最新更新日:2024/05/23
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

卒業証書授与式 2

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 卒業証書の授与では、本番でとても緊張していたと思いますが、卒業生全員が、きちんと私の顔を見てくれましたので、きちんと呼吸を合わせて礼や授与を行うことができました。
 一人一人の顔を見ることができ、とても幸せでした。また、一言、お祝いや励ましの言葉をかけた時、とても素敵な笑顔が返ってきたりして、喜びで胸がいっぱいになりました。
 やりたいことを見つけ、それに夢中になることができるよう、そして、元気にこれからの人生を歩んでくれることを願うばかりでした。

<校長 お祝いの言葉>
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 六年生の皆さん、卒業、おめでとう。
 
 本日は、皆さんの卒業を祝うため、広島市長 松井一實様、PTA会長 稲野龍直様、神崎学区団体長会議顧問 前山雄一様をはじめ、多くの御来賓の方々がおいで下さっています。
 また、皆さんを愛し、育んで下さった御家族が、皆さんの晴れの姿を一目見ようと、おいで下さっています。
 お世話になった方々や家族のことを思い、感謝の気持ちを胸に、過ごしてください。

 御来賓の皆様、本日は、御多用の中、御臨席を賜り、誠にありがとうございました。卒業していくこの子供達を、これからも温かく見守ってくださいますよう、お願い申し上げます。(礼)

御家族の皆様、この度は、愛し育んでこられたお子様の御卒業、誠におめでとうございます。この素晴らしい子供達の教育に携わるという、名誉ある機会に与ることができましたこと、また、学校に対し、御理解・御協力を賜りましたことに、職員を代表し、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。(礼)

 それでは、これから卒業生の皆さんに最後の話をします。テーマは、「志高く美しく」です。
 
 この校訓は、皆さんが本校に入学した、平成二十五年四月に定められました。
 「志」や「美しく」という言葉は、「自分のことよりも、みんなのことを」、「世のため、人のために」という思いから生まれた言葉です。また、こうした思いを実現するために、努力する、行動する、という決意の念を含む言葉です。
 つまり、この校訓には、人々を幸せにし、笑顔でいっぱいの世の中を創りたいという強い望みをもった人に育って欲しい、心と体と頭を鍛え続け、美しい人生、よい人生を歩む人になって欲しいという願いが込められているのです。

 また、この校訓は、神崎学区において「子どもは地域の宝。学校・家庭・地域が一つになって、みんなで子どもを育てよう。」という呼びかけのもとに始まった、神崎版まちぐるみの教育「笑顔輝け! 神崎っ子運動」の大本になる、最も大切な目標、切なる願いでもあるのです。そして、皆さんが一年生になったその年から、神崎学区で、この願いを実現するために、「躾の三か条」の取組が始められました。
 皆さんは、こうした学校や家庭、地域の願いに包まれて、六年間、大切に育まれてきた最初の卒業生であります。

 そして、皆さんが二年生になった四月、「神崎っ子の誓い」ができました。この誓いは「みんなを笑顔にするために」に始まり、「私も笑顔になるために」で終わるもので、ここにも校訓の精神が込められているのです。
 人は、人のために生きてこそ、人となり、人としての幸せ、喜び、安らぎ、そして、生きがいを味わい知ることができるようになります。「みんなを笑顔にするために」という思いを忘れず、人生を歩み続けて欲しいと思います。

 この「神崎っ子の誓い」の六か条は、いずれも昔から大切にされてきた人としての「道」を教えています。中でも、一番目の「自分に負けてはなりません。」、二番目の「嘘をついてはなりません。」、三番目の「いじめをしてはなりません。」は、克己勉励、誠(まこと)、仁愛・忠恕という、「神崎っ子の誓い」の要となる大切な教えです。
 では、これから少しの間、一番目に位置付けている「自分に負けてはなりません。」について、考えてみましょう。

 東洋の聖人、孔子は、「己に克ちて、礼に復るを仁となす。」と教えました。
 西洋の哲学者、プラトンも、「最も重要で偉大な勝利は、あなた自身を征服することである。あなた自身に征服されることは、最も恥ずべきことである。」と教えています。
このように、昔から世界中の多くの聖人・賢人によって、己に克つこと、自分を制することの大切さが説かれてきました。

 「嘘をついてはいけない。」
 「人を傷付けてはいけない。」 
 「人のものを盗んではいけない。」

 人は誰でも、このような人として行うべき「道」や大切な決まりごとがあることを知っています。しかし、知っている、理解しているからといって、それを実行できるかというと、人間、必ずしもそうとは限りません。

 「『誰も見ていないから大丈夫。』『少しぐらいならいいじゃないか。』といった誘惑
の声に負けてしまった。」
 「ただのおふざけや冗談だからまぁいいかと思ってやった。」
 「よいことだと分かってはいたけれど、勇気がなくてできなかった。」
 こんな状態をここでは「自分に負ける」という言い方で表しています。

 「自分に負けないで、してはならないことは絶対にしない。しなければならないことは必ずする。そのために、心や体を鍛え、整える。そして、心や態度、行動をコントロールする。」
 私達は、こんな強い思いや力、態度を身に付けなければなりません。それができると、自分に対する自信や自尊心が生まれ、自分の可能性を開花させる力を得て、前向きで、真に自由な生き方ができるようになるからです。

 講学の道は敬天愛人を目的とし、
 身を修するに克己を以て終始せよ。
 
 天は人も我も同一に愛したもう故
 我を愛する心をもって 人を愛するなり。

 皆さん一人一人が、よき人生、美しき人生を歩み、生きる真の喜びを味わい知ることができるよう、志を高く掲げ、真理の光、良心に従い、人として正しい道を歩み続けることを、今日、改めて決意されることを願っています。
 皆さんは、六年生になり、益々落ち着いた穏やかな態度で学び、行動できるようになりました。そんな皆さんを、下級生は慕い、憧れの気持ちをもって見詰めてきました。
私は、皆さんを誇りに思っています。皆さんに支えられ、励まされて、この六年間を喜びの中で過ごせたことを、心から感謝しています。

 美しくあれ
 雄々しくあれ
 そして、負けるな
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