最新更新日:2024/05/24
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

卒業生からいただいたメッセージ

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 卒業を前に、卒業生が10人程の集団となって校長室を訪ねてきてくれました。

 初めに、一人の男子が、次のようなメッセージを伝えてくれました。
「校長先生、長い間、ありがとうございました。校長先生から、(教科などの)勉強のことはほとんど教えてもらいませんでしたが、人としての生き方のような大切なことを教えてもらいました。僕は、少し、そのように自分を変えることができました。ありがとうございました。」
 いつも教室で発表している時のように、上手に思いを話してくれました。

 そのあと、一人ひとりと握手をして、笑顔でお別れをすることができました。
 みんなとってもよい笑顔をしていました。

卒業証書授与式 3

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 卒業生と在校生によるお別れの言葉では、よく通る張りのある声が会場に響き渡りました。全校合唱も、卒業生による合唱も、とても美しい調和のとれた歌声が、会場を満たしました。
 子供達が1年間、2年間、3年間、4年間、5年間、そして、6年間と培ってきた力がもてる力が、十分に発揮されたと感じました。
 とても素晴らしい子供達だと思いました。

 松井市長や稲野PTA会長から、こんな子供達に、たくさんのお祝いの言葉、お褒めの言葉、励ましの言葉、はなむけの言葉をいただくことができました。松井市長からは、本校の取組の成果が児童の姿となって現れていることを高く評価いただくとともに、「継続は力なり」「温故知新」の言葉を贈っていただきました。稲野PTA会長からは、これまでの6年間を振り返るとともに、これからの人生を歩んで行く上でとても大切な言葉「花よりも花を咲かせる土になれ」をいただきました。
 いずれも、本校と広島市・広島市教育委員会、そして、PTA・地域諸団体が連携し、しっかりとつながっていることを実感することができ、心から感謝した次第です。

 神崎小学校の強みは、学校と家庭と地域、そして行政が一つとなって、まちぐるみで子供を育てる環境があるということです。これからも本校の子供達、そして、卒業生をあたたかく見守っていただきたいと思います。

<稲野PTA会長お祝いの言葉>
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 第109回神崎小学校卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 後ろから見ていると、ランドセルだけが歩いているようにしか見えなかった新1年生の時から今日まで、たくさんのことを学び、楽しく過ごしてきたことと思います。皆さんが神崎小学校で育った6年間には、途中で転校してきた仲間、また、転校していった仲間との、出会いと別れがありました。
 そして、今日ここに、68名の仲間と卒業式を迎えることができました。一緒に学んだ68名の仲間は、いつまでも大切な友であり、一生の宝物になることでしょう。
 その仲間たちと楽しんだ遠足や運動会、わいわい神崎、先日、後輩たちに校章旗を引き継いだ6年生を送る会、たくさんの時間を共に過ごしてきました。
 毎日、近くで励ましてくれた友達、熱心に指導してくださった先生方、優しい目で毎朝見守って下さった地域の方々、今日まで精一杯愛情込めて育ててくれた家族の方々、その皆さんに感謝の心を持ってください。

 これから中学、高校へとはばたく皆さんへ、私から1つ贈りたい言葉があります。
 それは、「花よりも花を咲かせる土になれ」という言葉です。
 人はみんな美しい花に目が行くものです。しかし、その花が咲くには、土台となる土がなくては花は咲きません。目立つ花よりも、目立たない土が重要だという意味です。
 これからの中学、高校という年頃は、隙を育て、土を耕す時期です。土を育てるというのは、自分の心と体を育てるという意味です。
 また、勉強、部活動もやって、体も鍛えてください。そうすることで、心と体が育つのです。
 水や栄養をたくさん蓄えた、立派で丈夫な土を作ってください。
 目立たない、面倒臭いことかもしれません。しかし、それがとっても大切なことなのです。この中学、高校と作った地は、やがて皆さんが美しい花を咲かせる土台となることでしょう。心が変われば、行動も変わります。
 また、これまで6年間取り組んできた躾の三か条をこれからもずっと取り組んでください。皆さんが将来結婚して、家庭をもった時にも、続けてください。家庭で継続すると同時に、いずれは、皆さんがこの地域を背負って、心温かく、素晴らしく、美しい街を作ってください。

 高西校長先生を始め教職員の皆様、6年間、子供たちを温かく見守っていただくとともに、ときには厳しくご指導いただき、ありがとうございました。
 特に、6年前に始まった「笑顔輝け!神崎っ子運動」では、先生方のご協力をいただき、PTAや子ども会を始めとする地域の諸団体、家庭が一体となって、まちぐるみで子供たちを育てることができたと感じています。卒業生の保護者を代表して、御礼申し上げます。

 最後になりますが、卒業生の皆さん、神崎小学校は心のふるさとです。この神崎小学校を一生忘れず、宝物にしてください。そして、中学、高校、大人になって胸を張り、神崎小学校の卒業生ということを誇りに思ってください。
 皆さんのこれからの活躍を心からお祈りして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。
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卒業証書授与式 2

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 卒業証書の授与では、本番でとても緊張していたと思いますが、卒業生全員が、きちんと私の顔を見てくれましたので、きちんと呼吸を合わせて礼や授与を行うことができました。
 一人一人の顔を見ることができ、とても幸せでした。また、一言、お祝いや励ましの言葉をかけた時、とても素敵な笑顔が返ってきたりして、喜びで胸がいっぱいになりました。
 やりたいことを見つけ、それに夢中になることができるよう、そして、元気にこれからの人生を歩んでくれることを願うばかりでした。

<校長 お祝いの言葉>
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 六年生の皆さん、卒業、おめでとう。
 
 本日は、皆さんの卒業を祝うため、広島市長 松井一實様、PTA会長 稲野龍直様、神崎学区団体長会議顧問 前山雄一様をはじめ、多くの御来賓の方々がおいで下さっています。
 また、皆さんを愛し、育んで下さった御家族が、皆さんの晴れの姿を一目見ようと、おいで下さっています。
 お世話になった方々や家族のことを思い、感謝の気持ちを胸に、過ごしてください。

 御来賓の皆様、本日は、御多用の中、御臨席を賜り、誠にありがとうございました。卒業していくこの子供達を、これからも温かく見守ってくださいますよう、お願い申し上げます。(礼)

御家族の皆様、この度は、愛し育んでこられたお子様の御卒業、誠におめでとうございます。この素晴らしい子供達の教育に携わるという、名誉ある機会に与ることができましたこと、また、学校に対し、御理解・御協力を賜りましたことに、職員を代表し、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。(礼)

 それでは、これから卒業生の皆さんに最後の話をします。テーマは、「志高く美しく」です。
 
 この校訓は、皆さんが本校に入学した、平成二十五年四月に定められました。
 「志」や「美しく」という言葉は、「自分のことよりも、みんなのことを」、「世のため、人のために」という思いから生まれた言葉です。また、こうした思いを実現するために、努力する、行動する、という決意の念を含む言葉です。
 つまり、この校訓には、人々を幸せにし、笑顔でいっぱいの世の中を創りたいという強い望みをもった人に育って欲しい、心と体と頭を鍛え続け、美しい人生、よい人生を歩む人になって欲しいという願いが込められているのです。

 また、この校訓は、神崎学区において「子どもは地域の宝。学校・家庭・地域が一つになって、みんなで子どもを育てよう。」という呼びかけのもとに始まった、神崎版まちぐるみの教育「笑顔輝け! 神崎っ子運動」の大本になる、最も大切な目標、切なる願いでもあるのです。そして、皆さんが一年生になったその年から、神崎学区で、この願いを実現するために、「躾の三か条」の取組が始められました。
 皆さんは、こうした学校や家庭、地域の願いに包まれて、六年間、大切に育まれてきた最初の卒業生であります。

 そして、皆さんが二年生になった四月、「神崎っ子の誓い」ができました。この誓いは「みんなを笑顔にするために」に始まり、「私も笑顔になるために」で終わるもので、ここにも校訓の精神が込められているのです。
 人は、人のために生きてこそ、人となり、人としての幸せ、喜び、安らぎ、そして、生きがいを味わい知ることができるようになります。「みんなを笑顔にするために」という思いを忘れず、人生を歩み続けて欲しいと思います。

 この「神崎っ子の誓い」の六か条は、いずれも昔から大切にされてきた人としての「道」を教えています。中でも、一番目の「自分に負けてはなりません。」、二番目の「嘘をついてはなりません。」、三番目の「いじめをしてはなりません。」は、克己勉励、誠(まこと)、仁愛・忠恕という、「神崎っ子の誓い」の要となる大切な教えです。
 では、これから少しの間、一番目に位置付けている「自分に負けてはなりません。」について、考えてみましょう。

 東洋の聖人、孔子は、「己に克ちて、礼に復るを仁となす。」と教えました。
 西洋の哲学者、プラトンも、「最も重要で偉大な勝利は、あなた自身を征服することである。あなた自身に征服されることは、最も恥ずべきことである。」と教えています。
このように、昔から世界中の多くの聖人・賢人によって、己に克つこと、自分を制することの大切さが説かれてきました。

 「嘘をついてはいけない。」
 「人を傷付けてはいけない。」 
 「人のものを盗んではいけない。」

 人は誰でも、このような人として行うべき「道」や大切な決まりごとがあることを知っています。しかし、知っている、理解しているからといって、それを実行できるかというと、人間、必ずしもそうとは限りません。

 「『誰も見ていないから大丈夫。』『少しぐらいならいいじゃないか。』といった誘惑
の声に負けてしまった。」
 「ただのおふざけや冗談だからまぁいいかと思ってやった。」
 「よいことだと分かってはいたけれど、勇気がなくてできなかった。」
 こんな状態をここでは「自分に負ける」という言い方で表しています。

 「自分に負けないで、してはならないことは絶対にしない。しなければならないことは必ずする。そのために、心や体を鍛え、整える。そして、心や態度、行動をコントロールする。」
 私達は、こんな強い思いや力、態度を身に付けなければなりません。それができると、自分に対する自信や自尊心が生まれ、自分の可能性を開花させる力を得て、前向きで、真に自由な生き方ができるようになるからです。

 講学の道は敬天愛人を目的とし、
 身を修するに克己を以て終始せよ。
 
 天は人も我も同一に愛したもう故
 我を愛する心をもって 人を愛するなり。

 皆さん一人一人が、よき人生、美しき人生を歩み、生きる真の喜びを味わい知ることができるよう、志を高く掲げ、真理の光、良心に従い、人として正しい道を歩み続けることを、今日、改めて決意されることを願っています。
 皆さんは、六年生になり、益々落ち着いた穏やかな態度で学び、行動できるようになりました。そんな皆さんを、下級生は慕い、憧れの気持ちをもって見詰めてきました。
私は、皆さんを誇りに思っています。皆さんに支えられ、励まされて、この六年間を喜びの中で過ごせたことを、心から感謝しています。

 美しくあれ
 雄々しくあれ
 そして、負けるな
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卒業証書授与式 1

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 平成31年3月20日(水)、第109回卒業証書授与式の日。

 今年も、7時35分から中庭に出て、登校してくる在校生達を迎えました。
 「今日は、卒業式。6年生のために頑張りましょうね。」
 「宜しくお願いしますね。」
 今朝は、「はい。」という返事や、にこっとして応える顔が多く見られました。6年生のために頑張りたいという子供達の気持ちが伝わってきました。

 今年は、公務で大変お忙しい中、お祝いに駆けつけてくださいました松井一實広島市長をはじめ、広島市教育委員会野間泰臣指導担当部長、地域の方々を来賓にお迎えしました。
 式は、大変厳かで、凛とした雰囲気の中で始め、終わることができました。卒業生の入退場を含め、1時間20分の間、卒業生は勿論、1年生から5年生まで、とっても立派な態度で過ごすことができました。
 体育館に向かって渡り廊下を黙ってきちんと並んで移動する1年生や2年生の様子や、一人一人が元気よく挨拶していく4年生の様子を見ておられた松井市長は、「挨拶や規律が身に付いているなぁ。」とつぶやかれ、改めて「本校で取り組んでおられることが、きちんと子供達に身に付いていますね。」とお褒めいただきました。

 先生方が一つの方向を向いて同じように指導を重ねてくださること、そして、下級生が学ぶ、真似ることができるよう上級生が模範を通して教えてくれることのお陰であることをお伝えしました。

 式が終わった後の、校舎の中で行った6年生の見送り。私は、ちょうど1年生のそばで行いました。並び終わった1年生。みんなとっても素敵な表情でした。私は、「よく頑張ったね!素晴らしかったよ!」と声をかけながら拍手をして歩きました。すると、子供達のこぼれるような笑顔が返ってきました。頑張ったよという達成感が顔に表れていました。みんなとってもいい顔、笑顔でした。見ているだけで幸せな気持ちになりました。

徹底できる子供達、先生方 2

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 3月20日(水)、卒業証書当日。朝早くから、先生方が最後の点検と掃除をしてくださいました。登校してくる在校生を迎えるために、中庭にいた私は、次のような先生方の姿を見ることできました。

○ 体育館前や渡り廊下、体育館近くの運動場に落ちた葉を掃いている先生方。
○ 渡り廊下に沿って並んでいる1・2年生のプランターの枯れた花を摘んでいる先生方。
○ 最後の卒業生の花道近くのグランドの土をならしている先生。

 自分の割当について、また、それ以外についても、こんな風に徹底してくださいます。本校の先生方のこうした姿勢には、本当に頭が下がります。
 小さなことかも知れませんが、こうした取組一つ一つの積み重ねが、今の本校の子供たちの姿となって現れていると確信しています。

 卒業証書授与式本番に向けて、会場はすっかり整いました。

徹底できる子供達、先生方 1

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 3月19日(火)、卒業証書授与式の前日。5年生を中心に学校の掃除や会場の準備が行われました。

 掃除では、両膝をついて四つ這いになって廊下を一生懸命拭いている子供達、タイルとタイルの間の溝の部分まで注意して一生懸命に掃いている子供達、濡れ雑巾をとがらして階段の隅を一つ一つ丁寧に拭いている子供達の姿が、例年と同じように見られました。先生方も、全員が、一緒になって一生懸命に担当場所をきれいにしておられました。

 会場準備では、先生の指示に従って、てきぱきと机・椅子を動かしている子供達、全力で広い体育館を拭いている子供達、ゆがむことがないようによく見ながら椅子を並べている子供達の姿が、これも例年と同じように見られました。

 本校の子供達の素晴らしいところは、6年生を心を込めて送ることができるよう、全員が一生懸命に、徹底的に掃除をし、会場の設営を行うところです。そして、子供達のそばには、一緒になって体を動かしながら指導している先生方が必ずいらっしゃるということです。

卒業式の全体練習に思う

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 3月18日(月)の3、4校時に、卒業式の全体練習がありました。教室を出て廊下に並ぶ時からが練習でした。体育館に向かう渡り廊下を歩く1年生の態度が自信満々、堂々として、それは、それはもう大変立派でした。体育館の中での練習も、絶対に立派にやり遂げるに違いないと確信しました。

 練習本番では、1年生は、私の予想を遥かに超える程、立派にできました。1年生にとっては初めての卒業式ですが、1年生用の小さな折り畳み椅子に背筋を伸ばして座り続けることができました。横から見ると、床に付けた足が揃って動かず、とてもきれいでした。頭も動かず、私語など少しもありませんでした。歌や呼びかけも、お世話になった大好きな6年生のために頑張っているぞ!という気持ちが伝わってくる素晴らしいものでした。

 2年生以上も、6年生を筆頭に、大変立派な態度で1時間を過ごすことができました。
合唱も、呼びかけも、よく通る声でしっかりと行うことができました。

 6年生は、卒業証書授与の練習で、全員がはっきりと返事をし、礼儀正しい動きをしていました。演台の前に立つと、一人の例外もなく、私の目を見て、きちんとタイミングを合わせることができました。ですから、授与がとてもやりやすかったです。きちんと目を合わせてくれる6年生。とても立派だと思いました。

 2年生以上の子供達が、このように立派な態度で式に臨むことができるのは、先生方が、1年生の時から、1年1年、きちんと指導が積み重ねられてこられた結果だと思います。また、子供達が、1年生の時から、上の学年の模範に学びながら、一生懸命努力をし続けてきた結果でもあります。

 先生方や子供達に感謝です。

6年生の挨拶について

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 広島市では、元警察官で、児童生徒の安全を守るために、毎月2回、市立小学校の校内・学区内を巡回し、見守りを行ってくださる方がいらっしゃいます。

 3月18日(月)は、本校の巡回日で、本校担当の方が、いつも通り、朝の7時45分頃から、私と一緒に、登校してくる子供達を、中庭で迎えてくださいました。
 その方は、この6年間、いつも本校の子供達のよいところ、本校の先生方の頑張っているところを褒めてくださいます。今日は、6年生について、次のようにおっしゃいました。
 「どの学年も、みんなとてもよく挨拶をしている中で、特に6年生が、あんな風に笑顔で挨拶ができる子供が多いこと、また、校長先生の言葉掛けにあんな風に笑顔で返したりすることができること、そこが凄いです。6年生になると、大体、挨拶しても、無表情に通り過ぎて行く子が多いのですが・・・。」
 おっしゃる通り、確かに、私の顔をちゃんと見て挨拶をしたり、にっこりと笑顔で挨拶をしたりする子供たちが増えてきているように思います。
 体も大きくなり、立派なお兄さん、お姉さんになった6年生に、このように挨拶をしてもらうだけで、私はいつも幸せな気持ちになっています。

 笑顔は、相手にとっても、自分にとっても、とても大事です。笑顔で人に接することができる子供を育て、もっともっと笑顔でいっぱいの学校にしていきたいと思います。

6年生を送る会に思う

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 3月1日(金)の3、4校時に「6年生を送る会」を行いました。たくさんの保護者、地域の方々には、参観においでいただき、、ありがとうございました。

 あたたかくて、張りのある、よく通る声。明るく楽しそうな表情。躍動感あふれる動き。体育館いっぱいの観客(?)を前にしても物おじを感じさせない演技。今年も、「やる時はやる!」、そんな子供達の姿を見ることができました。
他にも、素晴らしいなぁと思ったことが三つあります。

一つ目は、場合に応じて態度をぱっぱっと切り替えることができたことです。静と動、収縮と弛緩、といったメリハリをつけて行動できる子供達の姿を見ることができました。

 二つ目は、6年生に対する言動や拍手、態度を通して、下級生の6年生に対する親しみの情、感謝の念、なんとかして6年生を楽しませてあげたいという思いを感じ取ることができたことです。

 そして、三つめは、子供達の表情がとってもよかったことです。みんなとても楽しそうに、生き生きと取り組んでいました。

 こうした神崎っ子が育っているのは、保護者や地域の方々、先生方のお蔭であることは言うまでもありませんが、下級生がすべてにおいて最高学年である6年生の模範となる姿を見ながら学校生活を送れることを忘れてはならないと考えています。
 上の学年の姿を憧れの気持ちをもって見詰めながら、「神崎っ子」としてのあり方を学べる子供達は幸せです。そんな子供達と共に過ごせる私達教職員も幸せだと思います。
 神崎のよさ、伝統を、年々確実に継承していく素地ができつつあることを、嬉しく思い、感謝している毎日です。

「挨拶の鉄人」現る!?

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 2月6日(水)、朝、中庭で登校してくる子供たちを迎えていると、既に登校していた4人の6年生が教室から出てきて、飼育舎の横に並びました。
 「何かな?」と見ていると、どうも総合的な学習の時間「Kanzaki未来プロジェクト」の取組を始めるような会話が聞こえてきました。きっと神崎学区をよりよくするために「挨拶」をテーマに考えようとしているグループなのでしょう。

 そこまではこれまでもよくあることですが、驚いた、というか、嬉しくなったのは、その後の光景でした。

 4人は登校してくる子供達に挨拶を始めるのですが、門をくぐってくる子供達が、次々と4人の前に吸い込まれるように近付くと、その近くで立ち止まり、挨拶をして、お辞儀をしていくのです。ほぼ全員だったように思います。
 これまでもこうしたグループがこのような活動をしたり、昨年度まで学級毎に挨拶運動をしたりしていましたが、こんな風景を見たことはありませんでした。

 ○6年生の4人の子供達の挨拶を行う姿勢、態度、そして、表情が育っている。
 ○他の子供達についても全体的に挨拶の習慣がついてきている。
 ○6年生に対する親しみ度が更に高まっている。

 「この4人の6年生は、きっと「挨拶の鉄人」に近付いているんだろうな。仲がいいんだろうな。」
 そんなことを考えながら、私はずっと見ていました。

神崎を誇りに思う 〜6地区親睦ドッジボール大会〜

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 2月3日(日)、朝8時から、本川小学校のグランドで、「6地区親睦ドッジボール大会」が開催されました。途中から小雨が降り始めるあいにくの天気となりましたが、6小学校区の子供会の役員の方々、審判として奉仕してくださった方々のお陰で、子供達はとてもよい経験をすることができたと思います。

 試合の結果は、低学年チームが優勝、中学年チームが準優勝、高学年チームが3位決定戦で敗れて4位でした。
 試合結果以上に、これまで気付かなかった子供達の素晴らしさを知ることができたことが、私にとって喜びでした。また、勝ち負けの結果に関係なく、上級生が下級生を可愛がりしっかり応援する、下級生が笑顔で上級生を慕って大声で応援する、そんな光景を試合毎に見ることができたことは、とても幸せなことでした。
 後日、佐々木会長や他の役員の方々から、次のようなお話を伺いました。

○ 体育館に出入りをすることが多かったのですが、きちんと靴を揃えていたこと。
○ 大きな声で挨拶をしっかり行っていたこと。
○ 最後の試合となった高学年の3位決定戦では、みんなが「神崎!ちゃちゃちゃ!」と大きな声を出して、一体となって応援していたこと。

 特に、最後の応援については、他校の校長先生からも、「本当に神崎の応援はすごかった!神崎の素晴らしさを感じました。」とお褒めの声をいただきました。

 神崎を誇りに思い、神崎の一員であることを喜び、それを一体となって表現し、改めて体感することができた。
 こんな機会をいただけたことを、心から有難く、感謝しました。

総合的な学習の時間について

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 本校では、人生を「志高く美しく」歩む子供の育成を目指し、地域の御協力を得て、「総合的な学習の時間」を中心に「徳性の涵養を本体とし、まちぐるみで進める『志を育てるキャリア教育』」を実施しています。
 より充実した学びを実現するため、指導計画等を公開し、御意見等をいただきたいと考えています。御指導・御鞭撻の程、よろしくお願い致します。






○神崎版まちぐるみの教育「笑顔輝け!神崎っ子運動」構想図
○「徳性の涵養を本体とし、まちぐるみで進める『志を育てるキャリア教育』」構想図

○総合的な学習の時間 平成30年度 全体計画

○総合的な学習の時間 H30 年間指導計画 3年
○総合的な学習の時間 H30 年間指導計画 4年
○総合的な学習の時間 H30 年間指導計画 5年
○総合的な学習の時間 H30 年間指導計画 6年

○総合的な学習の時間 H30 学習指導案  3年
○総合的な学習の時間 H30 学習指導案  4年
○総合的な学習の時間 H30 学習指導案  5年
○総合的な学習の時間 H30 学習指導案  6年

○授業の流れ(掲示資料)H30   3年
○授業の流れ(掲示資料)H30   4年
○授業の流れ(掲示資料)H30   5年
○授業の流れ(掲示資料)H30   6年                

○公開研究会プレゼン H29 校長
○公開研究会プレゼン H29 教務主任
○公開研究会プレゼン H30年 教務主任

○平成29年度実施報告書 リーフレット
○平成30年度実施報告書 リーフレット

○研究推進計画について 平成29年度
○研究推進成果と課題について 平成29年度
○研究推進計画について 平成30年度

取組の成果
 ○全国学力・学習状況調査 学力調査  H30
 ○全国学力・学習状況調査 児童質問紙 H30

「広島ユネスコ活動奨励賞」を受賞しました!

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 平成31年1月26日(土)に「第21回広島ユネスコ活動奨励賞」(学校部門)を受賞しました。

 神崎学区では、平成25年度から、学校・家庭・地域が連携・協働し、校訓「志高く美しく」のもと、品格と逞しさを兼ね備えた子どもの育成を目指し、神崎版まちぐるみの教育「笑顔輝け!神崎っ子運動」を推進してきました。
 そして、本校は、この一貫として、「徳性の涵養を本体とし、まちぐるみで志を育てるキャリア教育」に取り組んでまいりました。

 この度の受賞は、こうした家庭・地域と連携・協働した本校の特色ある取組が評価されたものと、心から嬉しく感謝している次第です。
 保護者の皆様、地域の皆様、そして、本校の教職員とこの喜びを分かち合い、更に前進していく力とすることができればと願っています。

 「30年間継続し、50年後に花開き、100年後に豊な実りを迎える神崎の教育」を目指し、今後も職員一同努めてまいりたいと思います。

<授賞式での活動報告(概要)>
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 私達は、日本の学校の美しい原風景と、世界をリードする小学校義務教育の優れた実践を発信できる学校をつくりたいと、取組を重ねてまいりました。
 学校教育を支えるのは、家庭や地域の教育力と学校に対する信頼であり、学校・家庭・地域が一体となって、まちぐるみで子供を育てていくことが重要です。
 そこで、PTAや地域諸団体と協議し、平成25年4月に神崎学区全体の教育目標として、校訓「志高く 美しく」を定めるとともに、目指す子ども像として「(1)夢や志をもち、その実現に邁進する子ども (2)果敢に挑戦し、変化・成長する喜びを感じ、自分に自信をもつ子ども (3)ふるさとの歴史を理解し、伝統と文化を、誇りをもって語る子ども」を定め、神崎版「まちぐるみの教育」をスタートしました。
 そして、先ず、家庭で躾けるべき具体的な内容を示した「躾の三か条」、挨拶、返事、靴揃えの取組を、PTAが中心となってスタートしました。
 翌平成26年度には、PTAや子供会、体協などの地域諸団体が子供を指導する際、いつも同じ方向を向いて指導できるよう、「みんなを笑顔にするために」に始まり、「自分に負けてはなりません。」などの6か条が続き、「私も笑顔になるために」で終わる「神崎っ子の誓い」を作りました。
 学校では、学校教育目標を「夢や志をもち、ともに未来を切り拓く子どもの育成」に改めました。また、「躾の三か条」に関連付けて生活目標や学習規律を精選、焦点化し、指導の徹底を図りました。更に、「神崎っ子の誓い」の朗唱・暗唱を始めるとともに、これを補うために、論語、孟子などから24編を選定し、6年間の教育活動に位置付けました。
 そして、様々にあった教育活動を、(1)躾とよい習慣を付ける教育活動、(2)よりよい人生を送るための原則を身に付けさせる道徳教育、(3)まちぐるみで志を育てるキャリア教育、を3本柱に、校訓の実現に向けた一つの方向性のある取組となるよう、整理、再編しました。
 こうした中、例えば、「挨拶は、相手の目を見て、お辞儀して」「立ち止まり、笑顔で送ろう、挨拶を」といった神崎式挨拶が定着するとともに、上級生の模範に学ぶ気風が生まれ、学校生活全体が落ち着いたものになりました。また、何よりも、先生方や子供達が学校や自分に誇りと自信をもち、気持ちのよい笑顔や挨拶が見られるようになりました。地域や地域の人の生き方に学ぶ生活科、総合的な学習を重ね、6年生では、「一度は神崎を出てみたいけど、結婚したら神崎に戻り、ここで子育てをしたい。」「ソフトボールのコーチなどをして奉仕したい。」といった声が聞かれるようになりました。
 そうした変容を見てこられた地域の方々や保護者からは、本校の取組に対して変わらぬ支持をいただいています。
 取組のスローガンの一つ「30年間継続し、50年後に花開き、100年後に豊かな実りを迎える神崎の教育」を目指し、これからも、校訓「志高く美しく」のもと、一丸となって取り組んでまいります。
 この度の受賞は、教職員、PTA、地域にとり、大きな励みとなりました。誠にありがとうございました。
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優良PTA「文部科学大臣表彰」を受賞しました!

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 昨年10月16日に本HPにおいて報告いたしました通り、神崎小学校PTAは、平成30年11月21日(水)に、優良PTA「文部科学大臣表彰」を受賞しました。
 この賞は、広島市教育委員会、広島県教育委員会の推薦を受け、文部科学省において決定されたもので、創設以来、神崎小学校PTAの皆様による永年の御尽力が認められたものと、皆様と共に心より喜び合いたいと思います。
 近年の「笑顔輝け!神崎っ子運動」を中心とする神崎小学校PTAの取組について、広島市教育委員会、広島県教育委員会が、次の通りA4判1枚にまとめてくださいました。
 是非、一度御覧ください。

   → 報告書

 なお、授賞式につきましては、当日、神崎小学校で公開研究会が開催されることとなっていたため、欠席させていただきました。

オーディエンス賞を受賞 〜合唱クラブ〜

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 平成31年1月20日(日)、エリザベト音楽大学セシリアホールにおいて、広島県合唱連盟・エリザベト音楽大学主催「第13回ヴォーカルアンサンブルコンテストinひろしま」が開催されました。
 本校から合唱クラブ(指導 藤川教諭)が参加し、奨励賞とともに、観客に最も支持された演奏を行ったということで「オーディエンス賞」をいただきました。
 昨年2月に創設されたばかりで、これまで朝の始業前の時間などを利用して練習を重ねてきました。現在、部員は45名程で、今回のコンテストには、コンテストの規程により16名の選抜メンバーが参加する予定でした。しかし、インフルエンザのために3名が参加できず、13名での挑戦となりました。
 曲目は「地球星歌 〜笑顔のために〜」で、その歌の通り、13名全員がとっても素晴らしい笑顔で一生懸命に歌いました。子供達のその姿を見、歌声を聞いていると、平和やあたたかな思いを感じることができました。きっとそこに多くの観衆の支持をいただくことができたのだと思います。
 また、今までに経験したことのないような素晴らしい音響の舞台に立つことができたことは、これからの彼女達にとって、とっても価値ある経験となったことと思います。

一斉にしゃがんで

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 1月15日(火)の朝のことです。登校している子供達を中庭で迎えていますと、8時頃に校内放送がかかりました。インフルエンザの蔓延を防ぐために体育朝会を中止するというアナウンスでした。
 その時、正門、通用門の方を向いていた私は、何か違和感を感じました。通用門辺りにいた低学年の児童が、立ち止まり、しゃがんでいく様子が目に入ったからです。程なく、中庭にいた児童が全員その場にしゃがみこみました。ふと運動場に目をやると、運動場で遊んでいた児童、南校舎の前を歩いていた児童も、みんなその場にしゃがみ、活気に満ちていた運動場が「静」の状態になっていました。
 その時に、私は、はっと気が付きました。子供達は、校内放送の始まりを知らせるチャイムを聞き、危機対応として指導された通りに行動したのだと。

 一瞬のことでしたが、感動しました。「この子供達は、私なんかより、遥かに立派だ! 先生方の指導は本当に素晴らしい!!」と。

神崎式の挨拶が 〜とんど祭りの中で〜

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 本年の「神崎とんど祭り」で、とっても嬉しいことがありました。それは、櫓に火が点けられ、おいしい食べ物が振舞われ、大変にぎやかになった人ごみの中でのことでした。
 たくさんの子供達がとんどに参加していましたが、私に出会った子供達がとっても幸せそうな顔をして、立ち止まり丁寧にお辞儀をして「おはようございます!」と挨拶をしてくれたことです。地域の方々がその様子を笑顔で見守ってくださっていました。
 昨年までも、このように挨拶をしてくれる子供はいたと思いますが、今年のように、出会う子、出会う子がこのようにしてくれたのは初めてで、驚きとともに感動、喜びがありました。
 こうした姿が、来年、再来年と、更に増えることを、また、そうした子供達の姿が、神崎をよりよい町へと変えていく力となることを願っています。

「まちぐるみによる志を育てるキャリア教育」を 〜とんど祭りに思う〜

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 平成最後の「神崎学区とんど祭り」が1月13日(日)に行われました。
 今年も、神崎学区の多くの方々の地域を思う気持ちを、次のような地域への「奉仕」「貢献」という具体的な行為を通して、実感させていただくことができ、大変嬉しく思いました。

○ 計画立案、予算の確保、諸関係機関への届出、連携
○ 多くの竹の伐採・運搬
○ 巨大な櫓の組み立て
○ 櫓を飾る全校児童の習字の準備
○ 櫓のはかまの準備
○ うどん、ぜんざい、焼肉などの膨大な食材の準備
○ 消防団等による火の管理
○ 当日の進行
○ 膨大な灰などの片付けと運動場の清掃
○ 大型トラックやクレーン車などの機材の提供

 神崎学区の諸団体の役員を初めとする多くの方々の、大変な、尊い御苦労があって、このとんど祭りが、神崎の伝統として永きに渡り行われていることを忘れず、感謝したいと思います。

 神崎小学校では、こうした地域の方々の生き方に学ぶことを通して、地域を愛し、地域に生き、地域のために貢献する子供達を育てたいと、地域の協力を得ながら、校訓「志高く美しく」のもと、「志を育むキャリア教育」を進めています。

 本年は、3年生と6年生が「総合的な学習の時間」の題材として取り上げました。とんど祭りをテーマとして取り上げたグループが、前日の準備に参加したり、当日に取材やアンケート調査などを行ったりしていました。

 また、6年生では、地域の防災をテーマに取り上げたグループがありました。そして、自分達で作成した「神崎学区防災マップ」を、とんどに来られた地域の方々に配布していました。受け取られた方から、大きな喜びと感謝の気持ちを込めて、そうした取組を子供達が行っているとの報告をいただきました。

 これからも地域に学ぶ「総合的な学習の時間」を、地域の方々と共に進めていくことができたらと考えています。宜しくお願い致します。

平成31年 最初の学校朝会で

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 平成31年最初の学校朝会が行われました。

 5分前に体育館に入ると、いつもの通り、しーんとした体育館に入ると、その凛とした雰囲気に背筋の伸びる思いがしました。
 長い冬休みでしたが、どの学年の子供達も、昨年と同じように立派な態度で開会を待っていました。また、「これから学校朝会を始めます。」の司会の言葉に続く全児童の「はい!!」という返事や、「朝の挨拶をしましょう。あけましておめでとうございます。」に続く挨拶の張りのある大きな声に、神崎の子供達の素晴らしさを感じ、安心すると同時に、今年もこの子供達と一緒に過ごすことができる喜びを感じました。

 最初に、挨拶の時間をいただきましたので、次のようなメッセージを子供達に伝えました。

<校長挨拶 概要>
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 新年、明けましておめでとうございます!
 長い冬休が終わり、今朝、皆さんに会うことができ、とっても嬉しかったです。また、変わらない笑顔と素敵な挨拶を受けて、とっても幸せな気持ちになることができました。ありがとうございました。
 私は、年末に腰を少しいためていたのですが、不思議なことに、皆さんと挨拶をしていて、その痛みが消えてしまいました。お陰で、気になっていた落ち葉はきを少しすることができました。とっても嬉しかったです。

 皆さんは、正月に、一年の初めの目標を立てたことと思います。目標は、一人一人違いますが、幸せな人生を歩むことができるよう、目標をよりよいものとするために、大切なことを二つ話します。
 それは、校長先生の考えではなく、稲盛和夫さんというとっても立派な方の考えです。
稲盛さんは、大阪にある京セラドームという大きな球場の名前になっている京セラという会社を作られた人です。
 また、スマートフォンのAUといったら分かる人もあるかも知れませんが、KDDIという会社を作られた人です。
 そして、日本の航空会社JALが倒産しかかった時に、内閣総理大臣に頼まれて、その再建に携わられた人です。会長として入社されて間もなく会社を赤字から1800億円もの黒字にされ、3年間で立派に再建されました。しかも、まったく無報酬で仕事をされました。

 そんな立派な方が「人生で一番大事なものは何か。」と、次のように述べられています。
 「一つは、どんな環境にあろうとも真面目に一生懸命生きること。私がただ一つだけ自分を褒めるとすれば、どんな逆境であろうとも不平不満を言わず、慢心をせず、今、目の前に与えられた仕事、それがささいな仕事であっても、全身全霊を打ち込んで、真剣に一生懸命努力を続けたことです。」
 どんなに辛いこと、いやなこと、苦しいこと、悲しいことがあっても、前を向いて自分がやるべきことをちゃんとやり続けるということです。「神崎っ子の誓い」にもそのことがあります。それは1番目の「自分に負けてはなりません。」ですね。

 次は、それよりももっと大切なことだと校長先生は考えています。
 「それともう一つは、やはり利他の心、皆を幸せにしてあげたいということを強く自分に意識して、それを心の中に描いて生きていくこと。いくら知性を駆使し、策を弄しても、自分だけ良ければいいという低次元の思いがベースにあるのなら、神様の助けはおろか、周囲の協力も得られず、様々な障害に遭遇し、挫折してしまうでしょう。他に善かれかしと願う邪心のない美しい思いこそ、周囲はもとより神様も味方し、成功へと導かれるのです。」
 自分のため、自分の利益のため、金儲けのため、そんな気持ちで行っていると、どんなに頭を使っていても、どんなに工夫していても、どんなによい策を考えても、周りの人も、神様も決して助けてはくれない。そして、うまくいかなくなる。
 しかし、みんなのために、という気持ちをもって行っていると、周りの人は勿論、神様も味方し、助けてくださり、成功できる。
 これも、「神崎っ子の誓い」の初めにあります。「みんなを笑顔にするために」ですね。校訓の「志高く美しく」も「みんなのために」という精神を表しています。

 このような思いを大事に、目標を立て、実現に向けて努力してください。
 平成30年度も、残り3ヶ月です。一緒に頑張っていきましょう。
 校長先生は、皆さんと一緒に過ごせることを心から感謝しています。
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子供達が帰ってきました!!

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 1月7日(月)、16日間の冬休みが終わり、子供達が学校に帰ってきました。

 いつもより早く登校してきた子供が多かったのでしょう。7時40分頃には、待機場所の中庭は、友達と久しぶりに会えて嬉しくてたまらないといった子供達の笑顔であふれていました。その姿を見ているだけで幸せな気持ちになりました。

 「新年、あけましておめでとうございます!」の挨拶で、教室への移動が始まると、「立ち止まり相手の目を見てお辞儀して」という礼儀正しい挨拶は、休み前と変わらず、1年生から6年生まで、どの学年の子供達もきちんと行っていました。

 学校が始まって早々、とっても幸せな気持ちを子供達からいただくことができました。
 年末からいためていた腰も、なぜかしゃんとして、痛みがなくなりました。これも「神崎っ子」の力でしょうか。
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