最新更新日:2024/05/22
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学校朝会(令和6年 1/9)校長挨拶

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明けましておめでとうございます。
冬休みが終わり、今日は17日ぶりに登校してきたみなさんの元気な顔を見ることができ、嬉しく思います。
1月1日、石川県能登地方を震源とする震度7の地震がありました。この大きな地震の揺れによって家が壊されたり、火事や津波が発生したりして、多くの尊い命が奪われました。地震発生から9日が経ちましたが、今なお避難を余儀なくされている人たちは、何度も何度もやってくる激しい揺れに恐怖を感じながら、寒い中、水や食べ物も十分になく、つらく悲しい避難生活を強いられています。皆さんと同じ歳の子どもたちも、被災という現実と向き合い、不安で大変な想いをしています。
このような甚大な被害に遭われた人たちを一刻も早く救うために、広島県はもとより全国から警察や消防、自衛隊、医療に携わる方々等が被災地に赴き、救助や支援に力を尽くしてくださっています。
では、皆さんにできることは何でしょうか。6年前の西日本豪雨災害の時のように、被災地に行ってボランティアをしたいと思われている大人の人もいますが、今はまだ危険な状態が続いていて、難しい状況です。皆さんにできることは、まずはニュースや新聞から自然災害の恐ろしさを正しく知り、いざという時のために自分はどうしたらよいのかをおうちの人と話をしてみましょう。そして、自分にできる日常のことをそれぞれがしっかりとこなしていきましょう。広島にいてもできることはあるはずです。担任の先生や学級の仲間と自分たちにできることを考えてみてください。
さて、令和6年(2024年)、辰年の一年が始まりました。12種類の干支の動物では、空想上の生き物である「竜」のことです。「辰」と「竜」は、もともとは何の関係もない漢字でした。「辰年」のように「たつ」と読むのは、十二支に動物を当てはめたとき、5番目の「辰」を「竜」と考え、日本でこれを「たつ」と読むようになったからです。干支で5番目の「竜」の次は6番目の「ヘビ」となりますが、中国の神話で、ヘビは修行を重ねると竜になると言われていたため、ヘビは竜に順番を譲ったと言われています。ヘビは竜への尊敬の気持ちがあったのでしょう。
竜は昔から、勢いのあるもの、上昇していくもの、縁起のよいものといわれています。今年は竜のごとく、力あふれる年、成長の年にしたいものです。
ところで、みなさんは、この1年の初めにどんな目標をたてましたか。校長先生は、皆さんには学年の締めくくりとなる3月まで、仲間との絆を更に深めてほしいと願っています。そのために、+−×÷を使った『おもいやり算』を実践してほしいと思っています。これは、テレビ広告に使われたものです。紹介します。
「+」は助け合う、「−」は引き受ける、「×」は声をかけあう、そして、「÷」は分け合う。それは、人を笑顔にする算数、おもいやり算。
困っている友達がいれば助け合い、損かなと思う場面であっても笑顔で引き受け、よく声をかけ合い、喜びも悲しみも分かち合うことを、ぜひ、実践して、おもいやり算のあふれる学校にしましょう。

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