最新更新日:2024/06/10 | |
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1月30日の給食
1月30日の献立
ごはん(減量) 親子うどん 黒豆のはじき揚げ りんご 牛乳 今回は「黒豆のはじき揚げ」について・・・ 1月は、正月に使う食品をいろいろ使いながら、和食の食文化の奥深さを紹介しています。 お節料理で黒豆は、ふっくらツヤツヤの甘煮にしていますが、給食ではちょっと趣を変えて、おやつ感覚で食べられるはじき揚げを出しました。黒豆を煮戻して、油でカラッと揚げて、砂糖と塩をまぶします。水煮の黒豆ではなく、乾物を煮戻すと旨味が違います。おいしいです。 おいしく味わいながら黒豆に込められた願いを知って、食文化の奥深さを覚えてほしいと思います。 1月29日の給食1月29日(火)の献立 玄米ごはん 吉野煮 ごまあえ ぽんかん 牛乳 今回は「ぽんかん」について・・・ いつも食べているみかんより皮が厚めですが、むきやすいのでとても食べやすい果物です。酸味が少なく、独特な爽やかな香りが特徴です。原産地はインドで、日本では、愛媛県、鹿児島県、高知県などでよく作られ、1月2月が特においしい季節です。 最近は、お店でいろいろな種類のかんきつ類が売られています。あれこれ味わってみて、お気に入りを見つけてみましょう♪ 1月28日の給食1月28日(月)の献立 おむすび (麦ごはん ひじき佃煮 のり) 鮭の塩焼き みそすいとん 牛乳 今回は「みそすいとん」について・・・ 今日は、『全国学校給食週間』にちなんだ料理です。昭和30年頃食べられていた「すいとん」は、小麦粉で作っていました。給食では、小麦粉と上新粉で作ります。雑煮に使った白玉もちのように、もちもち+フワフワという食感とはほど遠い、噛みごたえのある団子のような、存在感のあるすいとんです。 給食のみそすいとんは具だくさんですが、戦後、給食が再開した時のすいとんは、具があまりない汁物でした。今日の給食で、当時を想像するのは至難のワザだと推察します。食べる物がなく、常に空腹を感じているという生活体験がない今の子どもたちに、食べられる幸せを感じてもらうのは難しいです・・・。 1月25日の給食
1月25日(金)の献立
麦ごはん おでん 甘酢あえ みかん 牛乳 今回は「甘酢あえ」について・・・ いつもの酢の物より、砂糖の量が多くなっています。ツンとした酸味が苦手な人には食べやすい酢の物ですが、作る側からすると「よし!OK」と言いにくいとでもいいましょうか、なんだか味に締りがない感じがする和え物です。「なんか、甘いよねぇ。でも、甘酢あえじゃけぇ、これで良いんじゃろうねぇ・・・。」ってな具合です。 でも、よく食べていました。最近は和え物用の調味酢として、まろやかな味の物が多く出回っているので、子どもたちはこちらの方が食べ慣れているのかもしれません・・・。 1月24日の給食
1月24日(木)の献立
パン りんごジャム 豚肉と野菜のスープ煮 豆腐サラダ 牛乳 今回は「豆腐サラダ」について・・・ 木綿豆腐をさいの目切りにして、サッとゆでたものを使います。こうすると、ほど良く水分が抜けて、ハムや炒り卵、野菜などとクルクル混ぜても崩れにくくなります。マヨネーズ味ですが、すりごまをたっぷり入れるので違和感なく食べられます。汁物、冷奴、湯豆腐、麻婆豆腐で活躍することが多い豆腐ですが、サラダにも使ってみてください。おいしいですよ♪ 1月23日の給食
1月23日(水)の献立
麦ごはん さばの竜田揚げ 紅白なます すまし汁 牛乳 今回は「さばの竜田揚げ」について・・・ 下校時、さよなら〜と見送りをしていると、すれ違うチョットの時間に「さかなのやつ、おいしかったよっ!」とか「あの味、スキじゃったよ。」と感想を伝えてくれました♪幸せ者だなぁと感じるひとときでした。 角切りのさばに、みじん切りのしょうが、しょうゆ、酒で下味をつけて、でん粉をしっかりまぶして、油でカラッと揚げます。今日のさばは、あぶらがほど良くのったおいしいさばだったので、外はサクッ、中はジューシーに仕上がりました。家庭でもいかがですか。 1月22日の給食
1月22日(火)の献立
広島カレーライス (麦ごはん) 三色ソテー 食育ミックス 牛乳 今回は「広島カレーライス」について・・・ 今日は『カレーライスの日』です。なぜこの日なのか・・・。語呂あわせではなく、1982年1月22日、全国の小学校給食でこの日にカレーライスを実施したからだそうです。 そんな1月22日に、広島カレーライスの登場です。広島市オリジナルの自慢のカレールウを使って、野菜が煮崩れるようにじっくりコトコト煮込んで作ります。今日は、おいしいじゃが芋で有名な安芸津のじゃが芋を使いました。 食後、高学年の男子が「あのねぇ、ここだけの話。家のカレーより好きなんよ。」と、つぶやきに来てくれました。これからも、この味が出せるよう、がんばりますっ!! 1月21日の給食
1月21日(月)の献立
『給食週間:矢野西小献立』 マイおにぎり 小いわしの南ばん漬け 矢野ののっぺい汁 広島菜漬 レモンゼリー 牛乳 今回は「矢野ののっぺい汁」について・・・ 今週は、矢野西小学校の給食週間です。そこで、矢野地区に昔から伝わる料理を取り入れた独自献立を実施しました。 今では埋め立てられて分からなくなりましたが、昔は学校のすぐ近くまで海だったそうです。矢野は水産業が盛んな地域で、なかでも牡蠣の養殖はとても盛んだったそうです。また、聖護院大根の栽培も盛んで、人が集まる行事などでは、魚と聖護院大根が入った「のっぺい汁」を作っていたそうです。(今日、魚はブリを使いました。) 今日の「矢野ののっぺい汁」に入っている聖護院大根は矢野で作られたものです。金曜日。野菜を納品してもらっている時に、近くにいた子どもたちは聖護院大根を見ながら『これが だいこんなん?かぶじゃないん?』『だいこんって もっとにんじんみたいに ほそいんじゃないん?』「これはねぇ、スペシャルな大根なんよ。こんなに大きくても、柔らかかくって、おいしいんよ。これね、矢野で作られた聖護院大根なんだって。」『えーっ、やので これができるん?!』「月曜日に、のっぺい汁の中に入れるけぇね。」『やったー、やののだいこんをつかったら、ぜったい おいしいね!』と矢野愛にあふれていました。 料理が、味が、スキとかキライとかではなく「矢野では、こういう料理を食べてたんだぁ。」ということを知っておいてほしいと思います。 1月18日の給食
1月18日(金)の献立
麦ごはん さわらの磯辺揚げ 昆布豆 ひろしまっこ汁 牛乳 今回は「ひろしまっこ汁」について・・・ 青みに、いつもはねぎを使いますが、今日は広島産の春菊を使いました。広島で作られている春菊は、丸葉春菊です。春菊が敬遠される原因となっている香りが優しく、食べやすい品種です。「へんなにおいがした。」とか「ねぎがよかった・・・。」と言ってくる子どもたちはおらず、良く食べていました。いつものみそ汁も、季節の野菜を使うとひと味違ってきます。家庭でもいかがですか? 1月17日の給食1月17日(木)の献立 小型バターパン 中華そば レバーのカレー風味揚げ 温野菜 ヨーグルト 牛乳 今回は「ブロッコリー」について・・・ 今日の温野菜は、ゆでたブロッコリーです。ブロッコリーは傷みやすいので、クラッシュアイスが入った発泡スチロールのケースに入って届きました。納品された水曜日。ちょうど給食当番の児童がやってきたので、「見て!見て!こんな風にブロッコリーって運ばれとるんよ。」「この氷って、本物なん?」など、あれこれ言いながら、一緒に氷詰めにされているブロッコリーを観察しました。「こうすると、おいしいまんま食べる人の所まで運べるんよ。」と言うと、「へぇ〜、すごいねぇ!食べるのが楽しみじゃねぇ。」と、ブロッコリー以上に生き生きとした瞳で話してくれました。 ゆですぎると味が落ちるので、上手にサッとゆでて、パッと冷まして、パラッと塩をふりました。よく食べていました♪ 長崎県の生産者の方も喜んでくれてるかな・・・。 1月16日の給食
1月16日(水)の献立
ごはん じゃがいものそぼろ煮 賀日あえ 牛乳 今回は「賀日あえ」について・・・ 尾道あたりで、正月に食べられている料理です。ほうれん草と穴子を甘めの酢醤油で和えてあります。尾道では、正月に海のものと山のものを合わせていただく風習があるそうで、海の幸・山の幸に恵まれた土地ならではの料理です。 穴子といえば、穴子めしや巻き寿司、茶わん蒸しぐらいしかパッと思いつきませんが、瀬戸内海沿岸では、いろいろな料理方法で楽しまれていることがわかります。 1月15日の給食
1月15日(火)の献立
麦ごはん 麻婆豆腐 ひじきの中華サラダ 牛乳 今回は「麻婆豆腐」について・・・ 麻婆豆腐は、四川料理です。四川省はとても寒く、体を温める工夫がされている料理が多くあります。麻婆豆腐には、にらをたくさん使います。にらは、体を温める働きがあり、むか〜し、むかしは、薬草として使われていました。夏にはスタミナ野菜として活躍し、冬には体を温める野菜として活躍するパワフルな野菜です。インフルエンザの猛威が矢野西小にも近づいてきました。にらを使った料理で体をあたため、免疫力もアップさせておきましょう! 1月11日の給食
1月11日(金)の献立
麦ごはん 赤魚のから揚げ きんぴら みそ汁 牛乳 今回は「きんぴら」について・・・ ごぼうが主役の料理です。今日は茨城県から立派なごぼうが届きました。土付きごぼうは下処理が大変なので調理員さん泣かせですが、風味良く仕上がります。 給食室では、大きな野菜裁断機という機械に、ささがき用のプレートを付けて、一気にごぼうをささがきにします。ごぼうを切ると茶色くなりますが、あの茶色の正体は「ポリフェノール」です。給食では、大量なので仕上がりの色が悪くなりすぎないように、ちょっと水に浸しますが、家庭では、そのまま使ってポリフェノールの恩恵を受けると良いのではないかと思います。 1月10日の給食
1月10日(木)の献立
パン いちごジャム カリフラワーのクリーム煮 野菜ソテー 牛乳 今回は「カリフラワーのクリーム煮」について・・・ カリフラワーがおいしい季節になりました。カリフラワーは、キャベツの仲間で、食べているモコモコしているのはつぼみの部分です。色は白が主流ですが、最近はカラフルな物や変わった形の物も出回っています。きれいな色を生かして、サラダにしてもいいですね。茎にもビタミンCなどの栄養素が多く、つぼみの部分と同じぐらい柔らかいので、ぜひ食べていただきたい!(おいしくエコクッキングができます!!) シチューやカレーはもちろんのこと、ひと口サイズに切って、フリッターのような揚げ物にしてもおいしいですよ。また、存在感があるのでサッとゆでて添え野菜にしてもいいですね。クセのない味を生かして、いろいろなドレッシングで楽しんでみてはいかがでしょうか。あっと言う間に1株食べきれますよ。 1月9日の給食
1月9日(水)の献立
ごはん 高野豆腐の五目煮 はりはり漬 牛乳 今回は「はりはり漬」について・・・ 干した大根を使った漬物のような料理です。 給食では、酢、しょうゆ、砂糖、塩で味をつけた、和え物のような仕上がりです。「はりはり」というのは、食べた時のパリパリとした食感を表現したものだと言われています。なので、給食室では「パリッとした食感が残るように、切干大根は、サッともどして、パッとゆでるわよ!」と打合せをして作りはじめました。 「パッとゆでるって、どのくらいかねぇ・・・。」 「食べてみんちゃい。」 「んー、あと1分ゆでたらOK!」と、結構、細かく気をつかって作りました。 乾物は、もどす・ゆでる・煮るなどの加減で、いろいろな食感が楽しめます。さらに味に変化をつけると、同じ食材が様々な料理に変身します。現代人に不足している食物繊維もたっぷりで、保存がきいて、あれこれ楽しめる。先人の知恵が詰まった食材はすばらしい!!子どもたちにも、親しんでもらいたくて、給食によく登場させています。家庭でもいかがですか。 1月8日の給食
1月8日(火)の献立
ふわふわ丼 (麦ごはん) おかかあえ みかん 牛乳 今回は「ふわふわ丼」について・・・ 「きょうのねぇ、ふわふわどんぶりねぇ、 ほんとに ふわふわしとってねぇ、 みんな、だいすきって いいよったよ。」 「うん、おいしかった。すぐ、なくなったんよ。」 食後の片づけの時、女の子と男の子が感想を伝えに来てくれました。キラキラ・ニコニコすてきな笑顔で、クラスのみんながどんな風に給食時間をすごしたのかを、楽しそうに話してくれました。実に、癒されます。 ふわふわの秘密は、汁に水溶きでんぷんでとろみをつけて、サーッと卵を流し入れて、くずれた茶碗蒸しのような状態にしている事と、豆腐を入れている事です。給食では木綿豆腐を使いますが、絹ごし豆腐を使うとさらにふわふわ食感が楽しめるのではないかと思います。 1月7日の給食
1月7日(月)の献立
松葉ごはん 雑煮 剣えびのから揚げ 栗きんとん 牛乳 今回は「行事食:正月」について・・・ 新年最初の給食は、正月料理でスタートです。 雑煮や海老、栗きんとんについては、どうして正月料理として登場するのか知っている人は多いと思います。松葉ごはんは・・・?このごはんは、年に1回、この正月料理の日にしか登場しない炊き込みごはんです。 松葉ごはんは、細切り昆布を松葉に見立てています。昆布を使うのは喜ぶという言葉になぞらえてです。松葉に見立てているのは、松が常緑樹で、いつまでも美しい緑色を保っているからです。 昔から引き継がれている正月料理には、縁起を担いだり、新しい年に希望と期待をギュッと込めたり、その土地ならではの文化も組み入れた料理でいっぱいです。ただの語呂合わせだけでなく、物事を良く知っていないとできないことです。智恵の塊とでもいいましょうか、実に、奥深い・・・。 「なんかめんどくさい〜」とか、「別に食べたくない〜」という理由で、廃れさせるのはもったいないと思います。 給食では、1月の間、チョイ・チョイ、正月料理にちなんだ料理が登場します。お楽しみに♪ |
広島市立矢野西小学校
住所:広島県広島市安芸区矢野西四丁目5-1 TEL:082-888-6601 |