最新更新日:2024/06/18
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学校だより3月号より

<試練を乗り越え、また一歩成長!!>

 私たちはよく「楽しい学校」とか「楽しい授業」などと当たり前に口にします。もちろん、そのことを否定する人は誰もいないと思います。また、そうでなければなりません。そこで「楽しい」という言葉が本当にふさわしいかどうかを確かめるために、皆さんが一生懸命に頑張ったこの一年間を振り返ってみたいと思います。
 まず、野外活動や修学旅行を思い出してください。起床時間が普段より早いばかりか、集団で、決められたスケジュールに従って時間内での見学や体験学習を行うなど、「楽しい」というより「体力との戦い」だったと思います。暑い夏の体育祭も同じです。次に挙げる文化祭も、ステージ発表や展示発表、合唱練習など、限られた時間の中で、より完成度の高い内容への挑戦です。まさに「時間との戦い」だったと思います。汗し、涙した部活動を振り返ってください。厳しい練習に耐えられなくなり、つい楽な方向に逃げようとしたり、チームワークよりつい自分の都合を優先させたりしながら、でも、勝利した時の嬉しさが、部活動に対する思いを再び目覚めさせてくれたと思います。「楽しい」というより「気力との戦い」だったと思います。
 そして、毎日の授業や定期テストがありました。苦手な教科もあり、理解できない分野もあったと思います。家庭学習の予習をしていないと、その日の授業内容がなかなか理解できなくて自信を失いかけたり、あきらめる心が先行したりしたこともあったはずです。計画的にテスト勉強ができず一夜漬けの辛い思いも記憶していると思います。「楽しい」というよりも「自分との戦い」だったと思います。
 このように見ると学校は、決して「楽しい」ことを提供してくれる所ではないことに気が付きます。学校は、生徒の皆さんにたくさんの「試練」を与える所なのです。様々な試練をしっかり乗り越えたからこそ、達成した喜び・完成させた喜び・優勝や勝利した喜び・理解できた喜びを味わうことができるのです。この一年間、皆さんは立派に試練を乗り越えて一歩成長しました。
 試練は、これからもまだまだ続きます。三年生は自ら達成した新たな進路での試練、二年生はもうすぐ最上級生として本校の顔になる試練、一年生は間もなく新入生の先輩となる試練が待っています。皆さんの頑張りに期待しています。

<保護者の皆様へ>

 平成24年度、本校へのご協力ご支援ありがとうございました。学校評価等を参考に、今年度のまとめを行い、来年度に向けて、清和中が「さらに発展し、信頼される学校」を目指して参ります。引き続きよろしくお願い致します。


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   平成25年3月号

学校だより2月号より

<艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉(たま)にす(Adversity makes a man wise)>

 早いもので、今年も一か月が過ぎ、2月を迎えようとしています。
 立春間近と言いながら、1年間で最も寒い時期です。風邪やインフルエンザにかからないように、手洗いやうがいの励行、睡眠時間の確保、マスクの着用など、予防や感染拡大の防止にお互いに気をつけて生活しましょう。
 さて、三年生の皆さんは、受験の真っ最中ですので、「艱難汝を玉にす」という言葉を贈ります。「艱難(かんなん)」とは、困難に出合って苦しみ悩むこと。辛いこと、難儀なことの意味です。「汝(なんじ)」はあなたのことです。そして、ここでいう「玉」とは、立派な人ということです。従って、直訳すると、「難儀なこと、困難なことはあなたを立派にします」となります。「人間は、多くの辛いこと、難儀なことを乗り越える経験を通して、他人の苦しみや痛みもわかる立派な人物になることができる」という意味です。
 今、受験でプレッシャーを感じている人も少なくないと思います。睡眠時間も削って、夜遅くまで机に向かい、早く受験が終わらないかなあと思っている人も多いと思います。大変だと思いますが、この大変さを乗り越えることが、自分を一回り大きくしてくれるのです。もう一息です。プレッシャーに負けず、焦らず、一歩ずつ頑張りましょう。出口のないトンネルはありません。止まない雨はありません。もう少しです。
 一・二年生の皆さんは、冬の期間、寒い中を部活動の練習に励んでいますね。この期間の練習は、とかくランニングや基礎練習など、単純で辛い練習が多いと思います。でも、この時期の基礎練習が、後でものをいいます。基礎練習をしっかり積んだ選手は、その後に大きく伸びて、パーソナルベストを出し続けるような成長を遂げます。技が多くなったり上手になったり、大きく成長します。
 辛いこと、大変なことから逃げずに、それに向かっていくことが大切です。楽な方、楽な方ばかり選んでいたのでは成長しません。多くの辛いこと、大変な事を乗り越え、立派な人間になることを期待します。 「艱難汝を玉にす」目の前のことから逃げ出さずに、お互いに最後までやり抜きましょう。
 そう言う私も、成長の途中です。共に頑張りましょう!!


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  平成25年2月号

学校だより1月号より

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< 子どもたちの夢は「生きる力」 >

 ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授は、「治らない病気を治せるようにしたい」という夢(目標)に向かって研究を続けました。研修医時代には、手術が下手で時間がかかりすぎ、先輩から「じゃまなか」と呼ばれたり、ネズミの世話に追われ、マウスのES細胞の研究を続けていた頃は「やまちゅう」と呼ばれ、研究を理解してもらえず体調を崩したりした時期もあったようです。しかし、途中で諦めずに二十年近く研究を続け、iPS細胞の開発に成功し、やっと人の役に立てるかもしれないと思ったそうです。
 「治らない病気を治したい」という夢に一歩近づいた山中教授は、「まだこの技術は完成していない。一人の患者さんの命も救っていない」というのが口癖で、早く本当の社会貢献、医学応用を実現させたいと研究を続けています。
 夢を追い続ける山中教授は、「何が良いのか悪いのかすぐには分からない。一喜一憂せずに淡々と頑張るしかない。研究や人生もマラソンと同じで、勝てなくても最後まで走り抜かなくてはならない」と語っています。
 目標に向かって頑張っていくその積み重ねが、子どもたちの「生きる力」となっていきます。学校と家庭が連携を密にして、子どもたちの生活が、楽しく充実した日々となるよう見守っていきましょう。
 
 来年も、清和中学校全教職員が一丸となり、広島市の、そして日本の未来を担う子どもたちの健やかな成長のために教育活動を推進してまいります。これまでと同様のご理解・ご支援をお願いいたします。
 皆様にとりまして、平成25年が素晴らしい年になりますことを願ってあいさつといたします。 
 この一年間 ありがとうございました。


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   平成25年1月号

学校だより12月号より

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< 「エブラハム・リンカーン」に学ぶ! >

 「丸太小屋で生まれ、小学校を中退、社会に出て会社を創立するが、すぐに破産。そして上院、下院議員に出馬しても何度も落選。極めつけは最低の家庭生活」―これほどの挫折と不幸を経験した歴史上の人物がいます。なんと、この人こそ、「人民の、人民による、人民のための政治」を掲げた、アメリカ史上最も偉大な大統領と呼ばれる、リンカーン、その人です。アメリカの教科書では、「奴隷解放の偉大な業績があった大統領」ということもさることながら、「すさまじいまでの逆境を克服した人物」として紹介されています。そして、アメリカ国民から最も尊敬されているそうです。
 さて、今年も残すところ1ヶ月となりました。今年はどんな1年だったのでしょうか?「チャンスが巡ってこず、負けばかりの1年だった」と思っている人もいることでしょう。そんな人に、私はあえて、「だから、よかったんです」と答えたい。「負け」と思える状況は、決してマイナス要因ではないからです。
 確かに、人生には勝負をしなくてはならない場面が、好むと好まざるに関わらず、誰にも数多く巡ってきます。勝負にたとえ大小の差はあったにしても、です。そして、その際、できれば「勝ちたい」と思うのは自然の摂理。ただ、心しなくてはならないのは、常に勝ち続ける人生は絶対にないということ。見方を変えれば、それが人生の面白いところでもあります。順風満帆な環境よりも、逆境にぶつかったおかげでチャンスが生まれ、飛躍のバネになることは、歴史も証明しているのです。
 とは言え、思うようにいかないと、愚痴や不満が口から出てしまうのが人の常。そこで、皆さんに苦しい時を乗り切る方法を伝授します。簡単です。愚痴を言った後で、「だからありがたい」と付け加えるのです。もちろん、なかなかそう思えないかもしれませんが、とにかく、まず口に出す。要は自己暗示にかけるのです。そうすれば、物事の違う面が見えてきます。蛇足ですが、「ありがたい」は漢字で書くと「有り難い」。「難」が「有」ることを元来、感謝する言葉なのです。
 新しい年がやってきます。チャンスに変えるための一歩を踏み出そう。


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   平成24年12月号
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学校だより11月号より

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< 『至誠の人』 (真心をつくす) >  
 
 今年の9月5日に、11月1日が「古典の日」として制定されました。生徒の皆さんには、10月23日の全校朝会でお話ししましたが、古典の日と文化の日によせて、次の話を紹介します。

 日本が世界に誇る芸術の三大至宝は、
一つ目は、紫式部の書いた『源氏物語』(古典の日制定の基となっている)
二つ目は、奈良の薬師寺にある『薬師三尊像』
三つ目は、雪舟の『水墨画』
だと言われます。
 雪舟(僧侶)は小僧時代に、絵ばかり描いているので本堂の柱に括り付けられますが、床に落ちた涙を足の親指につけて描いた鼠が生きているように見え、その出来映え故に絵を描くことを許されたという話は有名です。
 雪舟は、当時では老齢に入る四十八歳で、水墨画の勉強のために明(中国)に渡ります。明では短期間で雪舟の水墨画が評判になり、大勢の人に絵を描いてあげました。その中の一枚に駿河の国の「清見寺」の絵がありました。日本に帰国し、駿河の「清見寺」に立ち寄ると仰天しました。あるはずと思っていた「五重の塔」がなかったからです。『明の国で描いてあげた、あの絵は嘘になる』と悩み友人に相談すると、異口同音に、『くれてやった絵なのだから気にするな』と言うのです。しかし、嘘を描いた自分を許せない雪舟は、「清見寺」に「五重の塔」を建てることを決意し、周囲からの「馬鹿みたい」という非難や悪口を言われても気にせず、絵を売ったり、托鉢したりして、何年もかかって金を貯め、ついに「五重の塔」を建てました。
 なんという「誠実さ」でしょう。なんという嘘偽りのない「真面目」な人間でしょう。だからこそ大成し、水墨画では世界一と言われるようになったのです。大変難しいことですが、私自身の人生の指針として、参考にしたいと思います。


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   平成24年11月号

学校だより10月号より

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<部活動経験者は二十歳若い!?>

 平成十二年から「ハッピーマンデー」が導入され、十月の第二月曜日に設けられた「体育の日」ですが、本来は、東京オリンピックが開催されたことを記念して、その開会式が行われた十月十日に「スポーツに親しみ、健康な身体をつくろう」という趣旨で制定されました。健康で体力のあることは何よりの宝であり、どんなに工夫しても、他人から絶対に借りることのできない最たるものともいえ、健康で体力のある身体が一朝一夕にはできないことも事実です。
 平成二十三年の「体育の日」に公表された「体力・運動能力調査」によると、中学・高校で運動部の部活動を経験した人の体力は、経験しなかった人に比べ、最大で二十歳ほど若いという結果が出ています。実施した文部科学省は、「継続した学生時代の運動部での経験が、その後の運動・スポーツ習慣につながり、生涯にわたって高い水準を維持するためには重要だ。」と分析しています。
 若い時だからこそ、運動やスポーツの良さを体感できたのです。と同時に、やり方によっては、スポーツが身体に障害を起こさせる危険性を知っているからこそ、自分に適したスポーツを選び、生活サイクルの一つに組み込むことができるのです。
 皆さんの中には、部活も文化系、運動は苦手な人もいるでしょう。でも、心してほしいことは、皆さん自身に適したスポーツが必ずあるということです。そして、自分に適したスポーツを探し、それに参加する楽しさを、今、皆さんが手に入れることが、三十年後の皆さんの健康・体力につながるのです。「体育の日」を、そんな新たなチャレンジをする日にしてみてはどうでしょうか。毎日のラジオ体操やウオーキング・ランニングなどもいいですね。


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   平成24年10月号

学校だより9月号より

<8月27日(月)の全校集会での話から>

 大きな怪我や事故・病気の報告もなく、全生徒が無事に夏休み明けの始業日を迎えることができたことは何よりも素晴らしいことで、皆さんは、最も大きな宿題を達成しました。
 さて、三年生の皆さんの大半が部活動を引退しました。最後の大会や試合で、思うような結果が出なかった人も多くいたと思いますが、これまで頑張ってきたことは決して無駄ではありません。高等学校で、または将来、きっと生きてくるのです。本校の野球部出身の「津澤亮くん」が、この夏の高校野球大会で甲子園出場を果たしました。彼も小学校・中学校時代の努力の結果だと言っています。 
 さあ、今度は、皆さんが自分の将来の進路に焦点を当て、目標に向かって前進してください。切り替えを早くしましょう!! 一・二年生の皆さんは、三年生が安心して皆さんに任せられるように、この学校の中心となって頑張ってほしいと思います。
 さて、夏休み前から、全国的に「いじめ」の問題が話題になっています。広島市でもこの問題について深刻に受け止め、各校で取り組んでいきます。清和中でも、この後、アンケート調査を実施し、解決に向けて学校全体で取り組み、「いじめゼロ」を目指します。
 最後に、来る8月29日に、今年開局50年を迎えた「広島テレビ」が、共に50年を迎えた本校に、取材と御祝いに駆けつけます。どのような内容になるかは、「広島テレビ」で企画されるそうです。その模様は、8月31日午後4時50分からのテレビで放映予定だそうです。大いに盛り上がりましょう!!!!

≪津澤 亮君からの手紙≫
 皆さんのおかげで甲子園に行ってきました。でも、期待に反して残念ですが、負けて申し訳ないです。小学校では、ソフトボールを6年間頑張り、中学校では野球部で3年間苦しい日も乗り越えて楽しみました。僕は、高校を決めるとき、野球をやるからには甲子園に行きたかったので、野球の強い高校を選んだ結果、県工に行くことに決めました。
 入学したときは、ベンチに入れるのかと不安はあったけど、「絶対に入ってやろう」と強い気持ちを持って辛く厳しい練習をしてきました。なので、高校3年間で止めようと思ったことは一度もありませんでした。
 その結果、甲子園に行くことができました。甲子園に行けたのは、小学校でいっしょにやってきた仲間、中学校でいっしょにやってきた仲間、高校でいっしょにやってきた仲間や保護者の方々、そして皆さんの支えがあったからです。声援を聞いていて、本当にみんなの力で勝てたんだと思います。本当にありがとうございました。


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   平成24年9月号

学校だより8月号より

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<「習慣」が力を作る!夏休みに向けて…>

 間もなく夏休みを迎えます。ただし、来週は、2日間の授業日と三者懇談があります。また、8月末の5日間は授業日です。ご留意ください。
 夏休みは、普段なかなかできない体験をしたり、家族で一緒に過ごしたりするチャンスでもあります。生徒の皆さんには、具体的な目標を持って有意義に過ごすように、各学年とも話をしています。どうかご家庭でも応援してあげてください。
 一方で、生活リズムを乱し、問題を起こしやすい時期でもあります。子どもたちの力を伸ばすには、良い習慣を身に付けることが非常に大事です。
 特に、三つのことをお願いします。
 第一に、基本的な生活リズムを崩さないことです。何をするにも「早寝、早起き、朝ごはん」などの基本的な生活習慣が基盤です。まして、中学生は大事な成長期にあります。健康管理には十分気を配ってあげてください。
 第二に、毎日必ず学習することを習慣にするよう応援してください。学力をつけるには毎日の学習が不可欠です。夏休み中には、授業がないので、その分、自分で勉強する意志の強さが必要です。長い休みでそれらの習慣が途切れてしまわないようにしてください。
 第三に、行動面でも良い習慣をつけられるよう、ご家族のご協力をお願いします。家族で朝のあいさつをする、呼ばれたらはっきり返事をする。席を立ったら椅子を入れ、履物を脱いだら揃える。どれも習慣にしてしまえば簡単なことです。
 「美徳を身に付ける第一歩は、実行することだ」
 「われわれは正しい行動をすることで正しくなり、節度ある行動をすることで節度を身に付け勇敢な行動をすることで勇敢になる」 ※ある本を参照
 ぜひ、夏休みを、良い習慣を身につけ、力を伸ばす機会にしてください。よろしくお願いします。


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   平成24年8月号

学校だより7月号より

<1年生の野外活動・・・大成功で終了!!>

 6月13日(水)・14日(木)の1泊2日、国立江田島青少年交流の家での野外活動でしたが、大きな怪我や病気の人もなく、無事終了しました。生徒の皆さんも「元気よく、すばらしい活動ぶり」でした。さすが清和中だと思います。今後の学校生活にいかしていきましょう。
 次は、2年生の修学旅行と3年生の職場体験学習が、6月26日(火)〜18日(木)と目前に迫っています。生徒の皆さんの活躍を楽しみにしています。
 ここで職場体験学習について少しお話しようと思います。中学校の三年間は「大人になる準備をするための、義務教育のまとめをするとき」です。学校を卒業したら、将来何をしたいのか、自分の得意なことは何か、好きなことは何か、自分のいいところはどんなところか、また、世の中にはどのような職業があり、その職業に就くにはどのような資格を獲得しなくてはいけないのか、等について進路学習をしてきました。そして、体験学習を実施するに当たっては、皆さんの先輩たちが築いてくれた伝統があり、職場の皆さんも、皆さんが来ることを待っていてくださいます。
 しかし、職場の皆さんにとっては、皆さんを受け入れることは決して楽なことではありません。3日間、学校で勉強すること以上に成果を出さなくてはならない、怪我をさせてはならない、そして、できれば将来うちの会社で働いてもらいたい等、さまざまな思いを持ちながら、皆さんを引き受けてくださるのです。ですから、皆さんは、このかけがえのない3日間を感謝の気持ちをもって、学校ではできない貴重な経験をしてきてほしいと思います。そして、社会に出るために、今、学校で勉強しているのだということを体得してくると成功です。
 最後に、うまくいく秘訣は、第一にあいさつをしっかりすること、第二にわからないことは聞くこと、第三に帰るときは感謝の気持ちを言葉でしっかり表現することです。このコミュニケーションが成功の鍵です。一段と成長した姿を期待しています。


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   平成24年7月号

学校だより6月号より

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<「努力の壺」をいっぱいにしよう!>

 人が何かを始めようとか、今までにできなかったことをやろうと思って決心すると、神様が「努力の壺」をくれるそうです。その壺には色々な大きさがあります。想像してください。
 皆さんが入れそうな大きな陶器の壺です。その壺に〔テストで百点をとる〕と書いて貼ります。その壺に、1日勉強するたびにコップ一杯の水を入れます。つまりコップ1杯の水が「努力」なのです。最初のうちは水を入れても、壺の中の水が増えた気配すら感じられません。どれくらい水がたまったか見たくても、陶器の壺なのでうかがい知ることができません。
 途中で「自分には向いていない」「どんなに頑張っても進歩がない」「無駄なことはやめてしまおう」と自分自身の努力に疑問を持つようになります。そして、コップに水を入れることをやめてしまうこともあります。ここが辛いところです。でも頑張って続けてみます。
 ある時、水の音が変わってきたことに気づきます。水を入れたら「ポチャン」と音がするからです。その音から確かに水がたまっていることを知るのです。こうなると、水を入れることが楽しくて仕方ありません。今までは、一杯入れるのがやっとだったのに、「たまってきている」と実感できたことで、二杯分、三杯分の努力を惜しみなくできるようになります。
 ここまでくると、努力を「努力」と思うのではなく、習慣として取り組むことができるようになります。そして、いつかは壺から水があふれ出す時がきます。このとき、初めて努力の大切さを知ることができます。
努力を惜しまず、壺から水があふれ出す日々を過ごしてほしいと思います。清和中の生徒ならできます。皆さん、努力の壺をいっぱいにしてみましょう。


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   平成24年6月号

学校だより5月号より

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<宇宙船地球号から世界を見る>

 新緑が目にまばゆく、生きとし生きるもがその生命を謳歌しているかのようです。学校生活でも、新しい学年、新しいクラスで新たな仲間との出会いがありましたね。人との出会い、そして人とのつながりは、何ものにも代え難い人生の宝物になっていきます。
 さて、ここで、宇宙船に乗って、宇宙から地球を見ると、地球はどのように見えるのでしょうか?
 宇宙は真空で音もなく、太陽の光を反射する空気もないので真っ暗闇ですが、ポッカリと浮かんだ地球は、青と緑のとても美しい天体です。想像してみてください。
 地球の7割が海です。それが地球を青く、太陽系でもっとも美しい星にしているのです。豊かな水に覆われた、宇宙でも希な惑星を私たちはいつまでも大切にしていきたいものです。そして地球の残り3割が大陸です。緑のベールに覆われた陸地には川が流れ、湖が輝き、山の頂には白い雪をかぶっているのです。そして大切なことは、宇宙船から見た陸地には国境がありません。一つの大陸には多くの国々が国境線を巡らせて存在していますが、国と国を分ける国境線は宇宙船から見えるものではなく、私たちの心の中にあるのです。
 振り返って現在の世界を見てみると、地球上には多くの人種・民族がたくさんの国を作っていますが、残念なことに、必ずしもみんな仲良く平和に過ごしていると言えない現実があります。どこかで争いが絶えず、病気の流行や飢餓による死者が絶えません。これも皆さんが生きてゆく世界の現実なのです。そして、多くの子どもや高齢者、女性などがその被害を受けています。私たちは世界の平和のために何ができるかを、自分の課題としてしっかりと考えていかねばなりません。皆さんがこれから大人になって社会の担い手になったとき、お互いがそれぞれの立場や環境を理解し、尊重するならば、この地球はすべての人々にとってもっと住みやすい星になることでしょう。
 一人の力はたとえ小さいものであっても、理想の世界を目指す志を忘れないで成長していきましょう。


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   平成24年5月号

学校だより4月号より

 平成24年度がスタートいたしました。清和中学校も生徒数が激減し、現在、各学年2学級の6学級、特別支援学級1学級の7学級です。
 清和中学校は、「あいさつ日本一」と言っても過言ではないほどあいさつができ、近隣の高等学校などから高い評価をいただいています。また、生徒たちも、落ち着いた雰囲気で勉強や部活動などに励んでいます。日頃の保護者の皆様のご協力と支援に、教職員一同、感謝いたしております。
 学校経営計画や重点目標等につきましては、後日お知らせいたします。
 まずは、昨年度に引き続き、清和中学校の教育にご理解・ご協力をお願いいたします。


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   平成24年4月号

校長あいさつ

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 皆さん ようこそ広島市立清和中学校のWEBページにお越しくださいました。
ありがとうございます。
 本校は、広島市の北端に位置し、後方には自然豊かな牛頭山、前方には清流の太田川と、まさに、山紫水明の地にあります。
 昭和37年、鈴張・小河内・飯室・久地・日浦の5中学校を統合し、郷土の将来を託す希望の学舎として開校され、昨年度50周年を迎え、記念式典を開催し、記念誌の発行も行いました。
 現在、本校は、語先後礼を基本とした「あいさつ日本一」と皆さんから評価され、生徒会活動・ボランティア活動が活発に行われています。
 これまでのすばらしい伝統を受け継ぎながら、「新たな新生清和中」を目指し、校訓「希望の実現」のもと、関係するすべての方が誇りを持てる学校、地域に開かれた、信頼される学校の創造に向かって、日々の教育活動を推進してまいります。温かい皆様方のご支援をお願いいたします。
 
広島市立清和中学校 第15代校長 大久保 一久

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学校行事
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広島市立清和中学校
住所:広島県広島市安佐北区安佐町大字飯室3737
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