセットでついていることがわかるでしょうか? この2つの刃によって,食材が細長くなって出てくることになります。 ちなみに,左側の刃(写真3枚目)を使うと,きゅうりの輪切りなどができます。 さばの塩焼き?さて,写真2枚目。 袋詰めになったものの表面をきれいに洗って,ざるにあげています。 矢印の先,ざるの中にあるものは何でしょう? これは「さばの塩焼き」です。 塩焼きなのに,焼く工程の写真はありません。 実は魚の焼き物は,すでに調理されたものが10切れずつ真空パックになって,学校に届きます。 それを3枚目の写真のように,ゆでて温度を上げて,給食に出しています。 ほとんどのものが手作りの学校給食ですが,広島市で唯一できないのが,焼き物です。 調理場に焼き物機がないため,このような形で魚の焼き物を提供しています。 今日は給食室の機械にちなんだクイズです。
あけましておめでとうございます。
今日は年明け,初めての給食でした。 献立は,豚丼,ごま酢あえ,牛乳でした。 豚丼は何度か給食に出ている料理なのですが,今日はいつもの豚丼にじゃがいもが入っていました。 そのじゃがいもは,せん切りにして豚丼に入れたのですが,手で切っていては,時間内に給食ができないので,機械を使ってせん切りにします。 ここでクイズです。 下記にあります2枚目の写真。 これは「裁断機」という機械の刃なのですが,この2つの刃のうち,3枚目の写真のようにせん切りにする刃は左右,どちらの刃でしょうか? 今日,実際にじゃがいもや人参のせん切りに使った刃を撮影してみました。 答えは,明日のHPで。。。 |
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