最新更新日:2024/05/20 | |
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牛田の昆虫たち 〜ゴマダラチョウ〜ゴマダチョウを眺めながら、以前、3年生の国語の教科書に、矢島稔先生の「自然のかくし絵」があり、エノキの葉を食べて育つゴマダラチョウの幼虫が出てきたのを思い出しました。エノキの葉が緑から黄色くなるにつれて、幼虫の体の色も変わる保護色についての説明に登場します。ゴマダラチョウの成虫(写真下:赤木賢治さん提供)は、黄色いストローのような口で、カブトムシと同じドングリの木の樹液を吸います。 標本のゴマダラチョウは、学校近くにあるエノキの葉で、身をかくしながら育ち、幼虫越冬した個体でしょう。チョウには、成虫で越冬するものとゴマダラチョウのように幼虫で越冬するものがいます。 暖かくなり、それぞれのチョウたちが活動する時期になりました。チョウが飛ぶ姿を見る頃には、新しい年度が始まります。来年度も、子供たちと牛田の自然に触れ、昆虫観察ができるのを楽しみにしています。1年間、ありがとうございました。 |
広島市立牛田小学校
住所:広島県広島市東区牛田旭一丁目14-45 TEL:082-228-2592 |