最新更新日:2024/05/22
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後期始業式(10/2)校長挨拶

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一年の後半、後期が始まります。
前期のふり返りをもとに、後期の目標をもって、自分で自分を成長させる半年にしてください。
さて、みなさんには夢中になれるものがありますか。あるいは、叶えたい夢がありますか。
先日、元サンフレッチェ広島のプロサッカー選手、現在はサンフレッチェ広島アンバサダーとしてサンフレッチェやサッカーの魅力を発信しておられる 森崎 浩司さんが、本校においでくださいました。森崎浩司さんは、お隣の矢野小学校、それから矢野中学校のご出身です。小学校2年生の時からサッカーを始め、6年生の時には、全日本の少年サッカー大会に出場するほどの選手でした。矢野中学校卒業後はサンフレッチェ広島ユースで活躍され、高校卒業後(2000年)には正式にサンフレッチェ広島に入団されました。その後は、Jリーグではもちろんのこと、2004年のアテネオリンピックなど日本チームの代表選手としてもプレーをされました。言わば、矢野が生んだスーパースターです。
6年生に授業をしてくださった森崎浩司さんは、サッカーの魅力を伝えるだけでなく、日本、世界で活躍した人生の先輩として、6年生にエールを送ってくださいました。
森崎浩司さんは、サッカーという好きなことを見つけて熱中したことで、プロの道を切り開くことができたことや、自分でこつを掴むまで何が大事なのかを常に考えながら地道に練習をやり続けたこと、サンフレッチェのプロ選手となり初ゴールを決めたときは、頭の中は真っ白になったけれども、プロの世界でやっていけるという自身につながったことなど、終始笑顔で話してくださいました。
サッカーを通して、健康であることや、思いやりの気持ちをもつこと、あたり前のことをあたり前にすることの大切さも学ぶことができ、それが今の生活に活かされているとも話されました。
スポーツ選手も科学者も、宇宙飛行士もみんな小さい頃の夢から始まっています。発明王と呼ばれているエジソン、伝記の本で知っている人もいると思いますが、エジソンは小学校に入学したころから、ものを燃やす実験などに興味を持ち、宇宙飛行士だった山崎直子さんは、小学校の時に、北海道の札幌で星を見る会に参加して宇宙に興味をもったそうです。
この人たちのように、何かのきっかけで夢中になれる自分だけの夢をはっきり持つことで、がんばれる自分になれることに気づいてほしいと思います。でも、夢を持つだけではだめです。がんばり続けながらそのがんばりを次の夢につなげていくことが大切なのです。
森崎浩司さんは、高校生の時、次の夢としてプロの道に進むことを目標にしました。エジソンは、学校から離れ、お母さんと一緒に勉強しながら発明と実験を繰り返しました。山崎直子宇宙飛行士は、中学生のころ、学校の先生に憧れていたそうですが、スペースシャトルという宇宙船に宇宙飛行士ではない民間の教師が乗っていたことから、宇宙飛行士を意識するようになりました。大学で機械の研究をしながら、宇宙飛行士になるためのいろいろな勉強に取り組んでいたそうです。
夢をかなえるために、準備や努力を続けることで、次の夢を見られるのです。夢をあきらめず、動物園を閉園の危機から救った旭山動物園元園長の小菅さんは「努力している時が、人間一番生き生きしている。」と言われています。
後期の目標カードには、新しい夢、続けている夢をぜひ書いて、西っ子のみなさんには、それぞれの夢に向かってがんばってほしいと願っています。
それでは、後期をみんなで実りの多いときにしていきましょう。

※ 森崎 浩司さんの「さき」は「大」の部分が「立」ですが、入力できないため、「崎」とさせていただいています。申し訳ございません。

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