新聞購読で世の中の動きを読み取っています。
　教職員のメンタルヘルス対策などを行政に提言する民間団体が、那覇市教育委員会を訪問し、多忙を極める教職員の業務の改善に向けて「学校の健康経営宣言」を行うよう要請しました。大学の研究者などで構成する「教職員メンタルヘルス対策プロジェクト」の取り組みです。民間企業で社員の生命と健康を守る「健康経営宣言」の取り組みを踏まえて、学校現場における多忙を極める教職員の業務改善のため「学校健康経営宣言」を実行し、保護者にも理解を促す必要があると強調しています。那覇市は効果的な支援に全庁体制で取り組むタスクフォースを立ち上げています。働き方改革が進化しています。
　昨年12月に改訂された「生徒指導提要」は教職員の「生徒指導ガイドライン」です。校則は少数意見を尊重しつつ、児童生徒個人の個性能力や自主性を伸ばすものとなるように配慮することが大切、としています。普段から学校内外の関係者が参照できるように、学校ホームページに公開しておくことが適切としています。「校則を絶えず見直しを行うことが求められる」と言及しています。児童生徒一人一人の人権、人格、個性、自主性、多様性を尊重しています。主体性を尊重し、自分自身の行動を決断し、適切に実行する力、自己指導能力を獲得することを支援する必要があります。「成長を促す指導」「予防的指導」「課題解決的指導」が重要です。積極的生徒指導を実現する必要があります。令和の日本型学校教育の実現に向けて、GIGAスクール構想を踏まえ、ICTを活用した生徒指導を推進する必要があります。ICTを活用して意見を収集し、意見交流し、心身の健康状態を把握理解して、生徒総会後も絶えず積極的に校則見直しに取り組む必要があります。「児童生徒の主体的参画」が大切です。性の多様性と個性の尊重を視野に入れた、生徒が主体となった校則見直しに積極的に取り組みましょう。生徒一人一人を大切にした取り組みです。生徒理解、相互理解に基づく生徒指導が重要です。