最新更新日:2024/05/23 | |
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美しき人生を! 〜平成26年度修了式〜
3月25日(水)、平成26年度修了式を行いました。1年生が最前列でパイプ椅子に座っています。足がきれいに揃っていて、1年間の成長を感じました。
各学年、たくさんの経験をし、学び、成長したと思います。そのことを改めて確認できた修了式でした。 <校長の話 概要> ********************************* 平成26年度が終わろうとしています。今年一年間、皆さんが大変よく努力し、成長し、立派な神崎っ子になりました。そのことを校長先生は、心から嬉しく思っています。 卒業式の日、たくさんの地域の方がおいでくださいました。この地域の方々から、素晴らしい神崎の子ども達の様子を、たくさん聞かせていただいたので、それを分かち合いたいと思います。 お客様の中には、ガードボランティアとして皆さんの登下校を見守ってくださっていた方も何人もいらっしゃいました。卒業した6年生が、最後に登校した日のことです。 「6年生が、私の前に来て、“六年間、毎日、毎日、見守りをしてくださり、ありがとうございました。お陰で、安心して登下校することができました。どうぞお体に気を付け、元気にお過ごしください。”とお礼を言ってくれたんです。もう、嬉しくて、嬉しくて・・・。」 「6年生が、お礼を書いた手紙を持ってきてくれたんですよ。これです。見てください。こんなに丁寧な字で、しっかりした内容のことを書いていて、感動しました。」 さすが、皆さんが大好きだった、お手本にしていた6年生ですね。 では、皆さんはどうですか。今日が本年度の最後の登校日ですが、「一年間、ありがとうございました。」とお礼を言えましたか。もし、できていない人がいたら、今日の下校中に、是非、「ありがとうございました。」とお礼を伝えてください。もし、今日、できなかったら、4月に新学期が始まった時に、「今年も宜しくお願いします。」と言いましょう。きっと、地域の方は、とっても幸せな気持ちになられることと思います。 また、7年前からガードボランティアを始められ、今年、83歳になられる方が来られていました。その方が、こんな嬉しいことを言われました。 「7年前と子ども達がまったく違います。礼儀正しく、よく挨拶をします。素晴らしい子ども達です。だから、毎日、会うのが楽しみです。子ども達から力をもらっています。この素晴らしい子ども達のために、と思うと、休むわけにはいかんのです。」 この方は、今年度、一日も休むことなく、冷たい風のふく日も、夏の暑い日も、雨の日も、雪の日も、皆さんのために交差点に立っていてくださいました。 校訓に「志高く 美しく」とありますが、このような方々のことを言うのだと思います。 「美」は、なんと読むか分かりますか。「うつくしい」ですね。少し、「美しく」という言葉について考えてみましょう。 「美」の字は、「羊」と「大」からできています。 この漢字ができた頃、羊は、人々にとってとても大切なものでした。毛皮や毛、肉など、人間の生活にとって役に立たないものはない動物、人間にとって役に立つ、大切な動物でした。 ですから、たくさんの作物がとれるように、そして、みんなの生活がよくなり、みんなが幸せになりますようにと、神様にお祈りをする時の捧げ物として使われていました。 つまり、「羊」という字は、人の役に立つという意味や、人の幸せのために時間や、持ち物や、才能を捧げるという意味があり、「人の役に立つ」「人のために捧げる」羊が「大」きいと書いて、「美しい」という字ができたのです。 みんなを幸せにするために、みんなを笑顔にするために、みんなのためになることを喜んで行う、一生懸命に行う、そんな姿を「美しい」というのです。 校長先生は、皆さんが、そんな美しい人生を歩む人になってほしいと思っています。そのためにも、これからの春休み、隣にいる友達のために何ができるだろうか、学級のために何ができるだろうか、家では大切な家族のために何ができるだろうか、考えてください。そして、実行、行う人になりましょう! ********************************* |
広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36 TEL:082-293-1925 |