最新更新日:2024/09/20 | |
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平和集会
平和集会では、これまで平和について学習したことを呼びかけにして発表しました。そして、平和への願いをこめて、「OMOIYARIのうた」に、自分たちで考えた振り付けをつけて歌いました。
〜呼びかけ〜 二年生は、「トビウオのぼうやはびょうきです」の紙芝居を見ました。 青く美しい海で、トビウオの親子が楽しく暮らしていました。 ある日突然、大きな火の塊が、遠くの海の上に浮かび上がり、大爆発の音がして、暗くなった空から、白いものが降ってきました。トビウオのぼうやは何も知らず、白い物の中を、おもしろがって跳び回りました。 何日かして、ぼうやの体にぶつぶつができ、頭が痛くなり、高い熱が出てうわごとを言うようになりました。ぼうやのお母さんは治してくれるお医者さんを捜し回りましたが、誰も、何もできませんでした。毎日毎日魚たちの死がいが流れてくる、不気味な海になりました。人間がつくって爆発させた水爆という爆弾のせいでした。 このお話は、本当にあったことをもとにして作られたそうです。ぼうやがあびたのは、放射線というものを出す白い灰だったのです。放射線は目に見えないけれど、体の中を傷つけながら突き抜けていきます。たくさんあびると、病気になったり、やけどのようになったり、しんでしまったりします。放射線は怖いと思いました。 広島や長崎で使われた原爆、ほかの国に勝つためにつくられた核兵器、原子力発電所の事故で漏れ出した空気や水の中に、放射線を出すものがたくさん含まれていました。私たちは、放射能を武器に使ってはいけない、放射能で自然を汚してはいけない。 地球が、しんでしまうかもしれないから。 今、日本は平和だけれど、これからも大切なことをいろいろ知って考えていきたいです。 これで終わります。 |
広島市立青崎小学校
住所:広島県広島市南区青崎一丁目15-51 TEL:082-281-0370 |