最新更新日:2024/05/23 | |
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心を整えるために (学校朝会で)
8月27日(木)、夏休みが終わり、学校生活が始まるに先立ち、学校朝会で、スライドを見せながら「心を整える」ということで話をしました。
サッカー日本代表の長谷部選手の言葉を引用し、「躾の三か条」や「神崎っ子の誓い」に関連付けて話しました。最後は、「神崎っ子の朗唱24編」で、1年生が取り組んだ「学は人たる所以を学ぶなり」でまとめました。 低学年には、少し難しかったかも知れませんが、この3つのことの話になると、黙って聞いている子ども達の間に反応が出て、嬉しかったです。 <以下、話の概要です> ********************************* 40日間の夏休みが終わりました。皆さんが、友達や先生に会うのが嬉しくてたまらないというような笑顔で登校する姿を見て、私はとても嬉しかったです。そして、皆さんが全員、元気で学校に帰ってきてくれたので、とっても嬉しかったです。これから、また、学校で、心を鍛えるために、体を鍛えるために、そして、頭を鍛えるために、頑張っていきましょう。 さて、皆さんは、この人を知っていますか。そうですね、サッカーの日本代表の選手で、キャプテンの長谷部選手です。校長先生は、この方が大好きなのです。 長谷部選手は、サッカーをしながら、本も出しているのです。『心を整える』という本です。その中に、彼が次のように書いています。『心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、常に力と結果を出せる秘訣だ。自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。』と。 心を整えることにより、いざという時に力が発揮できるということです。逆にここぞという時に力が発揮できない、うまくいかない、活躍できないというのは心が整っていないからだというわけです。 では、心を整えるって、どうしたらできるのでしょうか。長谷部選手は、整理整頓など日常の小さなことに目を向けることだと言っています。例えば、自分の周りを整理整頓すると、靴や、ロッカーの中、机や椅子を揃えると、心を整えることができるというのです。 長谷部選手の書いている、この赤い字の部分「心は、整えるものだ。」は、「躾の三か条」では、3つのうちのどれに当てはまるでしょうか。 そう、3番目の「履物を丁寧に揃える子」ですね。 では、長谷部選手が書いている、この青い字の部分、「自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。」は、「神崎っ子の誓い」では、どれに当てはまるでしょうか。 そう、1番目の「自分に負けてはなりません。」ですね。これは、みんなを笑顔にし、自分も笑顔になるための、とっても大切な教えでした。 「早く遊びに行きたい。」「面倒くさい。」といったような気持ちに負けないで、履物を丁寧に揃えていきましょう。それは、ほんの数秒の間のできごとですが、この積み重ねが心を整え、勉強や運動などを、いつも落ち着いて、しっかりと行える力になっていくのです。 「学は人たる所以を学ぶなり」学校は、よい人、立派な人になることを学ぶところです。 楽しく充実した学校生活が送れるよう、みんなで、靴を揃えて心を揃え、頑張っていきましょう。 ********************************* |
広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36 TEL:082-293-1925 |