最新更新日:2024/05/23 | |
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神崎学区町民運動会で思ったこと
9月27日(日)、秋晴れの絶好のコンディションの中、「神崎体育協会創立60周年記念 第52回神崎学区町民運動会」が行われました。体協関係者の方々による前日までの綿密な準備と、当日の素晴らしイチームワークによる進行、そして、地域を上げての協力により、盛大に、楽しく行われました。
一日を通して、嬉しかったことはたくさんありましたが、その中から二つだけお伝えしたいと思います。 1点目は、参加した小学生の姿に成長を見ることができたことです。入場行進・開会式からたくさんの小学生が参加していました。その態度がとってもよくなりました。特に、開会式では、30分近く続きましたが、私が見る限りにおいて、おしゃべりや身動きがありませんでした。これまで、学校では、地域行事への参加を奨励するとともに、「神崎っ子の誓い」を中心に「克己復礼」を指導してきました。その成果がじわりじわりと出てきているのかなと思いました。 2点目は、卒業生達の成長した姿を見ることができたことです。朝7時頃、「早く来すぎたかな。」と言いながら、二人の卒業生がやってきました。準備を手伝いに来てくれたのでした。それが嬉しくて、「沖のおじちゃん(神埼体育協会会長)がね、『中学生が助けてくれることになっとるんよ。』と、嬉しそうに言われていたよ。今日は頼むね。」と話しました。私の背を遥かに抜いた男の子が、微笑みながらうなずきました。とっても素敵な笑顔でした。そして、6、7人の中学3年生が準備係として、終日、進行を助けてくれました。 こうして、すべての競技が終わり、閉会式の様子を見ていると、「神崎は本当にいい地域だな。」という思いが心いっぱいに溢れてきました。こんな素敵な方々と共に過ごすことができる子供たち、こんな方々に見守られながら成長していく子供たちはなんて幸せなのだろうと、感謝いたしました。 体育協会役員の皆様、社会福祉協議会、連合町内会、各町内会の皆様、ありがとうございました。 子供たちの様子から
朝の登校の様子、夕方の下校の様子を見ていると、子供たちの姿を通して、学校の取組状況が見えてきます。今日も、はっとすることがありました。
一つ目は、正門の前に立っていると、どこからか「今日よりぞ、幼心を打ち捨てて・・・」という、吉田松陰先生の言葉が聞こえてきたことです。聞こえてくる方向に目をやると、1年生の男の子が、歩道を歩きながら朗唱しているのでした。本年度からスタートした朝の時間の「神崎っ子の朗唱24編」が各学級で確実に進められているのだなと感じました。 二つ目は、ちょっと辛いことがあって泣き続けていた男の子と色々と話していた時に、話の流れの中で、「神崎っ子の誓い」を覚えているかな、ということになりました。すると、彼は、泣きじゃくりながらも、ゆっくりと「神崎っ子の誓い」を言ってくれました。昨年度からの指導が確実に子供たちの中に入っていっているのだなと思いました。 三つ目は、学級毎の「挨拶運動」の様子です。今日は1年3組でしたが、子供たちは、とっても素敵な笑顔と明るい声、そして、礼儀正しいお辞儀で、登校してくるお兄さん、お姉さん達を迎えていました。素敵な子供たち、素敵な学級が育っているなと思いました。 最後に、四つ目は、一斉に下校していく子供たちを正門前で迎えた時のことです。結構な早足で歩いてくる子供たちでしたが、私が認知する限り、どの子もはちきれそうな笑顔で、一瞬立ち止まり、お辞儀をしながら、気持ちのよい挨拶をしながら、私の前を通り過ぎていきました。友達と楽しく過ごせたのだな、楽しく勉強することができたのだな、と感じることができました。 この子供たちの笑顔、気持ちのよい態度を、ずっと保つことができるよう、頑張っていきたいなと思いました。 中区長杯少年サッカー大会を観戦して 〜6年生が示した礼儀〜
9月5日(日)に、千田公園、吉島小学校グランドの2会場で、中区長杯少年サッカー大会が開かれました。
本校からは、神崎小学校と中島小学校の連合チームであるNKサッカーチームが参加しました。他の大会との兼ね合いで、参加したのは5年生以上の子供たちだけでしたが、1回戦を4対0、2回戦を16対0で予選を突破し、日頃の練習の成果を存分に発揮しました。特に、6年生は、「さすが!!」という動き、テクニックを見せてくれ、大変頼もしく思いました。 そんな中、開会式でとっても嬉しかったことが二つありました。一つ目は、総じてどのチームの子供たちも、式に臨む態度はよかったことです。そして、二つ目は、NKサッカーチームの前の方には、神崎小学校の6年生が並んでいましたが、大会委員長の挨拶、来賓の祝辞が続く中、お辞儀をされる度に、彼らが「語先後礼」のタイミングでお辞儀をしていたことです。 しばらくすると、他のチームの人が誰もお辞儀をしていないのに気が付き、「え、どうしよう。」「はずかしいなぁ。」という戸惑いの表情が浮かびましたが、それでも最後の人までずっとお辞儀をしていました。 挨拶の型が習慣となって身に付いてきたのではないかと、喜びで心がいっぱいになりました。 サッカーの技術、運動能力、チームワークも素晴らしかったですが、それ以上の素晴らしさを示してくれた子供たち。神崎の誇りです。 |
広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36 TEL:082-293-1925 |