最新更新日:2024/06/12
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

読書7000ページを読破!

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 8月30日(金)の学校朝会で、私は、神崎の子ども達に頑張って欲しいことを3つ話しました。
 1 たくさん本を読みましょう。
 2 これからも「あいさつ・返事・靴そろえ」ができるようになりましょう。
 3 ポイ捨てをしないで、気持ちのよい学校・地域にしていきましょう。

 その日、3年1組で、私の話について感想を書くようにお題を出したところ、子ども達の感想の中で一番多かったのは「本をたくさん読みたい」だったそうです。

 読書は心の大切な糧。今年、学校では、1・2年生は30冊、3〜6年生は3000ページを目標に、読書指導をし、1・2年生は30冊毎に、3〜6年生は3000ページ毎に、表彰を行っています。

 3年1組では、9月6日現在、3000ページを達成しているのは3人。中には7000ページを超えた子どもがいるとのことです。
 その子は、ちょっとした「すきま時間」で読書をしているとのこと。
 とっても素晴らしいことだと思いました。

 彼の感想を紹介します。

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 ぼくは、火曜に読書記録カード7000ページをたっせいしました。ようやくの7000ページなので、うれしかったです。カードも3まい、4まいと、たくさん読んで、1万ページくらいまで読みたいです。
 今までは短い本ばかり読んでいたけど、今度からは100ページい上の本をたくさん読もうと思います。ろう下の本も全部読めるようにがんばります。
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 1万ページ読破を心から期待しています!!

かわいい挨拶にどぎまぎ

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 9月13日(金)、朝、正門前の中庭でのことです。
 ぼちぼち正門前に登校してきた子ども達が集まり始めた頃でした。 
 「おはようございます。」
 「おはようございます。」
 「おはようございます。」
 とってもかわいらしい、黄色い声が、中庭まで聞こえてきました。

 3歳ぐらいの男の子。家族の方に連れられて、散歩中です。
 陰から様子を見ていると、小学生のお兄さんお姉さん一人一人の前に立ち、挨拶をしていました。
 挨拶をされた小学生は、戸惑いながらも嬉しそうな、どぎまぎしたような表情をするばかりで、まともに挨拶を返すことはできませんでした。

 男の子が立ち去ってから、子ども達に声を掛けました。
「お兄さん、お姉さん達から大きな声で挨拶をしたらいいね。」
 さらに、「君達から挨拶をしてもいいんだよ。」と付け加えると、そこにいた子ども達は、一様に、あぁ、そうなんだというような表情を浮かべました。そして、みんな素敵な笑顔になって、次ぎに会った時は、ああしよう、こうしようというような話を始めました。

 「どう、かわいかったでしょ。」と尋ねると、そばにいた男の子が、とっても優しそうな笑顔を浮かべ、うなずきました。

9月はいじめ防止強調月間

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 広島市では、9月をいじめ防止強調月間とし、全校で様々な取り組みが行われています。

 本校では、児童会を中心に、いじめ防止に向けて、標語づくりに取り組むことになり、各学年・学級で標語づくりが始まっています。
 9月10日(火)、教室を回っていますと、2年1組で標語づくりに向けた指導が行われていました。子ども達は、いじめについて考えたり(左)、標語について学んだり(右)と、熱心に取り組んでいました。

 この標語づくりを通して、子ども達の心に「いじめは絶対にしない! 許さない!」という気持ちが染み渡ることを願っています。

 みんなの心にしっかりと届くような作品ができましたら、校内に掲示し、拡げていきたいと考えています。

幼子に教わる 〜朝の挨拶〜

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 朝、学校の前で、3歳ぐらいのかわいい男の子を連れられたおじいさんにお会いします。すっかり顔見知りになって、男の子も「おはようございます!」と、たどたどしい口調で元気よく挨拶をしてくれます。
 私は、そんな時、「ちゃんと挨拶ができて、偉いね!!」「とっても立派にできました!」とか、必ず声を掛けます。(今朝は、「きっと立派な人になりますよ。」でした。)

 今朝は、いつもと少し違う風景を見ることができました。

 私との挨拶を終えて歩道を歩いていく中、向こうから登校して来る高学年の女の子と出会いました。その時、男の子は彼女の前に立ち、顔を見上げて、「おはようございます!」と挨拶をしたのです。
 予期せぬことに、女の子はとっても驚いた様子でしたが、どぎまぎしながらも、挨拶を返すことができました。

 その微笑ましい様子を見ながら、幼子に教わるとは、こういうことなんだなと思いました。

お孫さんに連れられて

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 お盆になると、子どもさん達が帰省され、家の中が一層にぎやかになることと思います。歩いていても、お孫さんを連れて歩いておられるおじいさん、おばあさんの姿をよく見かけます。

 夕方、涼しくなった頃のことです。小学校1年生ぐらいを頭に3人のお孫さんと一緒に、楽しそうにおしゃべりをしながら犬の散歩をしているおじいさんと出会いました。

 3人のお孫さんたちは、道で人に出会うと、「こんにちは。」と気持ちよく、とても自然な感じで声をかけていました。目に入った人には、少し離れていても、同じように声を掛けていました。その様子がとても微笑ましくて、見ているだけで幸せな気持ちになりました。

 中にはおじいさんの知らない人もおられたようで、おじいさんが少々照れておられるようでした。しかし、子ども達は、そんなことには全く気付いていない様子でした。
 声を掛けられた人は、びっくりしつつも、笑顔で「こんにちは。」と声を返しておられました。

 この子達の御両親、特におかあさんは、立派な人だなと思いました。また、その御両親を育てられたおじいさんとおばあさんも、とても立派な方だと思いました。

心に染み入る人の情け

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 お盆のことです。


 始業前に、学校周りの歩道を掃いていました。今年の夏は異常に暑く、掃いているだけなのですが、暫くすると顎すじから歩道に汗が落ち始めます。


 河原町公園の前を掃いていた時のことです。背後に車が止まる気配がしました。少しして「校長先生、御苦労様です。」との声。振り返ると、本校児童のおじいちゃん、おばあちゃんが立っておられました。
 「ありがとうございます。暑いですから気を付けてください。」とペットボトルを手渡してくださいました。よく冷えたお茶でした。
 少し立ち話をして、御夫婦は、何度も頭を下げられながら、車に戻られました。
 お墓参りに行かれる途中だったのでしょうか。きっと近くの自動販売機で買われたばかりのお茶をくださったのだと思います。

 お陰様で、学校周りを最後まできれいにすることができました。

 中庭に戻り、いただいたお茶を一気に飲み干しました。

8月6日の登校日について

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 平和記念式典が開催される8月6日(火)に、国際的に活躍しておられるピアニスト萩原麻未(はぎわらまみ)さんとトランペット奏者フランシスコ・フローレスさん(ベネズエラ)が本校に来られ、平和集会の中で、平和への祈りをこめて演奏を行われます。


 御承知の通り、萩原麻未さんは、広島市の出身で,2010年11月に行われただ65回ジュネーブ国際コンクール(ピアノ部門)において、日本人として初めて優勝されました。年によっては1位を出さないこともある伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝は、大きくマスコミにも取り上げられ大きな話題を集めました。

 フランシスコ・フローレスさんは、モーリス・アンドレ国際コンクールで優勝された他、数々のコンクールに優勝・入賞され、ソリストとしてN響や大阪フィルとも共演するなど、世界で活躍しておられます。

 この日の様子は、広島テレビ「68年目の朝 〜 next あなたへ 〜」(同日午前8:00−9:18頃)の中で中継されますので、是非、御覧ください。
 およその中継時刻をいただいていますので、参考にしていただければと思います。

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7:45  各教室に登校完了
7:55  体育館に集合 平和集会開始

8:00  放送開始 「68年目の朝 〜next あなたへ 〜」(広島テレビ)

8:05頃 神崎小から中継1  学校紹介、平和集会の様子等

8:15頃 神崎小から中継2  黙祷する子どもたちの様子

8:40頃 VTR放送 「〜はだしのゲンを引き継ぐ〜」(神崎小の平和教育)
      神崎小から中継3  教員及び3年生児童へのインタビュー

9:00頃 神崎小から中継4  演奏
        ピアノ      萩原 麻未さん
        トランペット  フランシスコ フローレスさん 
      神崎小から中継5  演奏終了後 感想 6年生児童へのインタビュー

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夏休みには規律正しい生活を

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 子ども達が楽しみにしていた40日余りの夏休みがいよいよ始まります。

 4月から4ヶ月が経ちましたが、今、どの学級においても、とても落ち着いた雰囲気の中、子ども達は授業に熱心に取り組んでいます。
 夏休みの間も、早寝早起きなどの規則正しい生活習慣や、決めた時間にきちんと勉強する学習習慣を維持するとともに、交通ルールなどの社会的な規範を守って生活し、8月30日(金)には、全員が元気に登校することを願っています。

 学校では、各学級において夏休みのきまりについて指導するとともに、7月19日(金)の「夏休みを迎える会」で、全児童を対象にスライドを使ってそのポイントの徹底を図りました。

 その時に使用したスライドを公開しますので、親子で御覧いただきながら、夏休みの生活について話し合ってみられてはいかがでしょうか。
 どうぞ宜しくお願い致します。

夏季休業中における登校日について

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 本年度の夏季休業中における登校日は、通知や学年便りでお知らせしました通り、8月4日(日)と8月6日(火)の二日としました。





【8月4日の登校日 〜午前9時30分登校〜 】
 この神崎学区では、は原爆で亡くなられた多くの方々を慰霊するとともに永遠の平和を祈念し,河原町公園に慰霊碑が建立し、以後毎年慰霊式が行われております。本年も8月4日(日)を全学年登校日とし,3年生から6年生まで神崎学区原爆死没者慰霊式に参列するように計画しております。1・2年生は音楽室で平和学習会を行う予定にしております。死没者の慰霊をするとともに戦争や平和について考える日としたいと考えています。

【8月6日の登校日 〜午前7時45分登校〜 】
 国際的に活躍しておられるピアニスト萩原麻未(はぎわらまみ)さんが、8月6日(火)に,神崎小学校において,本校児童とともに,平和の祈りを捧げるピアノコンサートを行われることになりました。
 ご承知の通り,萩原麻未さんは,広島市の出身で,2010年11月に行われただ65回ジュネーブ国際コンクール(ピアノ部門)において,日本人として初めて優勝されました。年によっては1位を出さないこともある伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝は,大きくマスコミにも取り上げられ大きな話題を集めました。
 コンサートの開催は、本校の子ども達にとっても,また,「ノーモア ヒロシマ」のメッセージを全世界に発信する広島市・神崎学区にとっても,素晴らしい機会となるものと考えています。

 児童の参加について、御協力の程、宜しくお願い致します。

 なお、7月19日(金)の「夏休みを迎える会」で子ども達に説明した際に使用したスライドを公開しますので、是非ご覧下さい。

「セミの抜け殻をいっぱいとったよ!」

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 7月19日(金)、夏休み前の最後の日。朝早くから、正門近くは、蝉時雨で思わず耳を覆いたくなるようなにぎやかさです。

 正門前に立っていますと、両手にクリアバッグや筆箱を抱えた一人の一年生の男の子が、興奮気味の声で、「校長先生、校長先生!」と、駆け寄ってきました。 そして、抱えていた荷物を正門前の歩道に投げ置くと、ランドセルをおろし、カバーをあけ、教科書などを歩道にぶちまけ始めました。
 驚いた私は、直ぐに彼の手を押さえながら、「どうしたの?」と声をかけました。

 彼は、私の気持ちなどは意に介さぬ風で、空になったランドセルを私の方に向け、「校長先生、セミの抜け殻をいっぱいとったよ! ほら。見て。」と言いました。
 薄暗いランドセルの底には、10個ぐらいでしょうか、セミの抜け殻が見えました。「学校に来る途中、見付けたんよ。」彼は誇らしげに言いました。

 きっと、学校の近くまで来た時、生け垣などにたくさん付いているセミの抜け殻を見付け、手に持ちきれなくなったのでしょう。ちょっと力を加えると壊れてしまうものですから、考えた末に、ランドセルの中のクリアバッグなどを出し、スペースを作り、そっと入れたのでしょう。

 「うわぁー、すごいね!! よくこんなに見付けたね! 教室に行ったら、先生にも見せてあげてね。びっくりされると思いますよ。」

 彼は、満足そうな顔をして、再び両手にたくさんの物を抱え、校舎に向かって歩き始めました。

 明日から40日ほど、こんなすてきな子ども達と会えなくなるのかと、さみしい思いがしました。

折り鶴集会に思う 3

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 最後に4つ目ですが、鶴を折る時、1年から6年までの縦割り班で、上級生が下級生に折り方を丁寧に教え、教えられている、その和やかで微笑ましい情景に感動しました。
 鶴の折り方を知らない子どもも多く、最初は、これだけの数の鶴を完成させることができるのかと心配していましたが、こうした関わり合いの中、どの班もほとんど作り終えることができました。

 こうした経験は、この子ども達にとって、とても大切なものだと思います。地域や、子ども会、体協などにおいても、このような異年齢の子ども達の関わり合える場をつくっていただいています。今後も、地域諸団体と連携をとり、学校においても一層の充実を図りたいと考えています。

折り鶴集会に思う 2

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 三つ目は、心をこめて「しんちゃんの三輪車」を読む計画委員の子ども達の姿(右)、そして、それを身動きもせずに食い入るように見、聞いている子ども達の姿(左)でした。
 人ととして、絶対に大切にしなければならないことを、きちんと感じ取ることができるようになっていることの証拠だと思います。

折り鶴集会に思う 1

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 7月9日(火)の平和学習朝会に続き、10日(水)に折り鶴集会を行いました。

 二つの集会を見て、第一に感動したことは、子ども達が、一人の例外なく、時間の間、静かに、きちんと座って、映像を見、話を聞いている姿でした。(左)
 これは、話をしようとしている人に対する思いやり、そして、話を聞こうとしている人への思いやりの心が育っている証拠だと思います。

 次に感動したのが、全校合唱「折り鶴の飛ぶ日」の美しさ、そして、歌う子ども達の真剣な姿でした。(右)
 これは、一人一人が、亡くなった方々のことを思い、残された方々のことを思い、そして、平和へのメッセージを託された自分達のことを思い、心を込めて、真剣に歌っている証拠だと思います。

全校合唱の動画を配信して

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 昨日7月3日(水)に、これまでの懸案でありました動画による学校紹介がやっとできるようになり、Nコン80回記念スペシャル企画 「いっしょに歌おうプロジェクト」に参加するための、全校合唱の録画撮りの様子を発信しました。

 今日、早速、次のような嬉しいお言葉をいただきましたので、紹介します。

「これまでホームページで『歌いっぱい作戦』の記事を読んでいて、正直なところ、ちょっと大げさに書いてあるのだろうなと思っていました。
 でも、動画で歌っている様子を見、歌声を聞いていて、涙が出てきました。
 1年生から6年生までの声が、一つの声のように聞こえてきて・・・。
 高い音がとってもきれいで・・・。
 そして、子ども達が歌っている様子を見ていると、一生懸命歌っていることがひしひしと伝わってきて・・・。
 とってもよかったです。」

 今後、写真だけでは伝えにくい部分を、少しずつですが、動画で御紹介していきたいと思います。また、紹介できるよう、取組を更に充実させていきたいと思います。

体力つくり標語の表彰を行いました

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 本校では、昨年度から、体力の向上を目指し、ドッジボール大会や長縄大会など、様々なことに取り組んできました。
 その一環として、体力アップに係る標語づくりに全児童が取り組み、その優秀作品を掲示しています。

 本日は、7月2日(火)の学校朝会で、各学年1名の児童を「体力つくり標語 優秀賞」として表彰しました。
 担当者が作成した立派な表彰状を、一人一人に校長が授与しました。
 全員、とても緊張していましたが、一人一人、表彰状を渡す瞬間に、とっても嬉しそうな表情を見せました。それがとってもとっても嬉しかったです。

 頑張ってとってもよいものを創り上げたり、素晴らしいことを成し遂げた人が、もっともっと頑張ろうという気持ちになるような、そんな表彰を充実させていきたいと考えています。

留守家庭子ども会の休会について

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 留守家庭子ども会「あおば」は、「当該学校が朝から臨時休校の場合は休会とする」との広島市の規程により、本日6月21日(金)は休会とします。

 御迷惑をお掛けしますが、宜敷お願い致します。

臨時休校について

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 本日、6月21日(金)は、広島市の「学校防災マニュアル」に基づき、午前7時の時点で大雨警報が発令中であるため、臨時休校の措置をとりました。

 午前7時過ぎには、緊急メールでその旨、発信していますが、回線が混み合っているためでしょうか、午前8時10分の時点で、未だ送信されていません。

 大変御迷惑をお掛け致しました。

 なお、本校では、本ホームページにおいても、こうした緊急時の対応について、トップページのテロップでも流していますので、御利用下さい。

 また、「緊急時における下校について」(4月)、「学びのガイドブック(17ページ)」(4月)、「台風・大地震時等の対応について」(6月)において、登校・下校の対応についてお知らせしていますので、今一度、御確認いただければ幸いです。本ホームページからもダウンロードできますので、御活用ください。

頑張るのは今です!

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 6月18日(火)、音楽朝会。
 本年度も、大学にお勤めの竹本建治先生をお迎えし、歌唱指導をしていただきます。
 本日も、15分間にわたり、380人余りもの児童の指導に、持てるエネルギーを注いでくださいました。

 生意気を言って申し訳ありませんが、竹本先生の御指導は、歌唱指導に係る卓越した理論・技術に裏付けられたもので、目の前で子ども達がぐんぐんと変わっていきます。
 ですから、その様子を目の前で見ることができる教員にとっては、大変価値ある研修の場となっています。
 そして、竹本先生に教えて頂いていることの中で、私が最も重要だと考えていることは、子ども達の歌声を変えるために、子ども達の心を豊かにしたり、学びに対する姿勢を変えたりする手立てが必要であるということです。

 本日の題材(曲)は、6月の歌である「ふるさと」(嵐)です。今年のNHKコンクールの課題曲である、難曲中の難曲だそうです。高いファの音が十数回も出てくるそうです。
 指導が進むに連れて、子ども達の歌声は素晴らしく変わっていきましたが、最も大きく変容したのは、竹本先生の次のような指導を受けた後だったように思います。

「皆さんは、まだここが私のふるさとだと言うには、若すぎるかも知れません。
 しかし、ここ神崎小学校、神崎学区が、みなさんにとって本当にふるさとになるためには、ここでいろんなことにチャレンジし、努力を重ね、変わった自分、成長した自分に出会う経験をたくさんしないといけません。その思い出が積み重なって、ふるさとができるんです。
 努力するのはいつでしょうか。今でしょう。
 頑張るのはいつでしょうか。今でしょう。
 今、頑張るんです。
 頑張るのは今です。
 この歌は、そんなふるさとをつくるために、今、頑張ろう! 頑張ろうね!!という、強い気持ちを歌う、応援歌です。」

 こんな指導の精髄を、具体的なノウハウを見ながら学べる私達は、本当に幸せだと思います。

「祇園精舎の鐘の声 ・・・」

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 6月19日(水)、登校指導や掃除を終えて、正門に戻ってくると、6年生の教室から、きれいに揃った、朗読する声が聞こえてきました。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
 娑羅双樹の花の色 盛者必衰のことわりをあらわす
 おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
 たけき者も遂にはほろびぬ ひとへの風の前の塵に同じ」

 有名な平家物語の冒頭です。
 何か心にしみていくものがありました。

 本校では、水曜日の朝の時間と週4回のドリルタイムの1回を使って、美しい日本語とリズム、日本人の豊かな感性と心を学ぶことができるよう、詩文の朗読を行っています。
 朗読を繰り返す中で、美しい日本語とそのリズム、日本人の感性と心が、自然に体に染みこんでいく。
 人生の折々に、必ずや、その子の人生を、より美しいものに、より豊かなものに、よりよいものに変える力となることでしょう。

「そういう教育をしていらっしゃるんでしょう。」

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 登校時間、正門横の歩道に立っていますと、通学路沿いにお住まいの方が話しかけてくださいました。

 「校長先生、今年になって、子ども達がとってもよく挨拶をしてくれるんですよ。庭の奥の方にいても、わざわざ声をかけてくれるんです。私は嬉しくて。毎朝、元気をもらっています。きっとそういう教育をしていらっしゃるんでしょう。」

 私は、ちょうど「躾の三か条」の幟の立っている下にいたものですから、それをお示ししながら、「今、家庭や地域に御支援をいただいて、挨拶や返事など、3つのことを習慣化するよう取り組んでいるんです。皆さんの御協力のおかげです。」とお答えすることができました。

 実は、私も、子どもの挨拶が変わってきていると感じていました。安田教頭も同意見です。

 ○挨拶の声が元気になっています。
 ○遠くから挨拶の声がきこえるようになっています。
 ○先に挨拶する子が増えています。
 ○立ち止まり、お辞儀をしながら挨拶する子が増えています。

 挨拶ができることは、直ぐに役に立たなくなる瑣末な知識と違って、その子の生涯に渡って役に立つ「生きる力」です。更に指導の充実・徹底を図って参ります。
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学校行事
2/25 6年生を送る会(参観日)

人生の道標

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学校経営計画

学校の教育計画

学習の予定

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