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最新更新日:2024/06/24 |
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いい顔で挨拶を![]() ![]() 正門前で登校してきた女の子が私をつかまえて質問しました。最初、何のことか分かりませんでしたが、今月の生活目標『あいさつは 人より先に 元気よく』を思い出して、「うん、うん。」と心の中でうなずきました。 「挨拶、○○さんの方がちょっとだけ早かったよ。」と答えると、○○さんは、破顔一笑、嬉しそうに走って行きました。 最近、少し離れたところから気持ちのよい挨拶をしてくれる子どもがちょっと増えてきたかなと思っていましたが、合点がいきました。 今、学校では、「目指せ! あいさつ名人」を掲げ、挨拶の種類、仕方などを指導し、子ども達はよりレベルの高い挨拶を目指して頑張っています。 ちなみに、最高レベルの5、「挨拶の鉄人」は、「どこでも、だれとでも、立ち止まり、相手を見て(笑顔で)、伝わる声で自分から挨拶することができる。」で、かなり高いレベルになっています。 私は、「どこでも、だれとでも、立ち止まって」はなかなか難しいと思いますが、せめて子ども達には「挨拶する時は、いい顔で気持ちよくする」ようになってほしいと思っています。 顔立ちは人様々ですが、笑顔さえあれば、誰でも「いい顔」になります。顔立ちは親の責任。「いい顔」は本人の責任。 笑顔の訓練を始めてみませんか。 サクラの木の下で![]() ![]() 週の初めには、多くの子ども達がたくさんの荷物を手に提げて登校してきます。ランドセル以外に、二つも三つも荷物を持っている子を見ますと、「たくさん荷物があるね。よく頑張ったね。」と声を掛けてしまいます。 少し前になりますが、遠足の日の朝、生憎の空模様に、早くから学校に多くの電話がかかってきました。「中止か決行か分からない時は、遠足と学習の両方の用意をして登校させてください。」とお願いしていましたが、少しでも子どもに楽をさせてやりたいとの親心。とてもよく分かりました。その日は弁当も持って行かせなければいけないのですから・・・。 しかし、親や教師は、いつも、また、いつまでも、子どものそばについていてやれるわけではありません。周りに助け手がおらず、自分一人でどうしてもそのことをやらなければならない状況に置かれた時、あきらめてへたり込むのではなく、とにかく独り歩き始めることができる自信を、そして、最後まで歩き続けることができる力を子どもにつけてやることが必要だと思います。あの遠足の日に、また、週の初めに、家から学校までたくさんの荷物を抱えて歩いてきたという経験を積んできた子どもは、何かがあって独りそんな状況に置かれたとしても、決してへたり込んでしまうことはないでしょう。 ある賢人は、「学ぶとは、逆境や貧しさに追いつめられることがあっても苦しむことがなく、心を痛め嘆き悲しむことがあっても衰えることがなく、不幸の後には幸福があり、初めあれば終わりがあることを知って惑うことがなくなることを目的とする。」と言っています。 学校は、文字通り、学びの場です。子ども達が心身を鍛え、生涯に渡ってたくましく生きていく力を身に付けることができるよう、今後も、保護者の皆様の理解のもとに、教育の更なる充実に努めてまいります。 ロング昼休憩を通して![]() ![]() ![]() 先生方の様子を見ますと・・・ 昔、自分がやっていた陣取りなどの外遊びを教えて、一緒に興じている先生。 学年間で連携し、学年の違う子ども達が一緒に遊ぶ場をつくっている先生。 学級集団づくりと体力づくりを進めるため、長縄飛びに挑戦させている先生。 ドッジボールを行い、本気で子ども達とやり合っている先生。 子ども達を引き連れて、運動場で鬼ごっこをしている先生。 等々 このように学習指導や分担する校務に熱心に取り組み、更に休憩時間に子どもと達と一緒に遊んでくれる先生方を、私は学校の宝だと思っています。 ロング昼休憩を終わって、掃除を始めた男の子に、「よく遊んでいたね。」と声をかけながら、彼の背中に手をやった時、汗に濡れたシャツを通して、まだ冷めやらぬ熱気が伝わってきました。 ※ 写真は6月26日(火)の様子の一部を掲載しています。 トンボを採りに![]() 「今日はどうしたの?」と、私がとんちんかんな質問をしますと、その子は「トンボを採りに来たの。観察池にたくさんいるから。」と、しっかりと答えてくれました。 そう言えば、最近、観察池には、産卵のためでしょうか、つがいのトンボをよく見かけていました。2匹が一つになって、水面にちょん、ちょんとしっぽをつけて、小さな波紋を立てているトンボ。 子ども達から忘れられているのではないかと思っていた観察池。そうではありませんでした! 虫採りなんかしなくなっているのではないかと思っていた神崎小学校の子ども達。そうではありませんでした! トンボを採りに子どもが学校に来てくれる! すてきなことだと思います。 こんなことも念頭に置いて、本校の環境整備を進めていきたいと思います。 靴箱の整頓、頑張っています (1年)![]() 6月14日(木)の朝、一人の1年生が少し遅刻して登校してきました。彼は、靴箱の前に来ると、靴を脱ぎ、すいたの上に上がりました。そして、靴を入れようとしたその時、ぴしっと揃っている靴箱の様子に一瞬目をやり、自分の靴を、教えられた通り、かかとを靴箱の端に揃えて入れました。35足のかわいい靴が、一つ残らず、きれいに揃えられた瞬間でした。 口やかましく整頓しなさいと言うよりも、いつも美しく揃えられた環境をつくることが、子どもの教育にとって大切です。そんな環境下では、一人だけぐちゃぐちゃにすることは、なかなかできることではありません。そのことを、1年生70人が、そして、遅刻してきた一人の1年生が示してくれました。 教頭曰く、「みんなが揃えるということの美しさに気付いてくれたらいいですね。」 揃えるということ![]() ![]() その時、トイレの臭いの原因や掃除道具の片付け方など、改善すべき点をご指導いただくとともに、お褒めいただいたことがありました。 それは、靴箱の靴がきちんと揃えてあることでした。体育館の隅やサッシの溝、体育館横まで掃除が行き届いていることでした。 履き物など、普段使うものをきちんと揃えること、見えるところだけでなく見えないところまで注意を行き届かせることの大切さを褒めて教えていただき、新たなやる気を心に抱いた次第です。 感心していること![]() ![]() ![]() それは、廊下や教室にある「ぞうきん掛け」が、どの学年・学級のものも、いつもきれいに揃えてあることです。 私は、現職の学級担任であった時、「ぞうきん掛け」の整頓を常に心がけ、指導してきました。いろんな学校を行かせていただいた時も、「ぞうきん掛け」の様子をいつも観ていました。「ぞうきん掛け」をいつも整頓された状態に保つことは、なかなか難しいことですが、これができるようになると、学級や学校がしっとりと落ち着いてきた証拠だと思っていました。 本校は、実にこれがよくできているのです。 「今まで何か取組をしてきたのですか。」と先生方に尋ねますと、特に指導したことはないとの返事が返ってきます。しかし、何かを行った結果であることは間違いありません。 崩れるのは一瞬です。今の状態を維持するとともに、今以上にきれいにすることができるよう、これからも気を付けていきたいと思います。 開かれた学校づくりを進めます![]() 学校における取組の様子、子ども達の様子を、保護者や地域の方々に広く公開することは、学校を信頼していただく上で、とても大切なことと考えています。 今後も、ホームページや学校便り、学年便りなどを通して、学校の様子をお伝えしていきたいと思います。 感動をありがとう! 〜運動会を終えて〜![]() ![]() ![]() (2年) (3・4年) (5・6年) 大変すばらしい運動会でした。 子ども達の最後まで力いっぱい駆け抜ける姿に、心が熱くなりました。そして、友だちと力をあわせて一つのことを成し遂げる喜び、感動を、子ども達といっしょに感じさせてもらいました。 1年生。入場行進や開会式・閉会式では、学校という大きな集団の中でも、元気よく行進したり、きちんと整列したりできました。また、「かけっこ」では、この広い運動場をゴールに向かって力一杯走りました。見ていて、とっても気持ちがよかったです。 2年生。「ハピネス!」では、テンポの速い音楽に合わせ、体全体で、リズムに乗って踊ることができました。とても上手でした。そして、最後に一つの大きな円になってのフィニッシュ、感動しました。「ハピネス!」の名前の通り、見るすべての人を幸せにしてくれました。 3・4年生。「KANZAKI ソーラン」では、初めの、空気を切り裂くようなかけ声に、心が震えました。また、腰をしっかり落としての、力強い演技を見ていて、子ども達の真剣さがひしひしと伝わってきました。赤と黒の法被を翻しながら、音楽に乗って踊る姿が、とってもかっこよかったです。 そして、5・6年生。「組体操 2012 『飛翔』」、素晴らしかったです。短期間によくぞここまで仕上げました。子ども達の演技する姿、態度を見ていて、集中することの大切さ、責任をもって自分の役割を果たすことの大切さ、友達と協力することの大切さを、体を通して学んでいると、確信しました。これらのことを生涯の糧として、何事も精一杯努力し、大きく羽ばたいていくことを願っています。 子ども達は、スローガンの通り、確かに輝くゴールを走り抜けていきました。そのことを実感させていただいた、幸せな一日でした。 輝くゴールへ みんなの心は一直線![]() ![]() ![]() まっしぐら(3年) 今年の運動会のスローガンは、「輝くゴールへ みんなの心は一直線」です。 「輝くゴール」とは、運動場に描かれた白線や白いテープのことだけを言っているのではありません。子ども達一人一人の心の中にこそ、目には見えませんが、本物のゴールがあります。 演技の一つ一つが終わった時に、そして、運動会が終わった時に、「全力で最後まで走り抜いたぞ!」「やるべきことをすべてやったぞ!」「辛かったけど、負けなかったぞ!」「友達のために頑張ったぞ!」という熱い思いで心が一杯になった時、心の中に本物の光り輝くゴールが生まれるのです。 子ども達は、今日まで本当に熱心に運動会の練習に取り組んできました。心の中にゴールを輝かせる準備は十分にできています。子ども達一人一人が、この光り輝くゴールを走り抜けることを、心から楽しみにしています。 剪定が終わりました![]() ![]() ![]() 5月16日(水)、17日(木)、18日(金)、21日(月)の4日間にわたり、江波中学校区の業務員の方々、広島市シルバー人材センターの方々の御協力を得て、本校の樹木の剪定が一通り終わりました。 木々の枝葉が、植木の形沿って整えられ、夏を迎える準備ができました。 ありがとうございました。 日食の観察会 3 (平成24年5月21日)![]() ![]() ![]() この後、東の空は雲が厚くなり、日食の観察は難しくなりました。 撮影の時刻順に並べた6枚の日食の写真を比べると、日食の変化の様子を推測することができます。 日食の観察会 2 (平成24年5月21日)![]() ![]() ![]() 神崎小学校の校庭から観察できた日食の様子です。 久留島教諭がデジタルカメラを使って、日食の様子を、雲ごしに見事に撮影しました。 日食の観察会 1 (平成24年5月21日)![]() ![]() 生憎の曇り空でしたが、薄い雲ごしに、日食を観察することができました。 運動会の全体練習のための準備などで学校に来ていた多くの教職員と子ども達が、世紀の天体ショーを通して、感動を共有することができました。 登校中の子ども達から 3![]() 5月の3週目に入って、登校する子ども達にちょっとした異変(?)が起きています。 それは何かと言いますと、登校する時間帯が全体的に早くなってきていること、元気な声と態度、笑顔が増えてきていることです。遅刻も減っています。 どうしてかな、と考える時、思い浮かぶのは、5月26日(土)の運動会のことです。 練習が進み、「うん、僕もできるようになってきた。なかなかのもんだ。」 運動会までの残り日数が減り、「運動会まであと7日しかない。もっと頑張らなくては!」 そんな気持ちが子ども達の心の中に生まれてきているのではないでしょうか。 具体的な目標をもつということ、そして、その目標の実現に向けて継続的に努力することは、本当に大切だなと教えられました。 樹木の剪定が始まりました![]() ![]() ![]() 神崎小学校の敷地には、たくさんの樹木が植えられ、初夏になって枝葉が生い茂ってきました。 5月16日(水)から、東西南北4面の生け垣を中心に、剪定作業が始まりました。作業は、広島市シルバー人材センターの職員と江波中学校区の小中学校に勤務する業務員の共同作業によって行われています。 来年度もツツジやサツキがしっかりと花を咲かせることと思います。 なお、広島市シルバー人材センターでは、樹木の剪定・管理に係る実技研修として、本作業を実施されています。 やさしさについて![]() 朝、校門の前で、「おはようございます。」「おはよう!」と、子ども達や道行く方に声を掛けます。その時、挨拶が返ってこなかったり、避けるように通り過ぎられたりすると、「○○ちゃん、何かあったのかな。」「私の挨拶は、まだまだダメだ。」「もしかしたら、嫌われているのかな。」など、様々な思いが浮かんできて、少し心が痛みます。 先日、地域の方から、「登校している子どもに手を振って、手を振り返してもらったら、嬉しくなって、元気が湧いてくる。でも、そうでなかったら、やっぱり辛いね。」との話をうかがいました。 その時々の相手の気持ちや立場を想像し、それを大切にしながら自分の言動を考え、行動する。これが「礼」「礼儀」の基本。私は、そのような人になりたいと思いました。また、神崎小学校をそのような子ども達でいっぱいの学校にしたいなと思いました。 登校中の子ども達から 2![]() 「校長先生、ツツジの花には、いろんな色があるんだよ。赤とピンクと白。薄いピンクもあるんだよ。」 「校長先生、ツツジって、こうやって花を外して、吸うと、甘いんだよ。蜜なんだよ。」 「でもね、校長先生、雨が降っていると、余り甘くないの。晴れた日は甘いんだけどね。きっと雨で蜜が薄まるんだね。」 すばらしい気付きです! 花を取ることに対していろんな考えがあるとは思いますが、都会の真ん中に住む神崎の子ども達には、こうした経験をさせてやることが大切だと考えています。 登校中の子ども達から![]() ![]() ![]() そんな子ども達と、時に楽しい会話が生まれることがあります。 「校長先生、今朝、大変な物を拾いました。神様も大変だね。」何のことかと思って、差し出された手を見ると、綺麗なお守り袋でした。大切に預かりました。 「校長先生、今日は、ネクタイの色が違うね。」と2年生の女の子。「ありがとうね。気が付いてくれて。」すると、「時々変えると、いいね。」さすがです。 「校長先生、先生の頭、どうしたん?」と少し(?)薄くなった額を指さす1年生。「うん、人間、光り輝く人にならないといけないからね、頑張ってるんよ。」すると、「そう。じゃ、頑張ってね!」「・・・・。」 子ども達の笑顔に励まされて![]() この5日間に、多くの子ども達が、気持ちのよい挨拶や、力強い、また、時にとても温かいハイタッチや握手をしてくれるようになりました。 4月当初から、学校の様子が分からず、緊張の毎日でしたが、その緊張をほぐし、励ましてくれたのは、こうしたたくさんの子ども達の明るい笑顔と気持ちのよい挨拶でした。 子ども達と過ごせることは、大きな喜びであり、恵みだと感じる毎日です。 |
広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36 TEL:082-293-1925 |