１月18日のもちつき会に期待をもった４歳児が、先生と一緒にもちつきごっこを始めました。ダンボール箱で臼、長い芯筒に牛乳パックを付けて杵をつくり、ペッタン、ペッタンと交替でもちつきをして遊びました。また、「ヨイショ！」と合いの手を入れながら手水を付けたり、
おもち作りもしたりしました。合いの手は、子供たちの大好きな「長束音頭」の合いの手と同じ掛け声を入れていました。つくったおもちに黒い色画用紙を巻いて海苔巻きにしたり、パックに入れて職員室へ売りに来たりして、もちつき会への期待が膨らんでいました。
　もちつき会当日は、地域の方が19名も手伝いに来てくださり、一緒にもちつきを楽しみました。「ヨイショ！」「ヨイショ！」と大きな掛け声が園庭に響き、皆でもちつきを楽しみました。杵を持つと、思わず「重い！」、もちを丸めるときは「温かいね。」と言っていました。
　翌日のもちつきごっこでは、地域の方がつき始める前に杵でもち米をこねておられた様子を覚えていて、同じように臼の周りを杵でこねて回る姿が見られました。
　行事体験を再現しながらごっこ遊びをする中で、子供たちの遊びが豊かになっていきました。もちつきごっことおもち屋さんごっこは、これからも続きそうです。
また、併せて楽しんでいる郵便ごっこやケーキ屋さんごっこなどの遊びでも、友達と一緒に遊んだり、いろいろな素材で遊びに必要なものをつくったりする楽しさを味わっています。

写真　上　　もちつき会に期待をもち、もちつきごっこが始まりました。
　　　　　杵を持ちたい子供がたくさん集まってきました。

写真　中　　地域の方と一緒にもちつき会をしました。
　　　　　「ヨイショ！」「ヨイショ！」と大きな声で応援しました。

写真　下　　翌日、もちをつく前には、もち米をしっかりこねます。
　　　　　もちつき会で学んだことを真似ていました。