最新更新日:2024/06/10 | |
本日:249
昨日:154 総数:510019 |
心ときめく今回の花は「りんどう」と「菊」です。 「りんどう」はお店で購入するだけでなく、日本の野山に自生する代表的な花の一つで、秋の訪れを感じさせてくれる花です。花言葉は「勝利」「正義感」などだそうです。 透き通った空気の中、すっと立ち上がるように咲くりんどうのその姿は、凛として美しく、牛田小学校が一段と「心ときめく」空間になりました。 慌ただしい日々の中、綺麗なお花に心が癒されます。いつも変わらぬお心づかいに心から感謝いたします。 牛田の昆虫たち 〜マツモムシ〜さて、このマツモムシですが、6月から夏休み前まで2階理科室前に展示していたので、見た人も多いではないでしょうか。マツモムシは水生昆虫で、刺す口をしたカメムシの仲間です。下の写真のようにいつも背泳ぎをしているので、後脚が発達しています。飼育しているときは、5年生がボウフラやアカムシ、ミルワームなどを与えていました。水面に落ちた瞬間にさっとやってきて脚で捕らえ、鋭い口で体液を吸う様子が観察できました。マツモムシを手で捕まえて、何度かチクッと刺されたことがあるのですが、かなり痛かったのを覚えています。 マツモムシの他に、6月のプールにはいちばん下の写真のアメンボがたくさんすんでいました。さらに、7月にはミズカマキリも見られました。もうすぐプールも終わりですが、使っていない時期のプールには、水生昆虫たちが飛んできて、彼らの貴重なすみかとして使われているのです。 牛田の昆虫たち 〜シミ〜5年生の児童が、教室の棚の中で見つけた昆虫です。「よくいるんです。」と。どうやら定住しているらしいです。理科室に置いていたのを目にした3年生たちは「この虫は家の本の間にいます。」「おばあちゃん家の畳の隅で見ました。」「教室のロッカーの板の間にいます。」と話が盛り上がり、子供たちの間では有名でしたが、誰も名前を知りませんでした。 この昆虫の名前は、シミといいます。紙を食べ、魚が泳いでいるかのような動き方から、漢字では「紙魚」と書いてシミと読みます。脚は3対6本あるのですが、翅(はね)は1枚もありません。翅がないのは、退化してしまったからではなく、未発達のままの状態で3億年を過ごし現在に至っているという、極めて原始的な昆虫だからです。写真は成虫ですが、シミは、卵から孵化(ふか)したばかりの幼虫と成虫とで、見た目の変化がない無変態の昆虫です。何も食べなくても10か月〜1年間生き延びたというデータがあり、飢餓に強い上に、すばしこい動きができ、小さいサンプル瓶の中でくるくると動き回る姿を見ていると愛おしく思えてきました。 その後、5年生の児童が「先生、さっきの虫の、赤ちゃんを見つけました!」と目を輝かせて、再び理科室にやってきました。ルーペを使ってよく見てみると、そこには、初めに届いた成虫と全く同じ形をしたシミの幼虫が確かにいました。この夏に、卵から孵(かえ)ったのでしょう。こんな1〜2ミリメートルどの小さなシミに気づき、それを採取してうれしそうに持ってきた児童の顔が忘れられず、サンプル瓶にいる成虫と共に、理科室にある美味しそうな昭和の本が並べてある棚に放してやりました。 避難訓練(火災時の避難)緊急時の行動の仕方を学ぶとともに、緊急事態に速やかに対応し、子供たちの安全を確保できるようにというねらいのもとでの訓練です。 「ピンポンピンポン…ただいま、北校舎1階の火災報知器が作動しました。確認しておりますので、次の放送にご注意ください・・・。」緊張した面持ちで訓練に臨む子供たち。 校長先生からは次のようなお話がありました。 「静かに話を聞くことができているでしょうか。 避難訓練で一番大切なことは、おしゃべりをしないで放送や指示をしっかり聞くことです。そして、走らない、戻らないことが大事です。 皆さんに質問します。今日は、どの場所が火事になりましたか。そのため、どの階段を使ってどこに集まるように先生は言われましたか。 自分の大切な命を守るために、友達の大切な命を守るために、話をしっかり聞き、そして短い時間で避難できるように、訓練であっても真剣に取り組んでください。 静岡県で送迎バスで園児が亡くなるという悲しいニュースが報道されています。とても悲しくなりました。命をまもるために、安心安全な学校に向けて、お互いに気付いたことを伝え合っていきましょう。 廊下や階段を走らないこと、整理整頓をすること、先生の話を聞くこと、皆さんが当たり前に取り組んでいることも、もし出来ていなかったとしたら安全に避難することができなくなるかもしれません。気が付いたことを伝え合う、当たり前のことをきちんと行う牛田小学校の子供であってほしいと思います。」 今日の給食献立旧暦の8月15日の夜を十五夜といいます。十五夜の月は一年で一番美しいことから、昔からお月見をする風習がありました。多くの農作物を無事収穫できたことに感謝して、畑でとれた野菜やお米の粉で作った団子を、すすきの穂と一緒に供えてお月見をするようになりました。今日は、白玉もちを月に見たてた月見汁です。今年のお月見は9月10日です。 6年生 図画工作科 くるくるクランク教師が丁寧に準備をし試作したおもちゃや、動きの仕組みや作品づくりに意欲をもてるような動画の紹介から授業が始まりました。 「はやくつくりたいな!」「楽しみだな。」子供たちの期待がどんどん高まります。はじめに、仕組みについて考えたことや気づいたことを、絵や言葉で共有しました。 グループで話し合うことで、試行錯誤したり工夫したりしながら、アイデアやイメージをふくらませることができ、試作品を夢中でつくりました。 子供たちのアイデアは、想像をはるかに超えたおもしろいものでした。上下だけでなく前後左右にも動くことなどを共有し、次回の学習への期待と意欲を高めています。 1年生 道徳科 「とりかえっこ」1年生の子供たちも、楽しい学校にするために何ができるのかを考えています。 2年生 国語科 「雨のうた」たくさんの擬声語をどう表現するかを、お互いに発表し合い、音読も楽しんでいました。 子供たち一人一人が考えた、最後のオリジナルの一行も素敵です。 牛田の昆虫たち 〜クロアゲハ〜牛田小学校には、体育館前に1本、そして南校舎の裏に4本ほど、ミカンの木があります。さらに、南校舎の裏には、ヘンルーダというミカン科の小低木が数本あります。いずれもアゲハ類、幼虫の食草です。どこで何を食べて育ったチョウなのかな、理科室を訪れてくれてありがとうという気持ちで子供たちと観察しました。 いちばん下の写真は、以前、3年生が育てたクロアゲハの抜け殻標本です。左は、幼虫が最後に脱皮したときの殻です。頭の形や大きさ、脱いだ皮がくしゃくしゃっと付いているのが分かりますか。右は、蛹の抜け殻です。この蛹の中で、幼虫が成虫へと姿を変えて出てくるのです。抜け殻では、昆虫たちの成長の過程や、体のつくりなども知ることができます。セミの抜け殻、ヤゴの抜け殻、バッタの抜け殻などを集めてみると、不思議が見つかるきっかけとなりおもしろいですよ。 6年生 国語科 「やまなし」二つの「やまなし」の物語の違いについて、気付いたことをグループで伝えあったり文章に書いたりしました。子供たちは、学習に直ぐに取り掛かり、物語の違いを読み取り、自分の考えを仲間に伸び伸びと伝えるなど、「やまなし」の世界を想像しながら、宮沢賢治にも思いを寄せていました。 学校朝会教頭先生からは、日々学校生活のいろいろな場面で「きく」「あいさつ」「がんばる」「なかよく」を大切にして行動している子供たちの姿の紹介と、その継続が心ときめく学校につながっているという話がありました。 放課後の職員室で、1年生の竹本教諭から、「今日さっそく、クラスの子供たちが、自分たちで進んで靴のかかとを揃えたり、友達やクラス全体の靴箱の様子を気にかけたり、あいさつをがんばったりしていました。みんなの行動が心ときめく学校をつくるよと話したんです。」という言葉がありました。牛田小学校の子供たち一人一人の気持ちや行動が嬉しく頼もしいです。 牛田の昆虫たち 〜オニヤンマ〜8月31日(水)には、5年生の児童2名が亡くなったオニヤンマの雌を見つけました。オニヤンマは日本最大のトンボです。トンボは食肉性昆虫で、生きた昆虫を捕まえて食べます。そのため、いちばん下の写真にあるように、非常に鋭いとげのある脚をしています。 そんなオニヤンマは、亡くなった後どうなるのでしょう。 見つけた児童は、アリがオニヤンマのお腹の中から出てくるのを見たそうです。アリにとって、昆虫を食べて育ったオニヤンマは、大ごちそうだったのでしょう。このオニヤンマは、アリたちの食べ物となったのです。お腹の中は空っぽでしたが、その姿は堂々として立派で、今年も牛田の町にオニヤンマが飛んでいることを私たちに教えてくれました。 5年生 理科 花から実へ子供たちは、予想や仮説をもとに主体的に学びながら、受粉と結実の関係を整理していました。植物は受粉して生命をつなげていることや、いろいろな生き物が受粉の手助けをしていることなどに気づき、牛田小学校の花にも、どんな花にどんな昆虫がくるのかと興味津々でした。これまで何気なく見ているだけで、気が付かなかった発見がたくさんありそうです。ワクワクしながら意欲的に学ぶ子供たちの表情は、とても充実していました。 心ときめく学校6年 図工 Myフェアリーズをつくろう46年 図工 Myフェアリーズをつくろう36年 図工 Myフェアリーズをつくろう2楽しく自由にビリビリ、クシャクシャ、クルクル。ダンボールの感触も楽しみながら夢中で取り組みます。 選んだ形を重ねたり、並べたり、動かしたり・・・、わずかなことで表情がどんどん変わるのを楽しみます。ポーズや配置もいろいろ悩んで動かして、ベストポジションを見つけます。 6年 図工 Myフェアリーズをつくろう1一枚のダンボールから想像を広げながら自分だけのフェアリーズを作りました。 なんともかわいらしく愛嬌のあるフェアリーズ。 子供たちは、キャラクターに命を吹き込むつもりで、愛情込めて工夫しながら、夢中で手を動かしていました。 ビオトープ(9月1日)新しくできた牛田小学校のビオトープには、もしかしたら、トンボがやってきて卵を産んでくれるかもしれません。その卵を、メダカが食べるかもしれません。あるいは、卵からかえったヤゴが大きく育つ過程で、メダカを食べるかもしれません。そんな、自然の中のつながりにも、子供たちと一緒に目を向けていきたいと思っています。 また、ビオトープでは、抽水植物の一つとしてセリを育てています。これは、キアゲハの幼虫の大好物です。来年辺りセリが大きく育つ頃に、キアゲハのお母さんが飛んできて、卵を産んでくれたらうれしいです。 6年生 音楽科 和音子供たちは、それぞれのタブレットで鍵盤楽器を疑似的に演奏することができるため、響きのよさや雰囲気を味わいながら練習を楽しんでいました。 子供の表現を支えるアイテムの一つとして、これからもタブレットを効果的に活用していきたいです。 |
広島市立牛田小学校
住所:広島県広島市東区牛田旭一丁目14-45 TEL:082-228-2592 |