最新更新日:2024/06/27
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

広島が示した人間愛につながる学びを 〜折り鶴集会に思う〜

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 続いて、神崎学区原爆死没者慰霊式で供える折り鶴を、縦割り班で折りました。
 グループ毎に丸い輪が出来ていたのは、最初だけでした。直ぐに頭と頭を寄せ合って、鶴の折り方の教え合いが始まったからです。どこのグループも、とっても楽しそうでした。
 上級生も、下級生も、自分のことだけを考えるのではなく、周りの人のことを常に考え、気遣っているように思いました。
 こうしたことを学ぶことが、広島の人々が示してきた人間愛を継承することにつながる大切な学びなのではないでしょうか。

 こうした姿は昨年度までも見られていました。しかし、今年は、それが更によくなっているように感じました。きっと、ロング昼休憩に縦割り班の活動を行ったことも影響しているのかなと思いました。

今年の新しい取組から見えること 〜折り鶴集会に思う〜

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 折り鶴集会で、今年は、新しい取組が行われました。それは、演劇クラブによる朗読劇「ピカドン竹やぶ」の発表です。
 感動しました!

 演劇クラブの子ども達全員の、よく通る、張りのある声。そして、思いをしっかり込めた動き。素晴らしかったです。
 また、その演技を支えるスライド係、照明係、音響係など、先生方のチームワークのとれた見事な動き。素晴らしかったです。
 そして、それを観る子ども達の真剣な眼差し。すごくよかったです。

 担当の先生達が創造性を発揮して新しいことに挑戦していく。
 それを周りの教職員集団がしっかりと支えていく。
 そうして生み出されたものを、子ども達がしっかりと受け止めていく。
 それを見て、また先生方が頑張っていこうとする。
 こうした素晴らしいプラスの循環が、学校の中に生まれているように思いました。

平和学習が目指すこと 〜折り鶴集会に思う〜

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 毎年、8月6日にが近づくと、思いを強くします。
人類史上未曾有の破壊をもたらし、20万もの尊い命を奪った原子爆弾の投下。こうした大量殺人兵器の使用を二度と許してはならないと。その地獄のような凄絶な状況の中で生まれた痛みや苦しみ、怒りや悲しみを二度と他の人に味わわせるようなことをしてはならないと。
 そして、わたこのこと以上に強く思うのは、70年前に出現したあの極限状態の中にあって、自ら傷付きながらも、我が身、我が命を顧みることなく、子どもや家族、児童・生徒、隣人、見知らぬ人々を助けようとした多くの人々がいたという事実です。

 親が子を、子が親を、また兄弟姉妹が互いに助け合った肉親の愛。
 児童・生徒を身を挺して守り抜いた師弟の愛。
 見知らぬ人を救うための献身的な、超人的ともいうべき努力をなさしめた人間愛。
 傷付き、郊外に逃げ出した人々をあたたかく迎えた農村の人々の同胞愛。

 「人間はもともと孤独な利己的な存在ではなくて、本来人間愛にもえた偉大な存在であるという厳然たる証拠」が、この悲劇の真っ只中で示されたのです。

 更に、家を焼かれ、父母兄弟を失い、自らも傷付いた、あの敗戦後の苦しい経済生活の中、奇跡の復興を遂げた広島市民の不屈の精神について思いを馳せます。
 国際法を踏みにじり、都市部への原爆投下を行ったアメリカ合衆国に対し、日米両国の友好と共存、繁栄を願い、戦後一貫して示してきた寛容の精神について思いを馳せるのです。
 平和教育は、こうした考えを基盤に、被爆の実相を伝えるとともに、その中でも消え去ることのない人間愛、人間の素晴らしさを伝える場にならなければいけないと、私は考えています。

履物をきちんと揃える学校に

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 梅雨の時期になると、少なくなったとは言いましても、長靴を履いてくる子どもがかなりいます。長靴は、靴箱に入れるのは、低学年にとって一苦労です。傘立ても、丁寧に揃えて入れるのは、なかなか大変です。

 しかし、正面玄関と反対側にある脱靴場は、写真のように、きれいに靴も傘も揃えられています。

 その要因として、意識が高まり、かかとを揃えて靴を入れる子どもが増えてきたことがあるでしょう。しかし、それだけではありません。教職員の意識が高まり、教職員自ら、ちょっと、ちょっとと手を加えていることがあると思います。

 機会ある度に子ども達に丁寧に指導を行っている教職員、崩れている靴を見ると自らそっと靴や傘を揃えている教職員の姿を見かけます。
 そのようにして、廊下に置いてある雑巾がけも、掃除ロッカーも、きれいに整頓されているのだと思います。
 ありがたいです。

【New】 ロング昼休憩に縦割り班活動を導入!

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 本年度の新しい取組として、火曜日に実施しているロング昼休憩に、1年生から6年生までの子どもが混じった縦割り班による活動を導入することにしました。
 これまでも、折り鶴集会や神崎っ子集会など、縦割り班による活動を実施してきましたが、ロング昼休憩に年間を通して行うのは初めてです。ロング昼休憩は、本来、体力向上を目指すものであり、本年度は、試行段階ということで、年間4回を予定しています。

 私は、本学区で進めているまちぐるみの教育「笑顔輝け!神崎っ子運動」において、この縦割り班による活動が極めて重要であると考えています。
 年上の子どもは、年下の子どもに対し慈しみの心をもち、面倒をみたり、自分達が学んできたことを伝えたりする。年下の子どもは、年上の子どもに対し敬愛の念をいだき、慕い、学ぼうとする。
 こんな関係で結ばれた子ども集団を、学校で、地域でつくっていきたいと考えているのです。

 この取組は、そんな考えをベースとする学校経営計画を受け止め、私の知らないところで、この取組が生活部を中心に企画立案されたものです。そして、教職員により練られ、全教職員の協力・連携のもと、6月30日(火)に、第1回の活動が行われました。

 とってもよい活動になったと思います。事前に、生活部でよく練られていたことと、6年生担任が小集団による遊びを考えさせていたこと、また、当日、全教職員が指導に関わったことなどにより、すべての班が、6年生があたたかいリーダーシップを発揮する中、楽しそうに仲良く遊ぶ姿が見られました。

 「やったね!」と思いました。

仁義を行動に移している、思いやりのスペシャリストだな!

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 6月16日(火)、学校朝会で、子ども達にどうしても分かってほしい2つのことがあり、話をしました。
 一つ目は、仁愛の心とゆとりをもち、相手に対する思いやりを行動に示してほしいこと、二つ目は、決していじめをしてはならないこと、人に嫌な思いをさせることを決してしてはならないことです。
 陸軍大将の西郷隆盛さんがぬかるみに入って道をゆずられた逸話、私が今もって鮮明に覚えている、仲のよかった友達に対して行った赦されない行為について話しました。

 4年生の子ども達の感想を紹介します。

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 校長先生の話は、いつもより長かったのですが、聞いている間、だれ一人、頭を動かすことなく、まっすぐ校長先生を見つめていました。きっと、心にひびいているにちがいないと思い、成長ノートに感想を書く時間をとりました。

 校長先生からは、2つのことが伝えられました。
○ 西郷隆盛が、大雨の中、ぬかるんだ道を歩いてくる仕事を終えた夫婦に、自分の着物がよごれることも気にせず、道をゆずったこと。
○ 校長先生が5年生だったときの、わすれることができない友達との思い出。

 話を聞いて、これまで教室で学んだことを思い出した人もいるようです。

○ 校長先生の言っているように、ぼくらが歩いているときは、後ろの人に「先に行ってもいいですよ。」と言ってあげたいなと思います。それが、前(道徳で)習った「雨のバス停留所で」の思いやりだと思います。場面はちがうけど、物語の中のお母さんがやったことと、西郷隆盛さんがやったことは、いっしょだと思います。
 K子さんは、いつも笑顔でいて、たくましく生きているなと思いました。校長先生が、「こんな思い出は作らないように。」と言っていたことがよく分かります。・・・「神崎っ子のちかい」が全部守れていたら、西郷隆盛やK子さんになれる思いました。

○ ぼくは、こんなこと(だれかがいじわるをしている)があったら、友達に注意ができるようになりたいです。
 西郷隆盛さんは、自分のことは気にせず、他の人のことも考えて、自分の服がどろどろになっても他の人の気持ちを考えているんだな、と思いました。

○ 西郷隆盛さんは、自分のくつや服より、あなたの方が大事ですよ、と思っているので、朗唱の時の「仁義」を行動しているな、と思いました。
 校長先生は、同級生のK子ちゃんに、なかよしだったのに、いやな思いをさせてしまってこうかいしているので、わたしは、そうならないように、学校生活を送りたいなと思いました。

○ 自分のことよりも他の人のことをゆうせんして、道をゆずってあげるということが大事、ということを知ったので、今度、ぼくもそういう人と出会ったら、自分よりも通っている人をゆうせんして、先にどうぞとしてあげたいです。この人(西郷隆盛)は、心づかいのスペシャリストだな、と思いました。
 K子さんは、とてもショックで、校長先生もとてもショックになるから、そんなことをしないで、ちゃんと注意して、「そんなことはしないよ。」と伝えたら、二人ともいい気持ちになると思いました。他にも、いろんなしょうがいをもった人や、けがをした人を、大事にしようと思いました。
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「こんな6年生がいてくれて、皆さんは幸せです。」

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 6月23日(火)、音楽朝会で6年生が発表をしました。曲は、今年のNHKコンクールの課題曲「地球をつつむ歌声」でした。♯や♭がたくさんつき、休符があちこちに散らばり、音が高低に飛び跳ねます。私はこの4年間で取り組んだ曲の中で最も難しい曲だと思っています。

 音楽朝会の冒頭、竹本先生が次のように6年生を紹介してくださいました。「6年生、最高です。こんな6年生は、初めてです。皆さんは、こんな6年生がいてくれて、こんな6年生の歌を聞くことができて、皆さんは本当に幸せだと思います。」

 そして、6年生は、うまく歌わないと変な曲にしか聞こえないこの難曲を、とても美しい、とても素晴らしい曲として、体育館中に響き渡らせました。素晴らしかったです。
 6年生が終わると、竹本先生が言われました。「では、1年から5年の皆さん、6年生が歌ったように、歌いましょう!」

 竹本先生は、歌だけのことではなく、必ず態度や心のことと合わせて話をされます。竹本先生に、こんな風に言っていただける6年生、本当に立派だと思いました。
 そして、1年生から6年生による全校合唱、とってもきれいでした。

歩道橋の上でも丁寧に挨拶

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 6月22日(月)、登校時刻に2号線東側の歩道橋の上に立ちました。歩道橋の下は、朝早くから、たくさんの車が行き来しています。

 子ども達が階段を上って、やってきました。学校側の端に立っている私の近くに来ると、立ち止まり、「おはようございます!」とお辞儀をしました。多くの子がそのようにしました。天下の2号線の歩道橋の上でです。
 びっくりするやら、ちょっと恥ずかしいやら、嬉しいやら・・・。複雑な気持ちでしたが、その内、私自身慣れてきて、同じように挨拶をしていました。

 子ども達の後ろを歩いておられた一般の方が、そんな子ども達の様子に、思わず微笑まれている顔が見えました。

よい歌声は、よい顔、よい心から

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 6月19日(金)、8月1日、8月6日の発表に向けて、練習が始まりました。2階の音楽室から、早速美しい歌声が聞こえてきました。中庭に響き渡り、校長室まで届きます。美しい笑顔で、体を揺らしながら歌っている姿が浮かんできます。

 合唱のこうした練習で、私が一番好きな場面は、練習を終え、北校舎から出てくる子ども達を迎える時です。
ちっちゃな3年生の女の子も、大きな6年生の男の子も、すべての子ども達が、それはそれは、いい顔で、次から次へと出てくるのです。はちきれんばかりの笑顔、明るく気持ちのよい挨拶、嬉しさの余りの小走り・・・。百人を超える子ども達の動きに一つの調和が感じられます。

 神崎小学校では、歌声の溢れる学校を目指して、全教職員で取り組んでいます。これを学校経営の大切な柱の一つとしているのにはいくつかの理由があります。その中でも、きっと私が最も強く思っているのは、このことです。
 「よい歌声は、よい顔、よい心から」
 このことを体中で学ぶことができる子ども達は幸せだと思います。

普段着のままの子ども達、学校の様子を見ていただいて

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 6月12日(金)8時20分、予定より早く3名のお客様が学校に来られました。そこで、始業前でしたので、校長室に入っていただく前に、教室掲示や建物の様子を見ていただきたく、南校舎2階に案内し、3年1組、2組の教室に入りました。
 そして、お客様の要望もあり、それから、1時間目の始まる8時45分頃まで、学校中を御案内しました。

 おいでくださった方々は、次のような子ども達の姿に驚き、心が震えた、衝撃を受けたと、話してくださいました。
○ 教室に入った時の、子ども達の明るい、清々しい「おはようございます!」という挨拶。
○ 席に着いて、明日の予定を連絡帳に書いたり読書をしたりしている落ち着いた態度。
○ 朝の会の初めの挨拶と朗々と古典を朗唱する凛とした雰囲気。
○ 朝の会で今月の歌を合唱している子ども達の優しい表情と美しい、本当に美しい歌声。
○ 1時間目の授業が始まる時の号令・挨拶をする時の凛とした雰囲気。
○ このような状態、雰囲気が、毎日の普段の学校生活の中に、当たり前のようにあること。

 また、次のような先生方の指導、努力の様子についても、大変褒めてくださいました。
○ 子ども達との間にあたたかな信頼関係の感じ取れること。
○ その中で、指導がかくも徹底してなされていること。
○ 教室前面の掲示、教室後方や側面の掲示、廊下・階段の掲示、音楽室前・保健室前の掲示など、とても丁寧に、工夫してなされていること。
○ モニターテレビに連絡帳を提示するなど、ICT機器などを使った視覚支援がしっかりとなされていること。
○ 色とりどりの靴がきちんと揃ったきれいな児童用靴箱であること。
○ 児童用ロッカー、雑巾掛けなどがとてもよく整頓されていること。扉をあけて見ていただいた、廊下に設置してある掃除用ロッカーの中もきっちりと整頓されていること。
○ 北校舎階段辺りの壁面塗装、雑巾掛け用具の装飾、修理した来賓用靴箱、児童用靴箱をリニューアルした移動式靴箱など、環境整備がよく行われていること。

 そして、3人の方は、できることなら、自分の子を本校に通わせたいといったようなことをお話しくださいました。そのように、本校の先生方の日頃の献身的な働きが評価され、認められたことを、心から嬉しく思いました。そして、先生方への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

江波中学校区内の保幼小中の連携について

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 江波中学校区では、保育園・幼稚園、小学校、中学校が、それぞれ教育目標や指導内容においてしっかり連携をとり、入学や進学に際し、円滑な移行を行い、しっかりと指導することができるよう、2年間で10ある保育園、幼稚園、小学校、中学校を順番に回り、各園・校の様子を見ながら、連携の推進を図っています。

 6月10日(水)には、本校を会場として、この会が行われました。
 はじめに、子ども達の様子や学校の様子を御覧になっていただき、本校の取組について簡単に説明させていただきました。
 その後、各園・校の取組について情報交換を行い、連携を進めるための話し合いを行いました。

 子ども達の成長は点ではありません。直線です。常に連続しています。小学校だけでなんとかしようという考えでは、子どもの人生にプラスになりません。保育園・幼稚園との連携、中学校との連携をいつも考え、中学校卒業の時、また、その先の子ども達の姿を念頭に、小学校教育の充実を図ってまいりたいと思います。

今年の運動会に思うこと 4

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 そして、この3年間、毎年、感動していることですが、1日、緊張の中で演技を負え、疲れているはずなのに、暑くて辛いはずなのに、閉会式の態度が崩れないことです。
 1年生はどうかなと毎年思いますが、1年生もきちんとした態度で、私の話を聞くことができました。他の学年は言うまでもありません。
 「神崎っ子の誓い」にある「みんなを笑顔にするために、自分に負けてはなりません。」が、身に付いてきていると感じる一瞬でした。

 もう一つは、運動会終了後のテントや長机、椅子などの片付け、運動場の清掃など、高学年の児童、そして、PTA保護者の方々が、一生懸命に協力してくださることです。こうした御支援なくしては、運動会などの大きな行事は成立しません。
 ありがとうございました。

今年の運動会で感じたこと 3

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 6年生、5年生が係の仕事を行っている姿にも感動しました。高学年として運動会の進行に携わっているのだという、晴れやかな自負心、喜びに溢れているように感じました。そして、そこから生まれる自覚ある態度、てきぱきとした行動であったように思いました。

 運動会本番の様子を見ていて、事前・事後の準備・片付けの様子を見ていて、この子たちになら、安心して任せることができると思いました。

 こんな子ども達、そして、それを育てている先生方と一緒に学校をつくっていくことができることを、心から嬉しく思います。

今年の運動会で感じたこと 2

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 本年度は、1、2年生も、合同でダンスに取り組みました。他の学年は、今まで通り、3、4年生はソーラン、5、6年生は組体操でした。
 その練習の様子、そして、本番での様子を見ていて強く感じたのは、2年生、4年生、6年生が、1年前、2年前、3年前と比べて、本当に成長したなということでした。為すべきことをきちんと行っている姿、そして、1年先輩として下級生をしっかりとリードしている姿に感動しました。
 そうした上級生の姿を見て、1年生、3年生、5年生も、それぞれ先輩に追いつけるように練習し、立派に演技することができるようになりました。

今年の運動会で感じたこと 1

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 今年の運動会。今までと同じように、とっても素晴らしい運動会でした。私にとって今まで以上に感動いっぱいの運動会でした。それは、子ども達を見る視点が変わったためでした。
 何が変わったのかと言いますと、今年の運動会は、私が本校に赴任して4回目になり、例えば、6年生の演技を見ていると、彼らが3年生の時の顔、4年生、5年生の時にあったことを思い浮かべ、比べながら見ていたのです。同じように、4年生の演技を見ていると、これまでの3年間のことを思い浮かべ、比べながら見ていました。2年生の演技を見ていると、1年生の頃のことを思い浮かべ、比べながら見ていたのです。昨年度までとリアリティが違っていました。このことを今まで以上に意識している自分がいました。

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<開会式での挨拶> 概要
 神崎小学校の児童の皆さん、いよいよ運動会が始まりました。入場行進を終えて、今、皆さんの顔は、きりりと引き締まり、体中にやる気がみなぎっているように見えます。
 
 今年の運動会のスローガンは、「勝っても負けてもがんばる君がNo.1」です。このスローガンが目指していることは、「神崎っ子の誓い」の「自分に負けてはなりません。」と同じです。
皆さんは、今日まで取り組んできた練習で、どうしても思うようにできなくて、悔しい思いをした時もあったと思います。何度も練習を繰り返し、辛くてたまらなかった時もあったと思います。それでも、皆さんは、くじけそうな気持ちに負けることはなく、最後まで練習をやり抜きました。そして、ここぞという時には、みんなの心をぎゅーっと一つにし、立派に演技することができるようになりました。これが「自分に負けない」ということ、「自分に克つ」ということです。

 そして、本番の今日、ここをこんな風に頑張りたい、という願い、志を高くもち、暑さにも、緊張感にも負けないで、自分の力を存分に発揮してください。たくさんの人に感動と笑顔を届けましょう。楽しみにしています。
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卒業生との朝の挨拶で

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 朝、正門の前に立っていると、時々、この3月に卒業した一人の中学1年生と出会います。彼女は、いつも明るく笑顔で挨拶をし、足早に通学路を歩いていきます。

 4月半ば頃、朝の早い時間帯に出会った時のことです。一人でしたので、ちょっとだけ立ち話。その中で、「中学校はどうですか?」と訊ねると、笑顔いっぱいに「とっても楽しいです!!」との返事。嬉しかったです。

 5月初めに出会った時のことです。登校してくる小学生の流れの中に彼女はいたのですが、私と挨拶する時、他の小学生と同じように彼女の両足がぴたっと揃って止まり、お辞儀をしました。とってもとっても嬉しかったです。

 昨年度1年間の取組の一つの成果だと思いました。1年間だけでもこのようになるのであれば、1年生から6年生までの6年間続けたら、きっと、中学生になっても、高校生になっても、丁寧な挨拶の習慣が身に付いていることと思います。
 そこを目指して、これからも取り組んで参ります。

ピシッと揃えられたマイプランター

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 5月に入ると、生活科の時間に、1年生は、一人一人、プランターにアサガオの種をまきました。2年生は、一人一人、プランターに野菜の苗を植えました。
 暖かな陽射しの中、目をキラキラ輝かせながら、一生懸命に行いました。

 1年生の全クラスが種まきを終えた、翌日の朝のことです。
 誰もいない中庭に入りますと、学年園の周りにビシッと揃えらて並んでいるプランターが、目に飛び込んできました。ビシッと揃えられたプランターは、そこにすっと目が吸い寄せられるほど、きれいでした。

 本年度も、子ども達が集中して学べる学習環境を整えようと、「揃える」ということを目標の一つに掲げています。先生方がそのことを意識し、丁寧に指導されている様子が脳裏に浮かんできました。
 本当にありがたいことです。

5連休明けの朝は雨でしたが・・・

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 ゴールデンウィークが終わりました。5連休明けの朝は雨でした。子ども達は荷物を片手に、傘を反対の手に持っての登校です。
 「体がだるいんだろうな。」と感じさせられるような表情に、傘・・・。「今朝は、挨拶はしんどいだろうな。」と思いました。
 しかし、ほとんどの子ども達が、正門に近づくと、足を止め、傘をさしたままお辞儀をして挨拶をしてくれました。みんなが目と目を合わせて挨拶をしてくれました。

 正直に言いますと、今朝は、私自身にとっても辛い朝でした。しかし、この30分間に、子ども達から元気をもらい、体と心が段々としゃきっとしていくのが分かりました。
 子ども達に感謝! です。

フラワーフェスティバル2015「ピース・アクト・ヒロシマ音楽祭」に参加して

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 平成27年5月4日(祝)、フラワーフェスティバル2015「ピース・アクト・ヒロシマ音楽祭」に、145名の子ども達が参加しました。
 前日から昼頃まで雨が降っていましたが、午後からはとてもよい天気になり、子ども達は茜色に薄く染まった美しい夕焼けを正面に、「広島 愛の川」を合唱することができました。
 たくさんの保護者の方、そして、たくさんの地域の方々のお顔を会場で見ることができました。あたたかい応援に心から感謝いたします。

 子ども達は、1番を単独で歌い、3番を加藤登紀子さんをはじめ出場されたすべての歌手の方々と一緒に歌いました。歌手本人とのリハーサル、練習はまったくない、ぶっつけ本番でしたが、神崎小学校の子ども達の歌声の素晴らしさを存分に発揮することができたと思います。

 音楽祭が終わり、加藤登紀子さんは、子ども達の合唱について、「とっても素晴らしかった。感動しました。」と関係者の方に話されたそうです。

 作曲された山本加津彦さんからも、「子供達の澄んだ歌声が、平和記念公園の青空に広がるのを聴きながら、神崎の子供達に参加頂けて、本当に良かったと思いました。母校の子供達がこれからも思いを継いでくれることを願っています。」とのメッセージをいただきました。

 また、フラワーフェスティバルのスタッフの方からも、「子ども達は素晴らしい! 来場者が感動して泣く姿を始めて見ました。」とのメールをいただきました。

 また一つ高い階段を登った子ども達。やり抜いた喜びと自信をもつことができたことと思います。保護者、地域の皆様、FFスタッフの皆様、御支援、ありがとうございました。

「神崎っ子の朗唱24編」について

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 神崎小学校では、校訓「志高く 美しく」の通り、夢や志をもち、その実現に向けて邁進する子どもを育成するため、「徳性の涵養を本体とし、まちぐるみで進める“志を育てるキャリア教育”」を目指し、取組を進めています。

 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」の柱である「躾の三か条」と「神崎っ子の誓い」は、それぞれ「躾という生涯に渡り役に立つ基本的な態度の育成」と「人生を貫く指針となる考え方や姿勢の育成」を目指すもので、本校が目指す教育の基盤となる大事なものです。
 学校では、この2年間、「躾の三か条」や「神崎っ子の誓い」に関連付けた生活目標や学習規律の徹底を図ること、人生の指針となる詩文の朗読・暗唱を行うこと、民話・伝記・歴史を重視した読書指導を行うこと、地域行事や奉仕活動への参加を奨励することなどを進めてまいりました。

 こうした取組を受け、平成27年度には、これまで行っていた詩文の朗読・暗唱をより系統的・計画的に進めるため、既に学年便りでお知らせした通り、「神崎っ子の朗唱 24編」を始めることにしました。
 24編の詩文は、「神崎っ子の誓い」に関係のあるもので、子ども達の心に根ざし、子ども達の生涯に渡る道標(みちしるべ)になることを願って選びました。これを各学年に4編ずつ配置し、3ヶ月に1編ずつのペースで、朝の会の始めに、声を揃えて高らかに朗唱していきます。すべての子ども達が、24編の詩文を確実に習得することができるよう、6年間を通してじっくりと学んでいくこととしています。

 日本では、江戸時代まで、素読という指導方法が重視されていました。それは、「論語」や「孟子」、「大学」、「中庸」といった古来より大事にされてきた書物を、先生の後について朗読するというものです。毎日声に出して読むことにより、言葉を自然に覚えていきました。人としての生き方について、価値ある言葉を、体に、心に自然に染み渡らせ、血とし、肉とすることができました。
 こうした教育の結果、幕末から明治初期に来日した多くの欧米の識者は、当時の日本の人々の穏やかな人となり、礼儀正しさ、清潔さなどに感銘を受け、「東洋の君子国」と賞賛しています。

 小学生にとっては言葉が難しすぎるのではという御心配もあるかと思いますが、これまでの本校での2年間の取組をみますと、子ども達は、思いのほか無理なく受け止め、早々に暗唱できるようになっています。文意についても、「読書百遍、意自ずから通ず」と言われる通り、何度も何度も読み続けていく内に、だんだんと分かってくるようです。
 勿論、新しい詩文を朗唱するときは、簡単に語句や文の意味を指導します。また、年間を通して、道徳の時間を中心に、学校の教育活動全体において、これらの詩文に関係付けた指導を行います。
 「礼儀正しく、明るく、そして、自然に」をモットーに、進めていきたいと考えています。

 将来、子ども達が、人生の岐路に立った時、何か問題に直面した時、こうして身に付けた言葉が心に浮かび、子ども達を支えたり、進むべき方向を示したりするようになることを願っています。

  → こちらから全体構想図を御覧になれます。(「志高く美しく」生きる子どもの育成を目指し 〜躾の三か条・神崎っ子の誓い・神崎っ子の朗唱24編を核に〜)
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