朝まで降っていた雨がようやく止んだ１０時３０分。
演劇部が旧広島陸軍被服支廠出汐倉庫で行われた朗読劇に出演しました。

わが町活性化委員会さんから依頼を受けたところから始まり、学区にある被爆遺構である被服支廠での活動ということもあり、事前に平和学習も行い当日に望みました。

演劇部顧問の挨拶の後、テントいっぱいの聴衆の前で、翠町で被爆した峠三吉さんの詩である「仮繃帯所にて」と「倉庫の記録」を朗読しました。

演劇部代表の５人はしっかりとやりきり、拍手喝采を浴びました。
平和学習に取り組んでいる翠町中学校にとっても、良い経験になりました。

出演した演劇部員の感想です。
「はじめはどうなるか心配しましたが、ちゃんと心を開いて取り組み、原爆に遭った人の気持ちがわかったし、平和について考えることができました。」
「使われている漢字も難しく読めなくて、ちゃんと伝えられるかと心配したけど、伝えられて良かったです。」
「自分自身もあまり知らなかったけど、みんなに伝えるために平和について学習しました。わかりやすくハキハキと話せるように練習したので、今日の朗読ではベストを尽くせたので満足しています。」
「楽しかったです。」
「当時の言葉の読み方で、今と違うところが難しかったけど、原爆に遭った人の気持ちを考えながらできたと思います。」

聴衆の方からも感想をいただきました。
「１年生でまだまだ経験も少ない中で、よくがんばって気持ちを込めて、難しい平和というテーマの中で表現していたと思います。気持ちは届きました。聴かせていただきありがとうございました。」
「今日の朗読を聴いて、子ども達だけでなく、私たち大人も平和について考えることができるきっかけになりました。本当に良かったです。ありがとうございました。」