平成27年９月より耐震工事による仮園舎暮らしをしていた大町幼稚園。工事も無事に終了し、年末に元の園舎に帰りました。引越しの箱を用意すると子供たちも大張り切り！５歳児保育室で使っていた遊具、ままごとの布団や絵本、みんなで力を合せて「引越し！引越し！」と箱詰めをしました。４歳児もこれまで使っていた保育室を片付け、雑巾で水拭きをして大活躍。
　そして1年と4ヶ月、毎日遊んだ小学校の校庭です。「小学校の皆さんにも『ありがとう』をしよう・・」ということになりました。ここに引越ししてきた時に小学生の皆さんが窓に『ようこそ』のメッセージを貼って迎えてくださったので、『ありがとう』の言葉で今の気持ちを伝えることにしました。グループに分かれ、窓いっぱいの大きさの紙に一文字ずつ「あ・り・が・と・う」と。きっと子供たちの気持ちが届いたことと思います。最後の日には小学校の校長先生にもおいで頂き、お話を聞いたあと、みんなでお礼を言いました。「鬼ごっこで走り回ったり、虫を探したり、砂場で遊んだり、楽しかったです。ありがとうございました。」
　みんなで引越しを終え、また元の園舎での生活が始まりました。安心・安全な幼稚園で子供たちは、小学校で過ごした経験を基にさらに大きく伸びやかに成長していくことと思います。
「また小学校の校庭に出かけていこうね・・・」以前にも増してぐんと小学校に心が近づいた子供たちです。

写真　上　「ひっこし♪ひっこし♪」
　　　　　「たくさんあるねえ。ようし、がんばろう！」

写真　中　「はみ出ないように塗らんとね。」
　　　　　「見えるかねえ？」「見えるよ。」

写真　下　「一輪車で端っこまで行けるようになったね。」
　　　　　「砂場がすごく大きかった。」
　　　　　「虫がいっぱいいたよ。」
　　　　　「登り棒もてっぺんまで登った。」
　　　　　「（試食会の）給食もおいしかった。」
　　　　　「お兄さん、お姉さん、先生ありがとう！」