最新更新日:2024/05/14
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八幡東小学校 みんなの目標   かしこく やさしく たくましく

学校朝会 5月14日

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言葉のキャッチボール

 長い長いゴールデンウィークは、楽しく過ごすことはできましたか?少しずつ学校生活のリズムを整えていきましょう。4月に学校が始まり、1か月が経ちました。学年が一つ上がったなと感じることはありましたか?
1年生、小学校生活は楽しいですか。入学式の時に話した「先生の話を聞く」「挨拶をする」はできていますか。2〜6年生は、始業式にお話しした、笑顔あふれる学校にしていくために、「心を込めた挨拶」「諦めない心」を実行していますか。みんなが笑顔になるために、心がけていきましょう。

 さて、平成から令和に変わった5月、皆さんに、笑顔あふれる学校にするために「ステップ2・『言葉のキャッチボール』についてお話ししたいと思います。
 皆さんは、休憩時間によくする遊びの中に、(ドッジボールの絵を見せる)ドッジボールがありますね。みんな楽しそうに遊んでいるのをよく見ます。みんなの笑顔に、とてもほのぼのとした気持ちになります。ドッジボールは、相手に向けてボールを強く投げたり、取りにくいボールを投げたりして遊ぶ、ボールゲームです。ボールを落としたり、ボールに当たったりするとアウトになったりしますね。
 
 では、次にキャッチボールを(絵を見せる)したことはありますか。ボール遊びをするときに、相手と向かい合い、ボールのなげっこをすることですね。野球やソフト、フット、バスケットボールをしている人は、よくやっているのではないでしょうか。
 キャッチボールは、相手の人をまっすぐ見て、投げる相手が、キャッチが上手か、初めてキャッチする人なのか、大人なのか、年下の人などを考えて、キャッチしやすいスピード、高さ、強さを考えてボールを投げます。そうすると、投げてもらったボールが上手に受け止めることができるようになり、お互いに丁度良いスピード、高さ、強さのボールが投げられ、うまくキャッチボールをすることができるようになります。
キャッチボールとドッジボールの言葉の前に、「言葉の」をつけてみましょう。
 「言葉のキャッチボール」も同じことが言えると思います。相手がどんな人で、どんな言葉で、どのように言ってあげるといいか考え、言葉を投げかけてあげます。そうすると、気持ちがうまく伝わります。言葉のキャッチボールができるようになると、お互いに思いやりの心が育っていくと思います。
 「言葉のドッジボール」をするとどうなるか想像してみましょう。相手が受け止めにくい言葉や強い言い方の言葉を投げかけると、きっと話をしている人は、その言葉か受け止められず、心が傷つき、悲しい思いをすることになりますね。
「言葉のキャッチボール」ができるようになると、みんなが優しい気持ちになれると思います。新しい学級の仲間、新しい友達、縦割りグループのメンバーの人たちと、上手な言葉のキャッチボールができるようになってください。決して、言葉のドッジボールにならないようにしてください。
 高学年の人たちは、低学年の人たちの言葉を上手にキャッチしてあげてくださいね。はじめは、上手にできないキャッチボールも、だんだん上手になっていくと思います。お願いします。
 
 今日は、笑顔あふれる学校にしていくための、「ステップ2・『言葉のキャッチボール』」についてのお話をしました。一つ一つ、積み上げていきましょうね。そうすると皆さんの「スマイル(笑顔)」が増えていくと思います。

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