最新更新日:2024/09/24 | |
本日:58
昨日:33 総数:273947 |
〜芸術鑑賞会10月3日〜高学年は、「杜子春」という芥川龍之介の話でした。元は金持ちの貧乏青年杜子春が会った老人(仙人)に会い、金を手にしますが、放蕩してまた貧乏になってしまいます。それを繰り返すうちに、お金の有無で周りの態度を一変すさせる人間に嫌気がさします。 老人に弟子入りを頼む杜子春に「何があっても声を出すな。言葉は時に人も自分も傷つけるものだ」と言い去っていきます。閻魔大王と鬼に痛めつけられますが、約束を守ります。が、母親がいたぶられるのをみて声をあげてしまいます。「老人は、「もし、あの時声をあげなければ、修行は終わりだった。自分より母を思う気持ちが大切なのだ。二人で仲よく暮らすように。」と話し家と畑を与えます。杜子春は、堅実に畑を耕し生きていくことにしました。 この話にも考えさせられるところがたくさんあります。「幸福とは」「お金とは」「人間とは」「幸せとは」一つでもこれからの人生に教訓が得られたらと思います。 帰宅した児童に「どんな話で、何が勉強になったか」ぜひ聞いてみてください。 鑑賞代の引落にご協力いただき、ありがとうございました。無事に劇団に支払うことができました。今後も口座引落にご協力をお願いします。 |
広島市立落合東小学校
住所:広島県広島市安佐北区落合四丁目13-1 TEL:082-842-2737 |