最新更新日:2024/06/27 | |
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「夢や目標がある」「地域が好き」「役に立つ人に」が100%〜これまでの成果と課題〜
第5学年を対象とする広島県「『基礎・基本』定着状況調査」や第6学年を対象とする「全国学力・学習状況調査」によると、本校児童の調査問題で測ることができる学力は、平成25年度から平成27年度にかけて、児童の学習に取り組む意欲・態度が改善され、学力の底上げが進み、全国平均や県平均、市平均を大きく上回るようになってきています。
→ 第5学年を対象とする広島県「『基礎・基本』定着状況調査」結果について → 第6学年を対象とする「全国学力・学習状況調査」結果について このことは、本校児童の努力や本校教職員の取組の成果の一つであり、喜ばしいことだと考えています。 しかし、私には、それ以上に価値があることと評価していることがあります。 それは、この二つの調査で併せて行われている児童の学習状況や児童の実態を調べる質問紙調査の結果です。 → 質問紙調査に見る成果と課題について 4、5年前の調査では、「難しいことでも失敗を恐れないで挑戦していますか。」「自分にはよいところがあると思いますか。」「将来の夢や目標がありますか。」の質問に対する肯定的な回答の割合が低く、本校児童の課題でした。また、「地域のことが好きですか。」「人の役に立つ人になりたいと思いますか。」の質問に対する肯定的な回答も、それほど高い状況ではありませんでした。 しかし、昨年度の調査では、この5つの質問に対する肯定的な回答の割合が遂に95%から100%となりました。特に「将来の夢や目標がありますか。」「地域のことが好きですか。」「人の役に立つ人になりたいと思いますか。」に対する肯定的な回答は100%でした。 これは、本校においてこれまでの連綿として続けられてきた素晴らしい教育活動を基盤に、調査で明らかになった児童の実態、課題や保護者・地域の願いを踏まえ、校訓「志高く美しく」や学校教育目標「夢や志をもち、ともに未来を切り拓く子どもの育成」を掲げ、目指す子ども像として(1)夢や志をもち、その実現に邁進する子ども (2)果敢に挑戦し、変化・成長する喜びを感じ、自分に自信をもつ子ども (3)ふるさとの歴史を理解し、伝統と文化を誇りをもって語る子ども を設定し、学校、家庭、地域が一つとなって「笑顔輝け!神崎っ子運動」や「徳性の涵養を本体とし、まちぐるみで進める『志を育てるキャリア教育』」を進めてきた成果の一つではないかと考えています。 これまでの御支援・御協力に対し、心から感謝申し上げます。 その一方で、昨年度の質問紙調査では、「やりなさいと言われなくても宿題をしていますか。」「自分の意見や考えを述べることができますか。」「地域の行事に進んで参加していますか。」「進んで読書をしていますか。」の質問に対する肯定的な回答が依然として低い状態です。 これらが本校の課題であるということを全教職員で確認し、知・徳・体の各領域における更なる向上を目指し、取組を進めてまいりたいと考えています。 これからも御支援・御協力の程、宜しくお願い致します。 → 平成28年度研究推進計画について(教員研修用スライド) 地域の方から
6月29日(水)午前9時、江波中学校区「笑顔輝け!運動」推進会議の会計事務を進めるために、学区にある銀行に行った時のことです。
受付でお金を受け取っていると、その行員さんが、「神崎の子供達は、よく挨拶をしていますね。とっても元気です。」と褒めてくださいました。 他にお客さんはなく、少しの間、「笑顔輝け!神崎っ子運動」や江波中学校区の3つの小学校区が連携して進めている「笑顔輝け!運動」についてお話をすることができました。 後日、気が付いたのですが、その方は、正門の前を通って通勤していらっしゃる方でした。 子供達の姿が、地域の多くの方々の目にとまっていることを嬉しく思いました。 しっとりとした挨拶が
6月29日(水)、朝から小雨が降っていました。傘をさして正門の前に立ち、子供達を迎えました。
傘をさして神崎式の挨拶をするのは、なかなか難しいことだと思います。しかし、それでも、多くの子供達は、いつも通り、丁寧に挨拶をして正門に入っていきました。しかも、とっても落ち着いた、自然な態度で、挨拶をしながら。 そんな子供達の挨拶を受けていて、私自身、何か落ち着いた、穏やかな気持ちになっていくのを感じました。 小雨降る朝のように、しっとりと落ち着いた態度、雰囲気を生み出す子供達。今まで感じてきた子供達と少し違う、また一つ階段を登った子供達を感じました。 |
広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36 TEL:082-293-1925 |