伴中学校長として２年目を迎えました大下（おおした）と申します。
　本校は、昭和２２年４月１６日広島県安佐郡伴村中学校からスタートし、昭和４６年４月１日、広島市と町村合併のため広島市立伴中学校と改称した創立７５年目を迎える自然豊かで伝統ある学校です。
　その伝統を誇る伴中学校の校長として大変重責を感じているところですが、今年度も伴中学校の発展のため、また、多くの方々に信頼され誇りにされる学校となるよう、教職員そして生徒とともに一丸となって教育活動に励んで参りたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

　さて、今年度(令和３年度)は、４月に２４９名の新入生を迎え、生徒数合計７４１名、２３クラスでスタートしました。
　学校教育目標を「自他を認め、共に学び高めあう生徒の育成」とし、目指す生徒像として、「意欲的に学び続ける生徒」「礼儀正しく、ルールを守り、生き生きと活動する生徒」「お互いが支え合い、思いやりのある生徒」を掲げ、日々、目標実現に向けて様々な取組を進めているところです。
　とりわけ、以下の「伴中スタンダード」を生徒・教職員全員が意識して毎日教育活動に励んでいます。

　１．自らすすんで明るく元気なあいさつをします
　２．時間を守ります
　３．掃除時間は、黙って一生懸命掃除します
　４．整理整頓をします
　５．毎日必ず家庭学習をします

　中学校３年間は義務教育最後の３年間となります。心も体も大きく変化し、不安定な時期でもありますが、社会人としての基礎を身につけなければならない最も大切な時期でもあります。中学校３年間でこれらのことを「当たり前」として身につけ、社会への一歩を踏み出してほしいと考えています。
　そのため、私たち教職員は、生徒の心に寄り添いながらも、社会で通用する人となるように、落ち着いた環境の中で基本的な学校生活を積み重ねることの大切さを理解させていきたいと思います。
　新しい「友に出会い」、お互いを認め合いながら「共に学び」高め合い、「伴」という地域で活躍できる生徒を育てていきたいと考えています。
　地域と共に歩む学校づくりを目指して教職員一同精一杯努力して参りますので、保護者・地域の皆様のご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 広島市立伴中学校長　大下 武彦