緑井幼稚園では、毎年11月からは縄跳び、1月からはマラソンに、全園児が毎朝続けて取り組んでいます。「縄跳び・マラソン大会」として2月下旬に実施した参観日をめざして自分なりの力を試しながら、友達と励まし合って活動してきました。今年度も11月から寒さに負けず、取組を積み重ね、２月24日（金）に参観日「縄跳び・マラソン大会」を開催しました。
　大会当日までの取組を通して、縄跳びでは、始めの頃はなかなか跳べなかった大縄のタイミングがとれるようになったり、前跳びの連続回数が日に日に増えたり…と一人一人の子供が少しずつ自信をつけてきました。マラソンでは、園庭だけでなく、隣の緑井小学校の校庭をお借りして長い距離を走ります。始めは、１周しただけでも胸がどきどきしたり、自分のペースがわからず疲れたりしていましたが、次第に友達と励まし合いながら、走りきる姿が見られるようになりました。一緒に取り組む先生や友達との励まし合いや、こつを伝えあう場面も多く、とても貴重な経験となりました。中でも、年度当初から一緒に活動してきた仲良し（異年齢）ペアの友達を応援する姿はとてもほほえましく、応援してもらった嬉しさや、それに応えられた自信などから、より共感し合い、お互いを親しく思い、大切に思う気持ちが大きくなってきたようでした。
　大会当日は、大勢の保護者の方の声援や温かい見守りをいただき、いつも以上にはりきった子供たちでした。応援してもらえることが大きな力になり、最後までやりきった満足感を感じ、縄跳びもマラソンもさらに大好きになった子供たちです。これからも、色々なことにチャレンジを続けてくれることと思います。

写真　上　大会の始めは、全員で縄跳び体操です。
写真　中　４歳児は大縄跳びにチャレンジしました。一人一人の
　　　　　タイミングに合わせて先生達が縄を回しています。
写真　下　５歳児のたくましい走りに参観の保護者の方の声援も
　　　　　大きくなりました。