最新更新日:2024/05/01
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5月23日(水) 全校朝会

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全校朝会です。今日は今年度,湯来中学校に赴任された武田先生よりお話がありました。武田先生は国語科担当ということもあり,漢字にまつわるお話でした。

以前,武田先生が,書店で面白そうだなと手に取られた本には,「暗記をするなら寝る前」とか「書いて覚えるより目で見て覚えた方が効率がいい」など,なるほどな,と思うことのできる内容もあったそうです。しかし,とある内容を見て目を疑ったそうです。そこには,「漢字は勉強しなくていい」と書いてあったからです。その著者は社会に出て漢字で困ったことはほとんどなかったようです。しかし,武田先生は国語の先生として「それは絶対にありえない」と強く憤ったそうです。
先生は「信」という漢字を例にして説明をされました。この漢字は送り仮名を振ると「しんじる」と読む漢字です。この漢字を使った熟語に,「信用」と「信頼」があります。皆さんは,この二つの言葉の違いを説明できるでしょうか。「信用」は,過去の実績や行い,いわばその人が積み上げてきたものを評価するときに使います。たとえば宿題を毎回きちんと提出している人は「信用」があり,毎回忘れている人には「信用」がない,というわけです。一方「信頼」は,相手の未来の行動に対する期待のことを言います。先ほど言った宿題を毎回出す人ならば,先生も「次もきちんと提出してくれるだろう」と「信頼」するし,毎回忘れる人が「次は出します」といっても「信頼」してもらえないわけです。 つまり,「信用」を積み重ねて生まれるのが「信頼」なのです。また,大切なことは何事にも興味を持つことです。「試験に出ないから」「知らなくても困らない」などという理由で疑問を持たずに見過ごしてしまうことは,とてももったいないことです。そうやって経験や知識を積み重ね,学びを深めていった先に手にすることができるのが,「自信」や「信念」といったものなのではないでしょうか。

ホワイトボードに漢字を書きながら,お話をしてくださったので,大変分かりやすかったですね。武田先生のお話であったように,様々なことに目を向け,いつでも自分から行動できる人になりたいですね。(勝)
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行事予定
6/8 生徒総会
広島市立湯来中学校
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