最新更新日:2024/06/17 | |
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「神崎の魂」を受け継ぐ子ども達を 〜とんど祭りを通して〜
本年度も、神崎学区を挙げて、とんど祭りが盛大に行われました。大変よい天気にも恵まれ、参加者みんなが楽しい一時を過ごしておられるように感じました。こんな素敵な行事のために運動場を使っていただけることを、大変名誉なことと思います。
当日に至るまで、割当を受けた地域の各団体の方々は、責任をもって準備を進めておられました。そして、前日の竹採り、やぐらの組立て、炊き出し、食材の準備など、そして、当日の進行、火の守り、焼肉やうどんなどの料理、後片付け・清掃など、皆さん、とっても熱心に、そして、楽しそうにやっておられました。 子ども会の子ども達も、お年寄りの方々から教えていただきながら、やぐらを飾るはかまづくりに取り組みました。 また、6年生は、「わたしたち、ぼくたちのKANZAKI 未来プロジェクト」の学習を通して、素晴らしい神崎の伝統ある行事を引き継いでいこうと、全校児童に参加を呼びかけたり、前日、当日とお手伝いや参加者へのインタビューをしたりするなど、積極的に参加する姿が見られました。 教職員も、やぐらに取り付ける書初めの指導や準備などをやらせていただきました。 こうして出来上がったやぐらのことを、青少年健全育成連絡協議会の中元会長は、「神崎の魂」だといわれました。私も、完成したやぐらの前に立ちますと、そのとおりだ、地域を愛され、年配者を大切にし、子どもを地域の宝として町ぐるみで育てていこうとされる、強い強い思いが形となったものだと、実感します。 こんな地域の方々の姿を子ども達は見ています。神崎の子ども達はそれが当たり前と思っているかもしれませんが、その素晴らしさを感じとっていることと思います。そして、「自分達も・・・。」と思うようになることと信じていますし、そんな子どもを育てる教育を、神崎小学校は更に進めていかなければならないと考えています。 <以下、当日の式典での校長挨拶の概要> ********************************* 本日は、かくも盛大に神崎学区とんど祭りが執り行われますことを、心よりお祝い申し上げます。 また、平素より、本校児童並びに教職員を見守り、支えていただいておりますことに対し、厚くお礼申し上げます。 私が、とんど祭りの度に思い出しますのは、2年前、この大きな櫓を前にして、中元会長が言われた「これは神崎の魂です。」という言葉です。それまで神崎の素晴らしい土地柄や祭りを準備されている皆様方のお姿を拝見させていただいていた私は、中元会長の言葉に素直に納得し、感動いたしました。 この「神崎の魂」を受け継いでいく子どもを育てたい、日本の心、美しい生き方や文化を継承し、発展させていく子どもを育てたいと考え、学校は、校訓「志高く美しく」を定め、教職員が一つとなって取り組んでいます。 進んで挨拶をする子ども、はっきり返事をする子ども、きちんと靴を揃える子どもをめざし、家庭、PTAと共に「躾の三か条」の取組を進めていますので、地域におかれましても、機会ある度に、御指導してやっていただければ、大変ありがたく存じます。 本日は、本校の児童、そして、職員が、たくさん参加させていただいています。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、誠におめでとうございます。 ********************************* |
広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36 TEL:082-293-1925 |