最新更新日:2024/06/20
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

「心の荒(すさ)みの連鎖」から「よい心の連鎖」へ

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 イエローハット創業者で、日本を美しくする会相談役の鍵山秀三郎さんは、「極力人様に不快感を与えないようにいつも気をつけています。」と言われます。そして、その真意を次のように説明されます。

 「いつも掃除をしに行く講演の入り口付近に、自動販売機があります。その側にある空き缶入れの蓋を開けると、缶以外のゴミがたくさん入っているので、私はいつもそれらを全部取り出すんです。缶以外のゴミが入っていると、回収しに来る人が嫌な気分になりますし、その後の車の運転も荒くなって事故を起こすかもしれません。心の荒(すさ)みがどんどん連鎖していくわけで、これはとても恐ろしいことです。けれども、空き缶だけにしておくと、回収に来た人も気分よく作業ができますし、その後も心穏やかに接することができると思うのです。荒(すさ)みと反対の、よい心の連鎖が起こるのです。」

 朝、正門をくぐる時や教室に入る時に、ゴミが落ちていたり、乱雑になっていたりするのを見ると、「心に荒(すさ)み」が生まれ、次々に負の連鎖を生み出していきます。だから、本校では、掃除の徹底、履物やロッカー、机・椅子などの整頓を進め、「心の荒(すさ)み」を少なくし、「よい心の連鎖」を生み出したいと、努めています。

 神崎学区で進めている「笑顔輝け!神崎っ子運動」も、まさに、「心の荒(すさ)み」の連鎖を断ち切り、「よい心の連鎖」を生み出す取組です。「躾の三か条」の挨拶、返事、靴揃えも、「神崎っ子の誓い」の「みんなを笑顔にするために、自分に負けてはなりません。・・・」も、「よい心の連鎖」を生み出す大事な取組です。

 これからも、学校で、家庭で、地域で、できることを進めてまいりましょう。すべては子供たちのために、そして、私達自身のために。

「共有と徹底」 そして、学校が変わる

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 9月28日(月)、広島市教育委員会指導第一課の視察がありました。2時間をかけて全学級の授業を観ていただいた後に、児童に確実に力をつけるための授業づくりについて、全教員を対象に指導をしていただきました。担当の指導主事は、平成21・22年度、平成24・25年度に本校に関わってくださった方でした。

 指導主事は、研修会の冒頭、次のような話をしてくださいました。
「2年ぶりに本校に来て、学校が変わったなと思いました。環境が変わり、子供が変わり、授業が変わりました。私は、学校が変わるためのキーワードが二つあると考えています。それは『共有』と『徹底』です。」

 つまり、「子供のために、このことが必要だから、全教職員で必ずやっていこう!」という具体的な方策を立て、それを全教職員が共有し、全員が徹底して行うということです。
 それを伺った時、確かに本校の教職員集団にはそんな雰囲気がある、一人一人の先生方はそんな思いをお持ちだと、私は思いました。また、PTAや地域にも、同じような雰囲気があります。とても有難いことです。

 「本当に学校が変わったか。本当に子供たちに力をつけることができたか。」と言われると、まだまだのところが多分にありますとしか、答えられません。しかし、学校として計画したことをもとに、一段ずつ階段を上がっていっていることは間違いありません。そして、その成果を、時々、子供たちの中に見ることができます。
 こうしたことを喜びとし、励みとし、これからもTeam Kanzakiとして、頑張ってまいりたいと思います。
 「先生方と一緒に子供を育てることができたことが嬉しかったです。」
 本校を去っていく教職員一人一人が、心からこのように言うことができるように。

神崎学区町民運動会で思ったこと

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 9月27日(日)、秋晴れの絶好のコンディションの中、「神崎体育協会創立60周年記念 第52回神崎学区町民運動会」が行われました。体協関係者の方々による前日までの綿密な準備と、当日の素晴らしイチームワークによる進行、そして、地域を上げての協力により、盛大に、楽しく行われました。

 一日を通して、嬉しかったことはたくさんありましたが、その中から二つだけお伝えしたいと思います。

 1点目は、参加した小学生の姿に成長を見ることができたことです。入場行進・開会式からたくさんの小学生が参加していました。その態度がとってもよくなりました。特に、開会式では、30分近く続きましたが、私が見る限りにおいて、おしゃべりや身動きがありませんでした。これまで、学校では、地域行事への参加を奨励するとともに、「神崎っ子の誓い」を中心に「克己復礼」を指導してきました。その成果がじわりじわりと出てきているのかなと思いました。

 2点目は、卒業生達の成長した姿を見ることができたことです。朝7時頃、「早く来すぎたかな。」と言いながら、二人の卒業生がやってきました。準備を手伝いに来てくれたのでした。それが嬉しくて、「沖のおじちゃん(神埼体育協会会長)がね、『中学生が助けてくれることになっとるんよ。』と、嬉しそうに言われていたよ。今日は頼むね。」と話しました。私の背を遥かに抜いた男の子が、微笑みながらうなずきました。とっても素敵な笑顔でした。そして、6、7人の中学3年生が準備係として、終日、進行を助けてくれました。

 こうして、すべての競技が終わり、閉会式の様子を見ていると、「神崎は本当にいい地域だな。」という思いが心いっぱいに溢れてきました。こんな素敵な方々と共に過ごすことができる子供たち、こんな方々に見守られながら成長していく子供たちはなんて幸せなのだろうと、感謝いたしました。

 体育協会役員の皆様、社会福祉協議会、連合町内会、各町内会の皆様、ありがとうございました。

子供たちの様子から

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 朝の登校の様子、夕方の下校の様子を見ていると、子供たちの姿を通して、学校の取組状況が見えてきます。今日も、はっとすることがありました。

 一つ目は、正門の前に立っていると、どこからか「今日よりぞ、幼心を打ち捨てて・・・」という、吉田松陰先生の言葉が聞こえてきたことです。聞こえてくる方向に目をやると、1年生の男の子が、歩道を歩きながら朗唱しているのでした。本年度からスタートした朝の時間の「神崎っ子の朗唱24編」が各学級で確実に進められているのだなと感じました。

 二つ目は、ちょっと辛いことがあって泣き続けていた男の子と色々と話していた時に、話の流れの中で、「神崎っ子の誓い」を覚えているかな、ということになりました。すると、彼は、泣きじゃくりながらも、ゆっくりと「神崎っ子の誓い」を言ってくれました。昨年度からの指導が確実に子供たちの中に入っていっているのだなと思いました。

 三つ目は、学級毎の「挨拶運動」の様子です。今日は1年3組でしたが、子供たちは、とっても素敵な笑顔と明るい声、そして、礼儀正しいお辞儀で、登校してくるお兄さん、お姉さん達を迎えていました。素敵な子供たち、素敵な学級が育っているなと思いました。

 最後に、四つ目は、一斉に下校していく子供たちを正門前で迎えた時のことです。結構な早足で歩いてくる子供たちでしたが、私が認知する限り、どの子もはちきれそうな笑顔で、一瞬立ち止まり、お辞儀をしながら、気持ちのよい挨拶をしながら、私の前を通り過ぎていきました。友達と楽しく過ごせたのだな、楽しく勉強することができたのだな、と感じることができました。

 この子供たちの笑顔、気持ちのよい態度を、ずっと保つことができるよう、頑張っていきたいなと思いました。

中区長杯少年サッカー大会を観戦して 〜6年生が示した礼儀〜

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 9月5日(日)に、千田公園、吉島小学校グランドの2会場で、中区長杯少年サッカー大会が開かれました。
 本校からは、神崎小学校と中島小学校の連合チームであるNKサッカーチームが参加しました。他の大会との兼ね合いで、参加したのは5年生以上の子供たちだけでしたが、1回戦を4対0、2回戦を16対0で予選を突破し、日頃の練習の成果を存分に発揮しました。特に、6年生は、「さすが!!」という動き、テクニックを見せてくれ、大変頼もしく思いました。

 そんな中、開会式でとっても嬉しかったことが二つありました。一つ目は、総じてどのチームの子供たちも、式に臨む態度はよかったことです。そして、二つ目は、NKサッカーチームの前の方には、神崎小学校の6年生が並んでいましたが、大会委員長の挨拶、来賓の祝辞が続く中、お辞儀をされる度に、彼らが「語先後礼」のタイミングでお辞儀をしていたことです。
 しばらくすると、他のチームの人が誰もお辞儀をしていないのに気が付き、「え、どうしよう。」「はずかしいなぁ。」という戸惑いの表情が浮かびましたが、それでも最後の人までずっとお辞儀をしていました。
 挨拶の型が習慣となって身に付いてきたのではないかと、喜びで心がいっぱいになりました。

 サッカーの技術、運動能力、チームワークも素晴らしかったですが、それ以上の素晴らしさを示してくれた子供たち。神崎の誇りです。

心を整えるために (学校朝会で)

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 8月27日(木)、夏休みが終わり、学校生活が始まるに先立ち、学校朝会で、スライドを見せながら「心を整える」ということで話をしました。
 サッカー日本代表の長谷部選手の言葉を引用し、「躾の三か条」や「神崎っ子の誓い」に関連付けて話しました。最後は、「神崎っ子の朗唱24編」で、1年生が取り組んだ「学は人たる所以を学ぶなり」でまとめました。
 低学年には、少し難しかったかも知れませんが、この3つのことの話になると、黙って聞いている子ども達の間に反応が出て、嬉しかったです。

<以下、話の概要です>
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 40日間の夏休みが終わりました。皆さんが、友達や先生に会うのが嬉しくてたまらないというような笑顔で登校する姿を見て、私はとても嬉しかったです。そして、皆さんが全員、元気で学校に帰ってきてくれたので、とっても嬉しかったです。これから、また、学校で、心を鍛えるために、体を鍛えるために、そして、頭を鍛えるために、頑張っていきましょう。

 さて、皆さんは、この人を知っていますか。そうですね、サッカーの日本代表の選手で、キャプテンの長谷部選手です。校長先生は、この方が大好きなのです。

 長谷部選手は、サッカーをしながら、本も出しているのです。『心を整える』という本です。その中に、彼が次のように書いています。『心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣だ。自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。』と。
 心を整えることにより、いざという時に力が発揮できるということです。逆にここぞという時に力が発揮できない、うまくいかない、活躍できないというのは心が整っていないからだというわけです。

 では、心を整えるって、どうしたらできるのでしょうか。長谷部選手は、整理整頓など日常の小さなことに目を向けることだと言っています。例えば、自分の周りを整理整頓すると、靴や、ロッカーの中、机や椅子を揃えると、心を整えることができるというのです。

 長谷部選手の書いている、この赤い字の部分「心は、整えるものだ。」は、「躾の三か条」では、3つのうちのどれに当てはまるでしょうか。
 そう、3番目の「履物を丁寧に揃える子」ですね。

 では、長谷部選手が書いている、この青い字の部分、「自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。」は、「神崎っ子の誓い」では、どれに当てはまるでしょうか。
 そう、1番目の「自分に負けてはなりません。」ですね。これは、みんなを笑顔にし、自分も笑顔になるための、とっても大切な教えでした。

 「早く遊びに行きたい。」「面倒くさい。」といったような気持ちに負けないで、履物を丁寧に揃えていきましょう。それは、ほんの数秒の間のできごとですが、この積み重ねが心を整え、勉強や運動などを、いつも落ち着いて、しっかりと行える力になっていくのです。

「学は人たる所以を学ぶなり」学校は、よい人、立派な人になることを学ぶところです。
楽しく充実した学校生活が送れるよう、みんなで、靴を揃えて心を揃え、頑張っていきましょう。
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この子ども達と一緒に

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 8月27日(木)、40日間の夏休みが終わり、子ども達が学校に帰ってくる日。

 正門の前に立っていると、たくさんの荷物を抱えるようにして、子ども達が登校してきました。

 多くの子ども達が、とってもよい表情で、また、笑顔でやってきました。
 すべての子ども達が挨拶をしてくれました。
 その多くが、お辞儀をしながら挨拶をしていきます。
 大事にもってきた夏休みの作品に話をもっていくと、とっても嬉しそうです。

 この子ども達は私の宝です。一緒に過ごせて、とても幸せです。
 元気に、楽しく、学校に来ることができるよう、職員と心を合わせて、教育に邁進していきたいと思います。

クラシック・レクイエム・コンサートに思う 7 〜感謝! 感謝! 感謝!〜

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 コンサートが終わった後の子ども達の笑顔いっぱいの表情や、帰りのバスの中でのやり遂げたぞという達成感のようなものが漂う雰囲気を見た時、参加した子ども達にとって、本当によい経験になったんだなと感じました。

 そして、子ども達がこの素晴らしい経験をすることができるよう、計画や音楽指導を行ってくれた教職員、そして、練習や本番当日に、児童の出欠席確認や健康管理、引率、写真やビデオの撮影などを分担し、汗を流しながら一生懸命に行ってくれた本校の多くの教職員に、心から感謝しました。

 また、今回、神崎学区建設委員会から、かわいい蝶ネクタイをプレゼントしていただきました。そして、県からは、バスや飲み物、軽い食事まで用意していただきました。たくさんのスタッフの方々がサポートしてくださいました。看護師さんもいてくださり、とっても心強かったです。
 
 ありがとうございました!!

クラシック・レクイエム・コンサートに思う 6 〜インタビューの対応も立派でした!〜

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 合唱が終わると、児童を代表して、2名の6年生が、萩原麻未さんと一緒に、親水テラスでインタビューを受けました。
 たくさんのお客様を前に、しっかりと気持ちを述べることができました。
 大変りっぱでした。

<以下、インタビューの概要>

○ 原爆ドーム、元安川を前に、どんな思いを込めて歌いましたか?
「70年前に、この原爆ドームの前で、この元安川で、多くの人が亡くなられました。その怒りや悲しみを忘れないでいよう、そして、それ以上に、多くの広島の人々が示された優しさを忘れず、受け継いでいきたいという気持ちを込めて歌いました。」

○ 歌い終わって、今、どんな気持ちですか?
「神崎小学校422名の代表として、広島市の小学生の代表として、平和を願う思いを、多くの人にお届けしなければいけないと一生懸命歌いました。それをみんなでやり遂げることができて、やってよかった、やればなんでもできると、改めて感じています。」

○ これまでたくさん練習をしてきたと聞いていますが、どんなことが心に残っていますか?
「先生から『いい顔、いい声、いい心』ということを教えていただきました。いい顔をしているといい声が出て、いい声が出ているといい心になるという意味です。普段の生活でも、輝く笑顔で、いい挨拶を続け、立派な人になりたいと思います。」
「努力を重ねれば、頑張り続ければ、人を感動させることができるようになる、というお話が心に残っています。校訓『志高く美しく』の教えに従って、頑張っていきたいと思います。」

クラシック・レクイエム・コンサートに思う 5 〜いよいよ本番!〜

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 猛暑が続く中、どの子も体調は決してベストではありませんでした。しかし、本番では、たくさんの保護者、地域の方々に見守られ、川辺の柳が小さく揺れる中、沈んでいく夕日を背景に、心を込めて歌うことができました。
 その歌声に、対岸では、御年配の方から小さなお子様まで、たくさんの方々がいらっしゃいましたが、みんなシーンとなって聞いてくださいました。そこにも感動しました。

    → こちらから動画を御覧いただけます。

 お孫さんの歌声を聞かれたという方へのインタビュー記事が翌日の朝刊に載っていました。「義母が被爆し、孫にその体験を聞かせた。平和への願いが歌声に込められていた。」(毎日新聞)

クラシック・レクイエム・コンサートに思う 4 〜現地入り 萩原麻未さんとのリハーサル(会場)〜

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 そして、現地に到着すると、会場リハーサルに入りました。当初は、児童だけでのリハーサルの予定でしたが、萩原さんも一緒にしてくださることになりました。子ども達と一緒に音合わせをしたいということで、御自身のリハーサルが終わった後、猛暑の中、待っていてくださいました。
 お陰で、児童は、最高のロケーションの中、最高のピアニストの伴奏で、リハーサル、本番と、2回も歌うことができました。

クラシック・レクイエム・コンサートに思う 3 〜バスに乗り込み出発〜

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 その後、子ども達は、神崎学区建設委員会に買っていただいた赤い蝶ネクタイを着けました。そして、水分補給やトイレなどを済ませた児童は、午後5時、3台のバスに分かれて乗り込み、出発しました。

クラシック・レクイエム・コンサートに思う 2 〜萩原麻未さんとのリハーサル(神崎小にて)〜

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 午後2時55分までに登校した児童は、各教室で各先生方から出席確認を受けた後、音楽室に集合して練習に入りました。
 そこに、予定を早めて、萩原さんが来校。テンポや間奏、初めと終わりの挨拶の仕方など、事前の打合せをしっかり行いました。そして、1週間ぶりに歌う子ども達は、プロのピアニストの伴奏で、通し練習だけでなく、何度も何度も、繰り返し練習をさせていただきました。子ども達は、ピンと来ていないと思いますが、めったにできないすごい経験をさせていただいたと思います。
 1週間ぶりの練習でばらばらだった歌声も、やがて、一つにまとまっていきました。

 「どんな楽器も、歌声に勝るものはないと思います。歌は、心を、気持ちを、直接、伝えることができるからです。子ども達の歌声に感動しました。子ども達の歌声に癒されました。」

 リハーサルを終え、校長室に帰られた萩原さんは、そのようにお話しくださいました。

クラシック・レクイエム・コンサートに思う 1

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 8月1日(土)、日本中が今年一番の暑い日となりました。
 そんな中、音楽指導者の竹本先生、本校の教職員、たくさんの保護者、地域の方々、そして、県のたくさんのスタッフの方々に支えられ、133名の児童は、広島県主催の「クラシック・レクイエム・コンサート」に参加し、大変貴重な経験を積むことができました。
 世界で活躍されているピアニスト萩原麻未さんの演奏を一番近くで聞き、その後、彼女の伴奏で、元安川の流れを前に、原爆ドームに見守られながら、「地球星歌〜笑顔のために〜」と「広島 愛の川」の2曲を歌うことができました。
 ありがとうございました。

不審者対応訓練から考えたこと

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 7月29日(水)、教職員を対象に不審者対応訓練を行いました。
 これまで、早期発見早期対応、不審者を校舎内に侵入させないことを目的に訓練を続けてきましたが、今回は校舎内に侵入されたことを想定して訓練を行いました。
 中央署から、日頃お世話になっています警察官においでいただき、訓練の設定、訓練の実施、評価・指導を行っていただきました。

○ 進入された教室において、まず児童の生命・安全を守る対応が機敏にできたか。
○ 初期対応に当たった教員は、不審者の進入を他の教員に知らせることが迅速にできたか。
○ 不審者進入を知った他の教員は、事務室・管理職への連絡が迅速にできたか。
○ 110番通報、校内対応連絡、支援対応指示等が迅速且つ適切にできたか。
○ 警察が駆けつけるまでの間の対不審者対応が安全且つ適切にできたか。

 異様な雰囲気で大声を出し続ける不審者。
 突然鳴り響く爆竹の音。
 教職員の対応に豹変する不審者の攻撃的な言動。
 そして、ポケットから取り出したナイフ。

 こうした想定外の状況が次々と生じる中、教職員は、不安と恐れを乗り越え、連携を取りながら機敏に対応していきました。

 訓練後の評価・指導の時間には、訓練の様子を撮影したVTRを見ながら、児童と教員自身の安全を守るための対応のあり方について、具体的且つ納得のいくお話をいただきました。

 今回の訓練で強く感じたことは、不審者に校舎内への進入を許してはいけないということです。絶対に、門の外、校舎の外での早期発見、早期対応ができるように、躊躇することなく110番通報し早く警察対応に切り替えるようにしなければならないということです。
 ですから、門は常に閉じ、学校に入るのは正門横の通用門のみとし、必ずインターホンで許可を得て入っていただくという、これまでもお願いしてきたことを、今後も徹底していきたいと思います。
 どうぞ御協力をお願い致します。

 また、本日の訓練を通してとても嬉しかったことがありました。それは、研修が終了した後、教職員が学校としての対応のあり方について、自発的に時間をとり、見直しを始めたことです。講師接待をしていた私は、そのことを知りませんでしたが、後で教頭からそのことを聞き、大変嬉しく思いました。

7月最後の練習が行われました!

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 7月24日(金)、7月最後の合唱練習が行われました。

 はじめに、佐々木先生は、昨日わざわざ現場にいって、親水テラスから見る原爆ドームや対岸の様子、親水テラスの様子を撮影し、それをスライドにして子ども達に見せました。
 昨日、一昨日の竹本先生の御指導と、このスライドを通して実際に会場で歌う様子をイメージとして持つことができた子ども達は、スイッチが入ったのでしょう、昨日とはまた一段とレベルアップした、本気度満点の練習態度となりました。

 隊形移動練習の時間、全員による合唱練習の時間、半分に分かれて合唱を聞き合う時間、どの時間も素晴らしい態度で、素晴らしい歌声を響かせました。歌声の質、響きが昨日に比べて一段と上がっていました。

 「やればできるのにやらない、ということが一番よくない。」

 子ども達は、今日も大切なことを学び、一つのことをやり遂げた思いをもって、練習を終えることができたと思います。

本日もありがとうございました!

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 7月24日(金)、本日も、地域の方々、警察の方々、保護者の方々、教職員と、多くの人の見守りの中、子ども達は元気に登校することができました。
 合唱の練習も、サマースクールでの算数の学習も、水泳記録会の練習も、参加した児童は、集中して、一生懸命に取り組んでいました。
 その様子を見ていて、昨日以上に、満足感を感じて下校することができたのではないかと思います。
 ありがとうございました!!

思いの届く歌声に 2

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 そして、子ども達を運動場側の体育館横の通路に並ばされると、御自分は、そこからちょうど元安川の幅ほど離れた位置に移動され、竹本先生に声が届くように歌うよう、チャレンジされました。

 子ども達は、雨の降る中、運動場の向こうに立たれる竹本先生に届くようにと、あらん限りの気持ちを込めて歌いました。歌声も、子ども達の姿も素晴らしかったです。
 その歌声が届いたのでしょう。南校舎で仕事をしておられた森川先生が飛んでこられました。

 残念ながら私が見ることができたのは、そこまででした。登下校指導のために、校外に出たからです。

 やがて、歌の練習を終えた児童が下校してきました。「竹本先生は、運動場から戻られて、何と言われましたか?」一人の児童に尋ねました。
 彼女は、「よくできましたと、褒めてくださいました。」と、にっこりとほほ笑みました。

 チャレンジして、やってみなければ、この喜び、満足感は分かりません。このようなよい経験をさせていただけることを感謝しています。

思いの届く歌声に 1

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 夏休みに入って2回目の練習が始まりました。私の耳には、美しいハーモニーとなって届く子ども達の歌声でしたが、竹本先生や佐々木先生にとっては、まだまだのようでした。

 竹本先生は、一通り歌い終わった子ども達に、普段の穏やかで、優しい笑顔がとは打って変わって、厳しい表情で、熱く語り始められました。

○ 何の罪のない多くの人々が無残に殺され、元安川を流されていった事実を忘れていなかったら、もっともっと心からの怒り、悲しみをもって歌うことができる。
○ そんな極限状態の中でも消えることのなかった家族の愛、同朋の愛、人間愛の精神を忘れていなかったら、もっともっと心からの優しさ、思いやりをもって歌うことができる。
○ そして、その思いを、元安川の対岸で聞いておられる人々になんとしても届けたいと思って歌うことができる。

感謝!! 〜児童の安全確保のために〜

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 夏休みに入って早々に不審者問題が起き、保護者や地域の皆様、大変御心配のことと思います。

 そんな中、地域の方々は、合唱の練習やサマースクール、水泳教室のために登校する児童の安全を守るため、早速、7月23日(木)の朝早くから、学校周りの通学路に立ってくださいました。また、舟入交番の警察官は、パトカーや自転車で巡回するとともに、通学路に立ってくださいました。教職員も、正門前や通学路に立ちました。また、送り迎えをされる保護者も多くあり、児童はたくさんの方々に見守られて登下校することができました。
 御支援くださるすべての方々に、心から感謝申し上げます。

 こうした方々の思いを受け止め、今日、子ども達はしっかりと練習したり、勉強したりすることができました。下校時の子ども達の様子を見ると、「できるようになった!」「わかるようになった!」という喜びが感じられるような笑顔で帰っていきました。
 子ども達は、これからも、勉強や運動、音楽等に励んでくれることと思います。
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