最新更新日:2024/09/20 | |
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卒業証書授与式 3
卒業生と在校生によるお別れの言葉では、よく通る張りのある声が会場に響き渡りました。全校合唱も、卒業生による合唱も、とても美しい調和のとれた歌声が、会場を満たしました。
子供達が1年間、2年間、3年間、4年間、5年間、そして、6年間と培ってきた力がもてる力が、十分に発揮されたと感じました。 とても素晴らしい子供達だと思いました。 松井市長や稲野PTA会長から、こんな子供達に、たくさんのお祝いの言葉、お褒めの言葉、励ましの言葉、はなむけの言葉をいただくことができました。松井市長からは、本校の取組の成果が児童の姿となって現れていることを高く評価いただくとともに、「継続は力なり」「温故知新」の言葉を贈っていただきました。稲野PTA会長からは、これまでの6年間を振り返るとともに、これからの人生を歩んで行く上でとても大切な言葉「花よりも花を咲かせる土になれ」をいただきました。 いずれも、本校と広島市・広島市教育委員会、そして、PTA・地域諸団体が連携し、しっかりとつながっていることを実感することができ、心から感謝した次第です。 神崎小学校の強みは、学校と家庭と地域、そして行政が一つとなって、まちぐるみで子供を育てる環境があるということです。これからも本校の子供達、そして、卒業生をあたたかく見守っていただきたいと思います。 <稲野PTA会長お祝いの言葉> ********************************* 第109回神崎小学校卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 後ろから見ていると、ランドセルだけが歩いているようにしか見えなかった新1年生の時から今日まで、たくさんのことを学び、楽しく過ごしてきたことと思います。皆さんが神崎小学校で育った6年間には、途中で転校してきた仲間、また、転校していった仲間との、出会いと別れがありました。 そして、今日ここに、68名の仲間と卒業式を迎えることができました。一緒に学んだ68名の仲間は、いつまでも大切な友であり、一生の宝物になることでしょう。 その仲間たちと楽しんだ遠足や運動会、わいわい神崎、先日、後輩たちに校章旗を引き継いだ6年生を送る会、たくさんの時間を共に過ごしてきました。 毎日、近くで励ましてくれた友達、熱心に指導してくださった先生方、優しい目で毎朝見守って下さった地域の方々、今日まで精一杯愛情込めて育ててくれた家族の方々、その皆さんに感謝の心を持ってください。 これから中学、高校へとはばたく皆さんへ、私から1つ贈りたい言葉があります。 それは、「花よりも花を咲かせる土になれ」という言葉です。 人はみんな美しい花に目が行くものです。しかし、その花が咲くには、土台となる土がなくては花は咲きません。目立つ花よりも、目立たない土が重要だという意味です。 これからの中学、高校という年頃は、隙を育て、土を耕す時期です。土を育てるというのは、自分の心と体を育てるという意味です。 また、勉強、部活動もやって、体も鍛えてください。そうすることで、心と体が育つのです。 水や栄養をたくさん蓄えた、立派で丈夫な土を作ってください。 目立たない、面倒臭いことかもしれません。しかし、それがとっても大切なことなのです。この中学、高校と作った地は、やがて皆さんが美しい花を咲かせる土台となることでしょう。心が変われば、行動も変わります。 また、これまで6年間取り組んできた躾の三か条をこれからもずっと取り組んでください。皆さんが将来結婚して、家庭をもった時にも、続けてください。家庭で継続すると同時に、いずれは、皆さんがこの地域を背負って、心温かく、素晴らしく、美しい街を作ってください。 高西校長先生を始め教職員の皆様、6年間、子供たちを温かく見守っていただくとともに、ときには厳しくご指導いただき、ありがとうございました。 特に、6年前に始まった「笑顔輝け!神崎っ子運動」では、先生方のご協力をいただき、PTAや子ども会を始めとする地域の諸団体、家庭が一体となって、まちぐるみで子供たちを育てることができたと感じています。卒業生の保護者を代表して、御礼申し上げます。 最後になりますが、卒業生の皆さん、神崎小学校は心のふるさとです。この神崎小学校を一生忘れず、宝物にしてください。そして、中学、高校、大人になって胸を張り、神崎小学校の卒業生ということを誇りに思ってください。 皆さんのこれからの活躍を心からお祈りして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。 ********************************* |
広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36 TEL:082-293-1925 |