最新更新日:2024/04/26
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広島市立幼稚園19園の各HPは、右側のリンク「広島市立幼稚園の紹介」から御覧になれます。

「広島市立幼稚園教育研究会全体研修会・幼保小接続カリキュラム研究開発事業に係る研究発表会を行いました」(落合東幼稚園)

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 6月10日、本園での、広島市立幼稚園教育全体研修会・幼保小接続カリキュラム研究開発に係る研究発表会において、公開保育、研究経過報告、研究協議、講演を行いました。
 落合東幼稚園は、拠点園の役割の中で、「幼保小連携」の推進を担っています。また、平成27年度からは広島県教育委員会の「幼保小接続カリキュラム研究開発事業」の指定を受け、「自分がやりたいことを見つけ、それに向かって本気で取り組もうとする子どもの育成」というテーマで、落合東小学校と共に研究を進めています。
 当日は、梅雨の晴れ間で暑い日になりましたが、5歳児17名の園児が、1年3組27名の児童と一緒に「すなやつちとなかよし」という生活科の授業で、ペアを組んで山を作ったり、穴を掘って水を流したり、土だんごを作ったりして遊ぶ様子を公開しました。5歳児と小学生が一緒に穴を掘っている場面では、シャベルを持って困っている園児に「このシャベル、大きすぎたん?」「好きなシャベルを持っておいで。待っててあげるよ!」と小学生が優しく声をかけるかかわりが見られました。泥のケーキを作っているところでは、小学生と園児が顔を見合わせながら「気持ちがいいね。ぺちょぺちょしてる!」「チョコレートみたい!」と会話しながら思いを共感し合っている姿が見られました。幼児期の学びの芽生えと小学校教育の自覚的な学びをつなぐスタートカリキュラムの場面を先生方にみてもらうよい機会となりました。4歳児も「新聞紙であそぼう」という活動で、友達と一緒に伸び伸びと楽しく遊ぶ様子を見ていただきました。
 午後からの研修会では、公立・私立の幼稚園、保育園の総勢100名の先生方が集い、学び合う会となりました。講演では、広島大学大学院教授 朝倉 淳先生より「幼保小接続カリキュラムにおける幼稚園のあり方」と題してお話をしていただきました。朝倉先生のお話から「主体的な遊びの大切さ」「幼児期に様々な体験をすることの必要性」「その時期やタイミングを見逃さない教師の支援のあり方や環境の重要性」などを再確認することができました。子供たちが挑戦する意欲をもち、成長していくためには、安心して物事に取り組むことができる環境構成を行い、タイミングを捉えた支援のあり方を考えていく必要があると思いました。
 11月29日には、落合東小学校での公開授業・保育を予定しています。今後も、幼児期の学びの芽生えをしっかりと捉えながら、滑らかな小学校教育への接続を目指していきたいと思います。

写真 上   午前中の公開保育では、 幼稚園と小学校の教師が一緒になって
       合同保育授業を進める様子を多くの先生方に見ていただ
       きました。

写真 中    砂場では、砂や土の感触を十分に味わい、1年生と一緒に穴を
      掘ったり、水を流したりし、思いを伝え合いながら楽しみました。

写真 下   広島大学大学院教授 朝倉 淳先生が、幼児教育から小学校
      教育への接続について、クイズをまじえての和やかな雰囲気の
      中で、分かりやすくお話をしてくださいました。

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住所:広島県広島市中区基町20-3
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