最新更新日:2024/06/20 | |
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学校だより5月号より新緑が目にまばゆく、生きとし生きるもがその生命を謳歌しているかのようです。学校生活でも、新しい学年、新しいクラスで新たな仲間との出会いがありましたね。人との出会い、そして人とのつながりは、何ものにも代え難い人生の宝物になっていきます。 さて、ここで、宇宙船に乗って、宇宙から地球を見ると、地球はどのように見えるのでしょうか? 宇宙は真空で音もなく、太陽の光を反射する空気もないので真っ暗闇ですが、ポッカリと浮かんだ地球は、青と緑のとても美しい天体です。想像してみてください。 地球の7割が海です。それが地球を青く、太陽系でもっとも美しい星にしているのです。豊かな水に覆われた、宇宙でも希な惑星を私たちはいつまでも大切にしていきたいものです。そして地球の残り3割が大陸です。緑のベールに覆われた陸地には川が流れ、湖が輝き、山の頂には白い雪をかぶっているのです。そして大切なことは、宇宙船から見た陸地には国境がありません。一つの大陸には多くの国々が国境線を巡らせて存在していますが、国と国を分ける国境線は宇宙船から見えるものではなく、私たちの心の中にあるのです。 振り返って現在の世界を見てみると、地球上には多くの人種・民族がたくさんの国を作っていますが、残念なことに、必ずしもみんな仲良く平和に過ごしていると言えない現実があります。どこかで争いが絶えず、病気の流行や飢餓による死者が絶えません。これも皆さんが生きてゆく世界の現実なのです。そして、多くの子どもや高齢者、女性などがその被害を受けています。私たちは世界の平和のために何ができるかを、自分の課題としてしっかりと考えていかねばなりません。皆さんがこれから大人になって社会の担い手になったとき、お互いがそれぞれの立場や環境を理解し、尊重するならば、この地球はすべての人々にとってもっと住みやすい星になることでしょう。 一人の力はたとえ小さいものであっても、理想の世界を目指す志を忘れないで成長していきましょう。 学校だより5月号はこちら↓ 平成24年5月号 |
広島市立清和中学校
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