広島工業高等学校は平成18年度から毎年、広島市立幼稚園に靴箱を寄贈してくださっています。今年は、落合幼稚園に靴箱が届きました。そのお礼に今度は、年長児17名が高校を訪問し、さわやか交流会（感謝状贈呈式）に参加しました。
「あの時のお兄ちゃんお姉ちゃんに、今度は僕たちが会いに行く！」と、朝からわくわくして、バスの中でも大はしゃぎでした。
　感謝状贈呈式には、尾形教育長様を始め、指導第一課長様、指導第二課長様、指導第二課長補佐様、教育委員会の皆様もご出席されました。その後、校内を見学させていただきました。
　自動車科では、大型トラックに乗せてもらったり、スポーツカーを動かしてみたりしました。「どうやって動かすの？エンジンはどこ？」など子供たちの質問にも、先生や高校生が丁寧に答えてくださいました。
　電気科では、クレーンゲームでＵＦＯキャッチャーをして遊び、「こんなにすごい物が作れるお兄さんたちってかっこいい！」と、感動していました。また、建築科では、模型の家を見て「私、こんなお家に住みたいな。」と、夢を膨らませていました。
　高校生が作った物を見たり遊んだりして、興味津々の子供たち。今日のこの体験がきっかけとなって、物づくりの面白さを感じたり、興味関心が高まったりしてくれたらと思いました。
　見学の後は、一緒に弁当を食べたり、肩車をしてもらったりして触れ合い、楽しい時間があっという間に過ぎました。
　高校生との触れ合いを通して、人とのつながりや温かさを感じ、何ものにも換えがたい貴重な体験をした子供たちです。今日という日が素敵な宝物になったことでしょう。

写真　上　　落合幼稚園で行った『靴箱披露目会』
　　　　　「かっこいい靴箱を作れる高校生ってすごいね。」

写真　中　　子供：「車の中は、どうなっているの？どうやったら
　　　　　　　　　　動くのかな？」
　　　　　　高校生：「ここにスイッチがあるよ、押してごらん。」

写真　下　　感謝状贈呈式　〜尾形教育長様を囲み、みんなで記念撮影〜