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最新更新日:2024/06/20 |
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学校だより6月号より![]() ![]() 人が何かを始めようとか、今までにできなかったことをやろうと思って決心すると、神様が「努力の壺」をくれるそうです。その壺には色々な大きさがあります。想像してください。 皆さんが入れそうな大きな陶器の壺です。その壺に〔テストで百点をとる〕と書いて貼ります。その壺に、1日勉強するたびにコップ一杯の水を入れます。つまりコップ1杯の水が「努力」なのです。最初のうちは水を入れても、壺の中の水が増えた気配すら感じられません。どれくらい水がたまったか見たくても、陶器の壺なのでうかがい知ることができません。 途中で「自分には向いていない」「どんなに頑張っても進歩がない」「無駄なことはやめてしまおう」と自分自身の努力に疑問を持つようになります。そして、コップに水を入れることをやめてしまうこともあります。ここが辛いところです。でも頑張って続けてみます。 ある時、水の音が変わってきたことに気づきます。水を入れたら「ポチャン」と音がするからです。その音から確かに水がたまっていることを知るのです。こうなると、水を入れることが楽しくて仕方ありません。今までは、一杯入れるのがやっとだったのに、「たまってきている」と実感できたことで、二杯分、三杯分の努力を惜しみなくできるようになります。 ここまでくると、努力を「努力」と思うのではなく、習慣として取り組むことができるようになります。そして、いつかは壺から水があふれ出す時がきます。このとき、初めて努力の大切さを知ることができます。 努力を惜しまず、壺から水があふれ出す日々を過ごしてほしいと思います。清和中の生徒ならできます。皆さん、努力の壺をいっぱいにしてみましょう。 学校だより6月号はこちら↓ 平成24年6月号 |
広島市立清和中学校
住所:広島県広島市安佐北区安佐町大字飯室3737 TEL:082-835-0006 |