最新更新日:2024/06/21
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感嘆符 着任挨拶

 今年度校長として着任いたしました、「合田 和広(ごうだ かずひろ)」と申します。どうぞよろしくお願いします。

〜本校の紹介〜
 昭和58年4月1日に、広島市立の唯一の養護学校(知的障害教育学校)である広島市立広島養護学校が、広島市内の中心部である大手町四丁目に開校いたしました。当初、小学部・中学部が設置された養護学校でしたが、平成5年4月に高等部が設置され、平成19年4月には、学校教育法の一部を改正する法律に基づき、広島市立広島特別支援学校と改称しました。年々増加する児童生徒数と校舎の老朽化への対応から、ここ南区出島の地に平成24年9月移転・開校し、今年度9年目を迎えます。  

 令和3年4月1日現在の児童生徒数、学級数ですが、小学部173名45学級、中学部120名27学級、高等部260名42学級、合計553名114学級となっています。教室数の確保のため、本校正門の向い側に普通教室9教室と職員室、更衣室、教材庫、倉庫等を備えた2階建て仮設校舎を平成27年度に設置し、平成29年度には、更にもう一棟12教室分の新たな3階建て仮設校舎を設置しました。本年度、令和3年2月には、グラウンドの南側に普通教室17教室等を有する3棟目の仮設校舎である、「南校舎」が竣工を迎え、今年度より使用を開始します。

 この狭隘化の現状を解消するため、広島市教育委員会は、平成31年度に、本校北側にある旧処理施設及び多目的グラウンドのある約15,000平方メートルの敷地に38の普通教室、特別教室、体育館等を備える日本有数の高等部単独の校舎を増築することを発表し、すでに土地造成工事は完了しています。令和4年3月に校舎建設に着工、令和6年度に竣工の予定です。職業教育の充実を目指す校舎の完成が待たれるところです。

〜本校の目指す姿について〜
本校は、令和2年度から新しい学校教育目標を掲げました。「児童生徒の自立と社会参加を目指し、生きる力を育成する。」です。広義において「自立」とは、「自己決定に基づいて主体的な生活をおくること」です。「生きる力」とは、「自分の人生に意欲をもって取り組む力」です。また、子どもたちは、子ども同士の対話、子どもと大人の対話、また周囲の大人同士の対話を通じて、つながりを強化し、学びを深めていきます。このSociety5.0時代をたくましく生き抜く児童生徒の育成を目指して、本校では、この「対話とパートナーシップ」を基本に据えた学校運営と教育活動により、「自ら学びに向かっていく力」の育成を重点的に行ってまいります。

 もう一つ、本校として取り組んでいく大きなテーマがあります。それは、「TS(トータル・サティスファクション)」です。仕事とは、目の前の業務をこなすことだけを考えるのではなく、この仕事を通じて、どれだけの人を幸せにできるかを考えて行うことであります。「今さえよければいい、ここさえよければいい、自分さえよければいい」という考え方を捨て、「今、ここで、自分にできる」様々な活動を通して、児童生徒やその保護者の皆様、本校に関わるすべての様々な業務関係者の皆様、地域の皆様をすべて幸せにできる、「トータル・サティスファクション」社会のモデルとしての学校づくりを、教職員一同、全精力を傾けて行ってまいります。


令和3年4月
広島市立広島特別支援学校 
合田和広 

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広島市立広島特別支援学校
住所:広島県広島市南区出島4丁目1-1
TEL:082-250-7101