最新更新日:2024/06/26
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

前期終業式での話

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 10月11日(金)に、前期終業式を行いました。子ども達の頑張っている姿を評価するとともに、「校訓」について、次のような話をしました。


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 9月の初めの学校朝会で、校長先生は、3つのことを頑張るように話しました。覚えていますか。
 1 たくさん本を読みましょう。
 2 「あいさつ・返事・靴そろえ」、特に「返事」ができるようになりましょう。
 3 ポイ捨てをしないで、気持ちのよい学校・地域にしていきましょう。
の3つでした。少し、振り返ってきましょう。

 先ず、本を読むことについてです。
 1、2年生は1年間に30冊以上本を読むことを目標にしています。皆さん、どうでしょうか。30冊よりたくさん読んでいる人が何人ぐらいいると思いますか。1年生は全部で67人いますが、9月の時点で、その内、なんと33人が30冊以上読みました。2年生は全部で72人いますが、その内、なんと34人が読みました。中には、120冊も読んでいる人もいます。
 3、4年生は1年間に3000ページ以上を読むことを目標にしています。低学年の本に比べて難しい本が多くなりますが、3年生は56人の内、なんと9人が3000ページ以上読みました。4年生は73人の内、7人でした。中には7000ページを超える人もいます。
 本を読むことは、勉強が分かるようになるために、心を豊かにするために、そして、立派な人になるために、とっても、とっても大切です。
読み過ぎということはありません。続けてしっかり読みましょう。

 次に、挨拶、靴揃え、返事から、挨拶について話します。
 先週、地域の方とお話をすることがありました。その時、いろんな方が、「神崎小学校の子ども達は、私のような知らないおじいさんが歩いていても、自分から挨拶をしてくれるようになりました。それがまた、とても気持ちのよい挨拶なんです。」と、とっても嬉しそうにお話ししてくださいました。
 校長先生も同じように思います。朝、自分から進んで挨拶する人がとても多くなりました。遠くからでも、校長先生がよそを向いていても、挨拶をしてくれます。また、立ち止まってお辞儀をしながら挨拶する人が、随分増えました。しかも、1年から6年まで全学年にいます。
 礼儀正しく、気持ちのよい挨拶ができることは、家でも、学校でも、また、皆さんが、中学校、高等学校、大学、会社と進んでいっても、絶対にできなければならない大切なこと、そして、とても役に立つ大事なことです。
 みんなが「挨拶名人」になれるよう、努力を続けていきましょう。校舎内でも、お客様に出会ったら、立ち止まって丁寧に挨拶をするように頑張りましょう。

 続いて「ポイ捨て」についてです。
 校長先生は、さすが神崎の子ども達は素晴らしいな、と思いました。
どうしてかと言うと、お話をしたその週から、直ぐに、中庭や正門前、歩道などに落ちているお菓子の袋や紙が、とっても少なくなったからです。そのことがはっきり分かりました。本当に皆さんは、すごいです。
 しかし、菓子袋などのゴミが減ったのは事実ですが、まだ完璧ではありません。
完璧を目指し、一人一人がそのことを心に思い、先ず、自分が絶対に捨てない、次に、捨てている人がいたら、注意したり、拾ったりするようにしましょう。
期待しています。

 さて、皆さんは、この額が校舎の入り口などに掛けられているのに気付きましたか。
神崎小学校では、今年、4月に、校訓を新しく定めました。これが校訓を書いたもので、校訓というのは、こんな生き方のできる立派な人になってほしいという願い、目標を示したものです。
 「志高く 美しく」と読みます。
 人々を幸せにし、笑顔いっぱいの世の中をつくることができる人になってほしい、美しい生き方のできる人になってほしい、という願いが込められています。

 台風が通り過ぎた10月9日の朝、7時前に、学校の中庭は、風に吹かれて落ちた葉っぱでいっぱいでした。みんなが登校してくる歩道はどうかなと、正門を開けて出てみると、正門の直ぐ側の落ち葉を掃いてくださっている人がいました。「なるみ物産」という会社がそこにあるのですが、その社長さんでした。会社の前だけでなく、少し離れた正門の側まで、掃いてくださっていました。校長先生は、感動しました。有り難いと思いました。
 冬になると、ものすごくたくさんの葉っぱが落ちるでしょ。この前の歩道にもいっぱい積もります。去年、この会社の方々は、毎朝、7時前頃から、寒い中、みんなで皆さんの通学路になっている歩道を掃いてくださっていたのですよ。

 校長先生は、こんな方々の姿を見て、「美しい」と心から思います。

 「人は、人の為に生きて初めて、人となる。」と言った人がいます。人の為に生きることこそ、美しく生きることです。皆さん一人一人が、世のため、人のために尽くす、よい人生、美しい人生を歩む、そんな人になることを心から期待し、お話を終わります。
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いじめ防止のために標語をつくりました

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 9月は、本市のすべての学校で、いじめ防止強化月間として、様々な取組が行われました。
 本校では、児童会が呼びかけて、全児童がいじめ防止のための標語をつくりました。どの学級でも、とても熱心に取組が行われていました。一人一人の心にきっと何かが残されたことと思います。

 そして、児童会計画委員会で審査し、各学年で優秀賞、全体で最優秀賞が選ばれ、先日10月1日の学校朝会で表彰しました。(→ その様子はこちらから

 その作品を紹介します。

  最優秀賞   友達への 軽い一言 重いきず         6年

   優秀賞   みんなはね いじめをしない なかまだよ    1年
   優秀賞   やさしさで みんなの心も 花ばたけ       2年
   優秀賞   いじめるな みんな友だち なかまだよ      3年
   優秀賞   ちゃんと言おう やられたことと やったこと   4年
   優秀賞   やさしさを 忘れた時から 悪の道        5年

豆記者が新聞づくりを行っています

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 9月18日頃、読売新聞社から、学校と地域の取組を紹介する新聞を作りたいとの協力依頼がありました。6年生の希望者が、新聞記者から直接指導を受けながら、学校関係や地域の方に取材し、写真を撮り、取材メモを作成していくという活動内容です。
 神崎小学校と神崎学区の素晴らしさを紹介できるとともに、子ども達が地域の方から直接その思いを聞くことができる素晴らしい企画とすることができそうでしたので、お引き受けすることにしました。

 3つのことを取材することに菜りました。(1)学校・地域のホットニュースとして第50回神崎学区町民運動会を、(2)学校の宝の紹介として図書館と図書ボランティアを、(3)この人に話を聞いてみたいということで「笑顔輝け! 神崎っ小運動」を推進するPTAを取材することになりました。希望した10人の6年生が3つのグループに分かれ、それぞれを担当します。

 9月29日には、町民運動会とPTAを取材し、神崎学区体育協会会長の沖さんとPTA会長の村田さんのインタビューを行いました。
 9月30日には、図書館の取材と図書ボランティアの新見さんと川本さんにインタビューを行いました。
 事前に考えていた質問だけでなく、その場で疑問に思ったことを質問したり、しっかりメモを取ったり、その様子を撮影したりと、みんなよくやりました。

 いつも地域や学校のために熱心に奉仕されている方々の思いを直接聞くことができたことが、とってもよかったと思います。また、競技中にトラックに入らせてもらって写真を撮ったり、一般の方にもインタビューをしたりと、よい経験ができました。

 現在、締め切りの10月3日に向けて、原稿を書いているところです。

 10月16日頃の新聞に掲載される予定です。どうぞお楽しみに。

学ぼうとする姿勢、追究し続けようとする姿勢があるか

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 9月15日(日)に、一人の社長さんとゆっくり話をする機会がありました。百人を超える社員を抱える、元気いっぱいの会社の社長さんです。
 とても心に残った話がありましたので、紹介します。

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 本社は、やる気のある人を採用します。資格を持っているかどうかは問いません。人材は会社が育てる、というのが本社の考えです。そのために、本人が辞めると言わない限り、3年でも4年でも、我慢して育てます。

 ですから、採用するかしないかは面接で決めますが、観るのは次の3点です。

 (1) 学び続けようとする姿勢があるかどうか。
 (2) お客様の為に、という姿勢があるかどうか。
 (3) 人間関係をつくれるようコミュニケーションがとれるかどうか。
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 また、先日、テレビ局に勤める知り合いの方から聞いた話として、次のような話を本校の職員から教えてもらいました。

 御存知の通り、テレビ局では、多岐に渡るジャンルの放送番組を作っています。そして、そのどの部署に配置され、どんな内容の番組を作るかは、いわば運次第のようなところがあるそうです。命じられたら、どんな内容の番組でも作らなければならないわけです。
 ですから、テレビ局では、何でもいいので、とにかく「とことん何かを追究し続けた人」を求めているそうです。そんな人でなければ、任せられた仕事をやりきることができないからです。

 お二人の話を聞き、学校教育について、また、家庭教育について、考えさせられました。

大人の躾の三か条

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 先日、退職されて既に久しいのですが、私が大変お世話になった校長先生とお会いし、ゆっくりとお話をする機会がありました。この方は、校長として大変豊かな経験を重ねてこられた方で、この日、人生の大先輩としての、含蓄のあるお話をたくさん聞かせていただきました。

 その中で、「大人として、また、父親・母親として、決して忘れてはならない3つの言葉があるんです。」と、次の3つの言葉を教えてくださいました。

 1 「お世話になります。」
 2 「お陰様です。」
 3 「お互い様です。」

 校長先生は、最近、この3つの言葉が余り聞かれなくなってきたこと、この言葉に表されている日本人としての美しい精神が薄れてきていることを憂慮されていました。

 私は、このことはとても大切であると感じましたので、私自身がこの3つの言葉を忘れることのないよう、勝手に「大人の躾の三か条」とネーミングして、校長室に掲示しました。

朝、水まきをしていて

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 朝、正門前の庭の植木に水やりをし、その前の通路に水をまいていた時のことです。
 8時30分頃になっていたでしょうか。一人の男の子が、見るからに肩を落とし、とぼとぼと正門を入ってきました。遅刻しないように、頑張っていた男の子でした。

 彼は、私の顔を見ると、「朝、おなかが痛くなって、遅くなった。」と小さな声で言いました。私には、彼の気持ちがすごくよく分かりました。遅刻しないように本当に頑張っていたからです。

 彼の背中を撫でながら、「もう痛くないの?」と尋ねると、「まだ少し・・・。」との返事。「我慢できなくなったら、直ぐに先生に言うんだよ。」
 そして、少し考えて彼に言いました。
 「でもね、今日は少し遅れてよかったね。庭に水をまいた後だから、とっても気持ちがいいでしょ。君だけだよ、これが味わえたのは。」
 それを聞くと、彼は、靴箱の方へ走って行きました。

いじめ問題について

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 いじめは、いじめを受けた児童の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるだけでなく、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものであり、決してあってはならない、許されざる行為です。


 しかし、誠に残念なことですが、今日、いじめに起因して子どもが自ら命を絶つ事案が全国的に続いて起き、いじめの防止等に係る教育現場の対応、予防対策が社会の注目を集めているところです。
 国にあっては、本年6月に「いじめ防止対策推進法」が成立し、これに基づき文部科学省は近々に「いじめ防止基本方針」を策定する予定です。その後、この方針を受けて、全国の地方自治体及び学校がいじめ防止等の取組を推進していくこととなっています。

 このような状況の中、広島県では、子どもが安心して教育活動に取り組む校内組織を構築するため、県内すべての公立学校が校内に「いじめ防止等に係る校内委員会(仮称)」を設置し、学校の状況把握・分析、未然防止及び再発防止などに取り組むことにしました。

 本校においても、校内委員会を活用し、いじめ問題について実効ある対応を迅速に進めてまいります。また、いじめを防止するためには、子ども達の豊かな情操と道徳心を培い、心の通う対人交流を生み出す能力の素地を養うことが重要ですので、すべての教育活動を通じて道徳教育及び体験活動等の充実を図ってまいります。
 また、地域・家庭のご協力のもと、「笑顔輝け! 神崎っ子運動」を一層推進し、学校・家庭・地域間のコミュニケーションと連携を一層強め、地域の方々と児童の交流、地域における体験活動等の充実を図ることができたらと考えています。

 ご家庭や地域におかれましても、子ども達の様子を注意深く見ていただき、心配なことがありましたら、遠慮なく担任や学校の方へご相談ください。

読書7000ページを読破!

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 8月30日(金)の学校朝会で、私は、神崎の子ども達に頑張って欲しいことを3つ話しました。
 1 たくさん本を読みましょう。
 2 これからも「あいさつ・返事・靴そろえ」ができるようになりましょう。
 3 ポイ捨てをしないで、気持ちのよい学校・地域にしていきましょう。

 その日、3年1組で、私の話について感想を書くようにお題を出したところ、子ども達の感想の中で一番多かったのは「本をたくさん読みたい」だったそうです。

 読書は心の大切な糧。今年、学校では、1・2年生は30冊、3〜6年生は3000ページを目標に、読書指導をし、1・2年生は30冊毎に、3〜6年生は3000ページ毎に、表彰を行っています。

 3年1組では、9月6日現在、3000ページを達成しているのは3人。中には7000ページを超えた子どもがいるとのことです。
 その子は、ちょっとした「すきま時間」で読書をしているとのこと。
 とっても素晴らしいことだと思いました。

 彼の感想を紹介します。

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 ぼくは、火曜に読書記録カード7000ページをたっせいしました。ようやくの7000ページなので、うれしかったです。カードも3まい、4まいと、たくさん読んで、1万ページくらいまで読みたいです。
 今までは短い本ばかり読んでいたけど、今度からは100ページい上の本をたくさん読もうと思います。ろう下の本も全部読めるようにがんばります。
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 1万ページ読破を心から期待しています!!

かわいい挨拶にどぎまぎ

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 9月13日(金)、朝、正門前の中庭でのことです。
 ぼちぼち正門前に登校してきた子ども達が集まり始めた頃でした。 
 「おはようございます。」
 「おはようございます。」
 「おはようございます。」
 とってもかわいらしい、黄色い声が、中庭まで聞こえてきました。

 3歳ぐらいの男の子。家族の方に連れられて、散歩中です。
 陰から様子を見ていると、小学生のお兄さんお姉さん一人一人の前に立ち、挨拶をしていました。
 挨拶をされた小学生は、戸惑いながらも嬉しそうな、どぎまぎしたような表情をするばかりで、まともに挨拶を返すことはできませんでした。

 男の子が立ち去ってから、子ども達に声を掛けました。
「お兄さん、お姉さん達から大きな声で挨拶をしたらいいね。」
 さらに、「君達から挨拶をしてもいいんだよ。」と付け加えると、そこにいた子ども達は、一様に、あぁ、そうなんだというような表情を浮かべました。そして、みんな素敵な笑顔になって、次ぎに会った時は、ああしよう、こうしようというような話を始めました。

 「どう、かわいかったでしょ。」と尋ねると、そばにいた男の子が、とっても優しそうな笑顔を浮かべ、うなずきました。

9月はいじめ防止強調月間

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 広島市では、9月をいじめ防止強調月間とし、全校で様々な取り組みが行われています。

 本校では、児童会を中心に、いじめ防止に向けて、標語づくりに取り組むことになり、各学年・学級で標語づくりが始まっています。
 9月10日(火)、教室を回っていますと、2年1組で標語づくりに向けた指導が行われていました。子ども達は、いじめについて考えたり(左)、標語について学んだり(右)と、熱心に取り組んでいました。

 この標語づくりを通して、子ども達の心に「いじめは絶対にしない! 許さない!」という気持ちが染み渡ることを願っています。

 みんなの心にしっかりと届くような作品ができましたら、校内に掲示し、拡げていきたいと考えています。

幼子に教わる 〜朝の挨拶〜

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 朝、学校の前で、3歳ぐらいのかわいい男の子を連れられたおじいさんにお会いします。すっかり顔見知りになって、男の子も「おはようございます!」と、たどたどしい口調で元気よく挨拶をしてくれます。
 私は、そんな時、「ちゃんと挨拶ができて、偉いね!!」「とっても立派にできました!」とか、必ず声を掛けます。(今朝は、「きっと立派な人になりますよ。」でした。)

 今朝は、いつもと少し違う風景を見ることができました。

 私との挨拶を終えて歩道を歩いていく中、向こうから登校して来る高学年の女の子と出会いました。その時、男の子は彼女の前に立ち、顔を見上げて、「おはようございます!」と挨拶をしたのです。
 予期せぬことに、女の子はとっても驚いた様子でしたが、どぎまぎしながらも、挨拶を返すことができました。

 その微笑ましい様子を見ながら、幼子に教わるとは、こういうことなんだなと思いました。

お孫さんに連れられて

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 お盆になると、子どもさん達が帰省され、家の中が一層にぎやかになることと思います。歩いていても、お孫さんを連れて歩いておられるおじいさん、おばあさんの姿をよく見かけます。

 夕方、涼しくなった頃のことです。小学校1年生ぐらいを頭に3人のお孫さんと一緒に、楽しそうにおしゃべりをしながら犬の散歩をしているおじいさんと出会いました。

 3人のお孫さんたちは、道で人に出会うと、「こんにちは。」と気持ちよく、とても自然な感じで声をかけていました。目に入った人には、少し離れていても、同じように声を掛けていました。その様子がとても微笑ましくて、見ているだけで幸せな気持ちになりました。

 中にはおじいさんの知らない人もおられたようで、おじいさんが少々照れておられるようでした。しかし、子ども達は、そんなことには全く気付いていない様子でした。
 声を掛けられた人は、びっくりしつつも、笑顔で「こんにちは。」と声を返しておられました。

 この子達の御両親、特におかあさんは、立派な人だなと思いました。また、その御両親を育てられたおじいさんとおばあさんも、とても立派な方だと思いました。

心に染み入る人の情け

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 お盆のことです。


 始業前に、学校周りの歩道を掃いていました。今年の夏は異常に暑く、掃いているだけなのですが、暫くすると顎すじから歩道に汗が落ち始めます。


 河原町公園の前を掃いていた時のことです。背後に車が止まる気配がしました。少しして「校長先生、御苦労様です。」との声。振り返ると、本校児童のおじいちゃん、おばあちゃんが立っておられました。
 「ありがとうございます。暑いですから気を付けてください。」とペットボトルを手渡してくださいました。よく冷えたお茶でした。
 少し立ち話をして、御夫婦は、何度も頭を下げられながら、車に戻られました。
 お墓参りに行かれる途中だったのでしょうか。きっと近くの自動販売機で買われたばかりのお茶をくださったのだと思います。

 お陰様で、学校周りを最後まできれいにすることができました。

 中庭に戻り、いただいたお茶を一気に飲み干しました。

8月6日の登校日について

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 平和記念式典が開催される8月6日(火)に、国際的に活躍しておられるピアニスト萩原麻未(はぎわらまみ)さんとトランペット奏者フランシスコ・フローレスさん(ベネズエラ)が本校に来られ、平和集会の中で、平和への祈りをこめて演奏を行われます。


 御承知の通り、萩原麻未さんは、広島市の出身で,2010年11月に行われただ65回ジュネーブ国際コンクール(ピアノ部門)において、日本人として初めて優勝されました。年によっては1位を出さないこともある伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝は、大きくマスコミにも取り上げられ大きな話題を集めました。

 フランシスコ・フローレスさんは、モーリス・アンドレ国際コンクールで優勝された他、数々のコンクールに優勝・入賞され、ソリストとしてN響や大阪フィルとも共演するなど、世界で活躍しておられます。

 この日の様子は、広島テレビ「68年目の朝 〜 next あなたへ 〜」(同日午前8:00−9:18頃)の中で中継されますので、是非、御覧ください。
 およその中継時刻をいただいていますので、参考にしていただければと思います。

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7:45  各教室に登校完了
7:55  体育館に集合 平和集会開始

8:00  放送開始 「68年目の朝 〜next あなたへ 〜」(広島テレビ)

8:05頃 神崎小から中継1  学校紹介、平和集会の様子等

8:15頃 神崎小から中継2  黙祷する子どもたちの様子

8:40頃 VTR放送 「〜はだしのゲンを引き継ぐ〜」(神崎小の平和教育)
      神崎小から中継3  教員及び3年生児童へのインタビュー

9:00頃 神崎小から中継4  演奏
        ピアノ      萩原 麻未さん
        トランペット  フランシスコ フローレスさん 
      神崎小から中継5  演奏終了後 感想 6年生児童へのインタビュー

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夏休みには規律正しい生活を

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 子ども達が楽しみにしていた40日余りの夏休みがいよいよ始まります。

 4月から4ヶ月が経ちましたが、今、どの学級においても、とても落ち着いた雰囲気の中、子ども達は授業に熱心に取り組んでいます。
 夏休みの間も、早寝早起きなどの規則正しい生活習慣や、決めた時間にきちんと勉強する学習習慣を維持するとともに、交通ルールなどの社会的な規範を守って生活し、8月30日(金)には、全員が元気に登校することを願っています。

 学校では、各学級において夏休みのきまりについて指導するとともに、7月19日(金)の「夏休みを迎える会」で、全児童を対象にスライドを使ってそのポイントの徹底を図りました。

 その時に使用したスライドを公開しますので、親子で御覧いただきながら、夏休みの生活について話し合ってみられてはいかがでしょうか。
 どうぞ宜しくお願い致します。

夏季休業中における登校日について

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 本年度の夏季休業中における登校日は、通知や学年便りでお知らせしました通り、8月4日(日)と8月6日(火)の二日としました。





【8月4日の登校日 〜午前9時30分登校〜 】
 この神崎学区では、は原爆で亡くなられた多くの方々を慰霊するとともに永遠の平和を祈念し,河原町公園に慰霊碑が建立し、以後毎年慰霊式が行われております。本年も8月4日(日)を全学年登校日とし,3年生から6年生まで神崎学区原爆死没者慰霊式に参列するように計画しております。1・2年生は音楽室で平和学習会を行う予定にしております。死没者の慰霊をするとともに戦争や平和について考える日としたいと考えています。

【8月6日の登校日 〜午前7時45分登校〜 】
 国際的に活躍しておられるピアニスト萩原麻未(はぎわらまみ)さんが、8月6日(火)に,神崎小学校において,本校児童とともに,平和の祈りを捧げるピアノコンサートを行われることになりました。
 ご承知の通り,萩原麻未さんは,広島市の出身で,2010年11月に行われただ65回ジュネーブ国際コンクール(ピアノ部門)において,日本人として初めて優勝されました。年によっては1位を出さないこともある伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝は,大きくマスコミにも取り上げられ大きな話題を集めました。
 コンサートの開催は、本校の子ども達にとっても,また,「ノーモア ヒロシマ」のメッセージを全世界に発信する広島市・神崎学区にとっても,素晴らしい機会となるものと考えています。

 児童の参加について、御協力の程、宜しくお願い致します。

 なお、7月19日(金)の「夏休みを迎える会」で子ども達に説明した際に使用したスライドを公開しますので、是非ご覧下さい。

「セミの抜け殻をいっぱいとったよ!」

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 7月19日(金)、夏休み前の最後の日。朝早くから、正門近くは、蝉時雨で思わず耳を覆いたくなるようなにぎやかさです。

 正門前に立っていますと、両手にクリアバッグや筆箱を抱えた一人の一年生の男の子が、興奮気味の声で、「校長先生、校長先生!」と、駆け寄ってきました。 そして、抱えていた荷物を正門前の歩道に投げ置くと、ランドセルをおろし、カバーをあけ、教科書などを歩道にぶちまけ始めました。
 驚いた私は、直ぐに彼の手を押さえながら、「どうしたの?」と声をかけました。

 彼は、私の気持ちなどは意に介さぬ風で、空になったランドセルを私の方に向け、「校長先生、セミの抜け殻をいっぱいとったよ! ほら。見て。」と言いました。
 薄暗いランドセルの底には、10個ぐらいでしょうか、セミの抜け殻が見えました。「学校に来る途中、見付けたんよ。」彼は誇らしげに言いました。

 きっと、学校の近くまで来た時、生け垣などにたくさん付いているセミの抜け殻を見付け、手に持ちきれなくなったのでしょう。ちょっと力を加えると壊れてしまうものですから、考えた末に、ランドセルの中のクリアバッグなどを出し、スペースを作り、そっと入れたのでしょう。

 「うわぁー、すごいね!! よくこんなに見付けたね! 教室に行ったら、先生にも見せてあげてね。びっくりされると思いますよ。」

 彼は、満足そうな顔をして、再び両手にたくさんの物を抱え、校舎に向かって歩き始めました。

 明日から40日ほど、こんなすてきな子ども達と会えなくなるのかと、さみしい思いがしました。

折り鶴集会に思う 3

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 最後に4つ目ですが、鶴を折る時、1年から6年までの縦割り班で、上級生が下級生に折り方を丁寧に教え、教えられている、その和やかで微笑ましい情景に感動しました。
 鶴の折り方を知らない子どもも多く、最初は、これだけの数の鶴を完成させることができるのかと心配していましたが、こうした関わり合いの中、どの班もほとんど作り終えることができました。

 こうした経験は、この子ども達にとって、とても大切なものだと思います。地域や、子ども会、体協などにおいても、このような異年齢の子ども達の関わり合える場をつくっていただいています。今後も、地域諸団体と連携をとり、学校においても一層の充実を図りたいと考えています。

折り鶴集会に思う 2

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 三つ目は、心をこめて「しんちゃんの三輪車」を読む計画委員の子ども達の姿(右)、そして、それを身動きもせずに食い入るように見、聞いている子ども達の姿(左)でした。
 人ととして、絶対に大切にしなければならないことを、きちんと感じ取ることができるようになっていることの証拠だと思います。

折り鶴集会に思う 1

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 7月9日(火)の平和学習朝会に続き、10日(水)に折り鶴集会を行いました。

 二つの集会を見て、第一に感動したことは、子ども達が、一人の例外なく、時間の間、静かに、きちんと座って、映像を見、話を聞いている姿でした。(左)
 これは、話をしようとしている人に対する思いやり、そして、話を聞こうとしている人への思いやりの心が育っている証拠だと思います。

 次に感動したのが、全校合唱「折り鶴の飛ぶ日」の美しさ、そして、歌う子ども達の真剣な姿でした。(右)
 これは、一人一人が、亡くなった方々のことを思い、残された方々のことを思い、そして、平和へのメッセージを託された自分達のことを思い、心を込めて、真剣に歌っている証拠だと思います。
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学校行事
3/25 修了式
3/26 学年末休業開始

人生の道標

学校だより

今月の行事予定及び下校時刻

学校経営計画

学校の教育計画

学習の予定

学習指導

生活指導

学校朝会等で使用した資料

笑顔輝け! 神崎っ子運動

授業づくりの提案

読み聞かせ通信

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