全校朝会でのお話から


　『一秒の言葉』　(小泉吉宏)

「はじめまして」
　この１秒ほどの短い言葉に、一生のときめきを感じることがある。

「ありがとう」
　この１秒ほどの短い言葉に、人のやさしさを知ることがある。

「がんばって」
　この１秒ほどの短い言葉に、勇氣がよみがえってくることがある。

「おめでとう」
　この１秒ほどの短い言葉に、幸せにあふれることがある。

「ごめんなさい」　
　この１秒ほどの短い言葉に、人の弱さを見ることがある。

「さようなら」
　この１秒ほどの短い言葉が、一生の別れになるときがある。

　一秒に喜び，一秒に泣く。
　一生懸命，一秒。
　人は生きる。

　広島市立清和中学校のWebページにお越しくださり，誠にありがとうございます。
　本校は，広島市の北端に位置し，後方には自然豊かな牛頭山，前方には清流の太田川と，まさに，山紫水明の地にあります。
　昭和37年，鈴張・小河内・飯室・久地・日浦の５中学校を統合し，郷土の将来を託す希望の学舎として開校され，今年度55回目の春を迎えました。
　校訓「希望の実現」のもと，今年度は「豊かな心を持ち，主体的に学び，地域を愛し，社会の形成者として，未来を切り拓いていける生徒の育成」を学校教育目標とし，教育実践に努めてまいります。義務教育の締めくくりとなる中学校教育の目的は，生徒一人一人が将来，希望を実現し，しっかり働き幸せに生きることができる人間になるための力をつけることだと考えます。そのために次の３つのことの大切さを年間を通して具体的に生徒たちに伝えていきます。

１　希望や目標を持ち続け，目標達成までの道筋を自分で考えること
２　信頼される行いをすること
３　できるだけ多くの人とかかわること

　この清和中学校が，生徒や保護者，地域の方々から信頼され誇れる学校になるよう，教職員一丸となって教育活動を展開してまいります。
どうぞ，ご理解やご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

　　第16代校長　金川　勉