最新更新日:2024/05/20
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学校だより2月号より

<艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉(たま)にす(Adversity makes a man wise)>

 早いもので、今年も一か月が過ぎ、2月を迎えようとしています。
 立春間近と言いながら、1年間で最も寒い時期です。風邪やインフルエンザにかからないように、手洗いやうがいの励行、睡眠時間の確保、マスクの着用など、予防や感染拡大の防止にお互いに気をつけて生活しましょう。
 さて、三年生の皆さんは、受験の真っ最中ですので、「艱難汝を玉にす」という言葉を贈ります。「艱難(かんなん)」とは、困難に出合って苦しみ悩むこと。辛いこと、難儀なことの意味です。「汝(なんじ)」はあなたのことです。そして、ここでいう「玉」とは、立派な人ということです。従って、直訳すると、「難儀なこと、困難なことはあなたを立派にします」となります。「人間は、多くの辛いこと、難儀なことを乗り越える経験を通して、他人の苦しみや痛みもわかる立派な人物になることができる」という意味です。
 今、受験でプレッシャーを感じている人も少なくないと思います。睡眠時間も削って、夜遅くまで机に向かい、早く受験が終わらないかなあと思っている人も多いと思います。大変だと思いますが、この大変さを乗り越えることが、自分を一回り大きくしてくれるのです。もう一息です。プレッシャーに負けず、焦らず、一歩ずつ頑張りましょう。出口のないトンネルはありません。止まない雨はありません。もう少しです。
 一・二年生の皆さんは、冬の期間、寒い中を部活動の練習に励んでいますね。この期間の練習は、とかくランニングや基礎練習など、単純で辛い練習が多いと思います。でも、この時期の基礎練習が、後でものをいいます。基礎練習をしっかり積んだ選手は、その後に大きく伸びて、パーソナルベストを出し続けるような成長を遂げます。技が多くなったり上手になったり、大きく成長します。
 辛いこと、大変なことから逃げずに、それに向かっていくことが大切です。楽な方、楽な方ばかり選んでいたのでは成長しません。多くの辛いこと、大変な事を乗り越え、立派な人間になることを期待します。 「艱難汝を玉にす」目の前のことから逃げ出さずに、お互いに最後までやり抜きましょう。
 そう言う私も、成長の途中です。共に頑張りましょう!!


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  平成25年2月号
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