最新更新日:2024/05/15
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親子読書(1年生)

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そらまめくんのベット   なかや みわ:作 福音館書店

お母さんへ
 ぼくのおきにいりのばめんは、そらまめくんのたからもののベッドがなくなって、みんながベッドをかしてくれたばめんです。そらまめくんにちょうどいいベッドではないけど、そらまめくんのともだちは、やさしいと思いました。(りゅうきより)

りゅうきへ
 そらまめくんのベッドは、りゅうきが、小さい時から大好きだった本だね。
 そらまめくんは「たからもののふわふわペッド」だから、だれにもかしてあげることができなかったね。
 とつぜんベッドがなくなったときは、「ベッドをかしてくれなかったばつさ!」と言ってたお友だちだけと、そらまめくんがかわいそうになってきて、自分たちのベッドをそらまめくんにかしてあげたね。
 お友だちはかしてもらうことができなかったのに、自分たちのベッドをかしてあげて、とてもやさしいお友だちだね。
 きっとそらまめくんも、お友だちにベッドをかしてあげることができるだろうね。自分のたからものをかしてあげることは、とても勇気がいる行動だと思うよ。
(おかあさんより)

親子読書(1年生)

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はがぬけたらどうするの?せかいのこどもたちのはなし 
         セルビービーラー作 フレーベル館

おかあさんへ
 メキシコは、ねるまえにぬけたはをいれて、ベッドのわきのテーブルにおいておくと、よなかにエル・ラトンというまほうのくにのネズミがきて、はをもってって、おかねをくれるんだよ。まえばがぬけるとほかのはのときよりも、たくさんおかねをくれるんだよ。(てつたろうより)

てっちゃんへ
 この本を書いた人と同じように、お母さんも他の国の人たちがいろいろなやり方をしていることを知って、とても楽しい気持ちになったよ。
 ちいきちいきでは、にたようなやり方をしていることが多いし、ねずみだったり、はのようせいだったり、ウサギだったりが、お金やプレゼントをくれることが多いんだね。サンタさんみたいだなと思ったよ。はがぬけた時以外にも、結婚式や赤ちゃんが生まれたときのお祝いのやり方とか、他の国の人たちの方法を知りたいなと思ったよ。
 素敵な本を教えてくれてありがとう。(おかあさんより)

親子読書(2年生)

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こまったさんのサラダ 寺村輝夫:作 あかね書房

母さんへ
 まじょとこまったさんがばしゃにのって、チーズやミルク、ウインナーハムをとっていったところが楽しかったです。あと、ばしゃが海に入って、かんづめをとってたところがすごいと思いました。(ひなたより)

ひなたへ
 こまったさんは、いつも「こまった」と言っていて、おかしいね。
楽しい時でも「こまった」と言うなんて、ふしぎだね。こまったさんは、いろんなおいしい調理をたくさん作ってすごいよね。
 母さんは、子どもの時、「こまったんさんのカレーライス」を読んで、カレーライスの作り方を知ったんよ。楽しいだけじゃなく、料理の楽しさも教えてくれる本「こまったさんシリーズ」はお気に入りだよ。(母さんより)

親子読書(2年生)

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桜守のはなし 佐野籐衛門:作 講談社

おかあさんへ
 ぼくがこの本で一番心にのこったところは、ほかの花は太ようにむかってさくのに、さくらは、かならず下をむいてさく。それだけ、人をつつみこんでるのだそうです。
 もう一つは、三月ごろつぼみがふくらんでいるようすを「笑いかけ」とよぶところです。さくら守のおじさんが、さくらをどれだけ大切に思っているか、よくわかることばだなあと思いました。(ゆいと)

 ゆいとへ
 この本を読んで感じたことは、桜守という仕事がとても大変だということはもちろん、桜って何だか人間によく似ているなあと思いました。
 桜という木は、光・土・水・鳥、そのうちのどれか一つでもバランスが崩れると弱ってしまう、とてもデリケートな木です。だけど、かまいすぎても、自分でなんとかしようとする力を弱くしてしまうから、そっと手を差し述べてあげることが大切なんだそうです。
 お母さんは、この本でとても心に残る一節があります。
「桜は守り育て、継いでやらなければ絶えてしまう木なんです。守ると言っても保護する訳やない。ちょっと手をそえてやるぐらいでええんですわ。家族を見るのと同じです。大切なのは見守るということです。」
 子育てに通じるものがあるなあと、心にジーンときました。あと二か月もすれば、桜の季節です。一年の内で、桜を見るのは、満開の時の5日間だけど、桜守の人たちは残りの360日、たくさん愛情を注いで、私たちの目を楽しませてくれ、心を温かくしてくれているんですね。
 お母さんにとって、とても感慨深い一冊でした。(お母さんより)

次はどんな本を読もうか

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この本おもしろかったよ。友達同士で情報交換をしています。
床に座り込んで、話す姿がなんともほほえましい光景です。



彩の森図書館〜図書館事務の難波先生と。

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 図書館事務の難波先生どんな話をしているんでしょうね。

 三浦先生と難波先生は、子どもたち一人一人の読書傾向をご存じです。
「この本読んでみると面白いよ。」
「あなたには、この本おすすめよ。」
こんな会話もあるようです。



ぐるんぱのようちえん

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 図書館ボランティアの方がお話の主人公「ぐるんぱ」のかわいいぬいぐるみを作ってくださいました。
 「ぐるんぱのようちえん」西内ミナミ:著 福音館書店
 この絵本は、初版が1966年のロングセラー作品で、今は社会人になった子どもが、小さい頃大好きだった本です。何度も何度も繰り返し読まされたものです。ぐるんぱが大きなお皿をプールにして、子ども達が遊んでいる絵が気に入っていたのを覚えています。

彩の森図書館 「椋鳩十ブックフェア」〜5年生本の帯づくりから

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 5年生が椋鳩十「大造じいさんとがん」の学習をしました。
 並行読書で読んだ椋鳩十作品のお話を紹介するために「本の帯」を作りました。
本の帯には、
○本の内容(あらすじ) 
○その本を読んで、最も強く感じたところ 
○印象に残ったところ 
○推薦の言葉 
友だちがその本を読んでみたいという気持ちになるように、書く事柄や書き方を工夫しています。

親子読書(3年生)

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わたししんじているの 宮西達也:著 ポプラ社

お父さんへ
 ティラノサウルスはやさしいと思いました。理由は、ぼくはできないことはやらないけど、ティラノサウルスは、力いっぱいがんばって、トリケラトプスのお父さん、お母さんを助けたから、やさしいと思いました。それと、できないことはあきらめるけど、ティラノサウルスはさいごの力をふりしぼって、岩をこわしたから、ぼくもティラノサウルスみたいになりたいです。(ゆうきより)

ゆうきへ
 ティラノサウルスが最後までがんばれたのは、リケラが本心からティラノザウルスを信じて、岩をどけられると伝えたから、最後まであきらめずやり続けたことで、岩をくだくことができたと思うよ。
 大切なのは、他の人を信じること、他の人から信じられる行動をとることが生きていくうえで大切だと教えてくれる話だったね。ゆうきも人に信じてもらえる人になってください。(父より)

親子読書(3年生)

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わたしおてつだいねこ 竹下文子:作 金の星社

母さんへ
 このお話はおばあさんがいそがしくて、「ねこの手もかりたいぐらい」と言ったら、ねこがやってきたお話です。ねこは何でもできると言ったけど、しっぽで赤ちゃんをあやすことと、のどをゴロゴロならすことしかできなくて、外に出て、ちがうところに行こうとしたけど、おばさんがひきとめてくれて、ふつうのねこになるというお話です。この本を読んで、わたしは、できないことをいっしょうけんめいやっているので、ちゃんとしたねこだなと思いました。(ひなたより)

ひなたへ
 この本を読み始めて、ねこが本当にお手つだいができる?!って思っていたら、やっぱりねこにお手つだいは、むずかしかったんだね。ひなが書いている通り、できないことでもいっしょうけんめいやってたねこさんはえらかったね。そんなねこさんのすがたを見たから、おばさんはねこさんに家にいてもらおうって思ったんだろうね。ひなも、何でもいっしょうけんめいにしていたら、きっとだれかが見ててくれるよ。(母より)

親子読書(3年生)

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ナイチンゲール 小学館

パパへ
 ナイチンゲールさんは、「かんごし」という人の命を助けるしごとを一生をかけてがんばったからすごいと思いました。わたしは、この本を読んで、大人になったら、人の役に立てるようなしごとをしたいと思いました。
 なぜなら、ナイチンゲールさんは、せんじょうでじごくを見てきたへいしさんたちに、天国を見せてあげていたから、わたしも人のやくにたてるようになりたいと思ったからです。この世には、ナイチンゲールはいないけど、とてもすばらしいことをした人だと言ってあげたいです。(あかねより)

あかねちゃんへ
 パパも小学生のころ、いろんな人の伝記を読みましたが、女の人が主人公なので、この話は読んだことがありませんでした。
 ナイチンゲールの「自分のことよりも他人のことを思いやることのできる心」と「自分がやりたいとか、やるべきだと強く思ったことをやりとげる気持ち」は、ぜひあかねにも見習ってほしいと思いました。

親子読書(5年生)

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いつも笑顔で 宇佐見百合子・江村信一 PHP研究所    

かあさんへ
この本を読んで、笑顔は、大切だと分かった。それと、なにがあっても、私は私をぜったいに見捨てはいけないということもわかった。むずかしいことをうまくやれた時、たくさんのことをやり終えた時、自分にちょっと感動する。だから、まず自分の世界を作り出すことが大切だと思った。これからも元気を出して歩んで行きたい。(あみより)

あみちゃんへ
この本のテーマは、今よりうーんと自信が持てたら、生きて行くのが、とっても楽になるだろうなあ。自分のことを好きになれたら、明るくなれるだろうなと、前向きになれる本だと思いました。ちょっとした勇気やってみた。ダメだった。だけどやってよかったと思う。こんななまけものの自分でもなにかやれば、なんにもやらないより、ずっとずっと、人生がおもしろくなるって、わかったから。これからも先、いろんなことに挑戦してみて、もっともっとステキなあみちゃん見つけてね。

親子読書(5年生)

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百枚のドレス エレナー・エスティス 岩波書店

お父さんへ
私のお気に入りの場面は、ワンダといういじめられっ子の絵がデザインコンクールで一等賞をとるところだよ。ワンダは、毎日ペギーとマデランにいじめられていて、そのたびにドレスを何枚持っているのか聞かれていたよね。ワンダは、貧乏でドレスもぼろぼろなドレスが1枚あるだけだったけど、100枚と答えていたよね。でも、デザインコンクールの絵では、ワンダは100枚のデザインのドレスをかいて、みんなをびっくりさせていたから、いっしょうけんめいにかいたのだと思うよ。(なほより)

なほへ
お気に入りの場面は、マデランという女の子がいじめられていたクラスメイトのワンダが引っ越すことを知って、後悔するところです。マデランは直接ワンダをいじめていたわけではありませんが、悪いことだと知っていながら、やめさせることなく黙って見ていました。先生からワンダが学校からいなくなるのを聞いて、謝るために家に会いに行きますが、もう引っ越していて会えませんでした。お父さんは、この本を読んで、今やれることは、必ずやろうと思いました。マデランは、当初からワンダへのいじめを止めようとしていましたが、止める勇気がありませんでした。後から、後悔しても、もう何もできません。一度しかない小学校生活、後悔しないように、自分が正しいと思うことは、勇気を持って、主張して欲しいです。(父より)

彩の森図書館〜温かい雰囲気の中で

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 図書館ボランティアさんが、冬休みにこんな素敵なものを作って、彩の森図書館の飾りにと持ってきてくださいました。テーブルの上に置いてあります。
 うさぎとねことクマ、3匹がこたつに入ってお話しています。座布団とミカン、座布団の上でネコがくるまって寝ています。

親子読書(6年生)

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父さんへ
 ぼくの心に残った場面は、二人が教え入れの中でぼうけんする場面です。そのわけは、ぼうけんが進んでいくうちに、そのぼうけんの中で、さっきまでけんかしていた二人のきずなが深まっているような感じがしたからです。

翔斗へ
 ケンカをしていた二人が押入れに入れられ、二人きりになっていたことによって、協力したり、素直に謝ることを自分たちで身に付けたところが印象的でした。
 この本を読んで、翔斗にも友だちとの関係や素直に謝ることの大切さを分かってもらえたらな・・と思います。

おすすめの本
 「心を整える」長谷部 誠
 サッカー選手として、いかなる時も安定した心を備えることの大切さや、日本代表キャプテンとして周りをまとめることの大切さを書いてある本です。

親子読書(6年生)

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お父さんへ
 ぼくは、今まで、ダ・ヴィンチは、モナリザを描いた人としか思っていなかったけど、他にもいろいろな発明をしていたことを知りました。引っ越しを何回もしていたことも知りました。
 ダ・ヴィンチは、芸術の分野でも、科学の分野でも、技術の分野でも、伝説的な存在として語りつがれていて、ダ・ヴィンチが考えや発明を残さなかった分野はないと書いてあったので、ダ・ヴィンチはすごいと思いました。(雄太より)
 
雄太へ
 父さんもこれまで、ダ・ヴィンチと聞けば、「モナ・リザ」や「最後の晩さん」といった絵画のみ思い出していたが、この本を読んで改めて偉大な科学者・技術者・発明家でもあったんだね。
 彼の残した作品や発明、論文が世の中の多くの人に感動や便利さ、豊かな暮らしに貢献したと思うと、逆にもし、彼がいなかったら、今の世の中どうなっていただろう。こんなに発展はしてなかったかなと思うな。
 雄太は、このような万能型人間でなくても、何か一つ特技や人に誇れるものを持って欲しいな。それがいつか人の役にたったり、笑顔をもたらせてあげられたら、天才でなくても最高の生き方だと思うよ。(父より)

父さんからのおすすめの本
 「太閤記」・・・歴史に興味を持つきっかけとなりました。
 シャーロック・ホームズシリーズ・・・謎解きにわくわくしながら読んでいました。

新聞を読もう

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彩の森図書館には、毎日、「朝日小学生新聞」が届きます。
図書委員が、朝来たらすぐに、ラックにはさんでくれます。

学習に役立ちそうな新聞記事は切り抜いて、緑色の「情報ボックス」にファイルしていきます。テーマ別でボックスが作られています。
その作業は図書ボランティアの皆さんがしてくださいます。

今日の小学生新聞には、「はだしのゲン」の作者・中沢啓治さんの死を悼んで、母校広島市立本川小学校の伝える原爆の記憶という特集が掲載されていました。

電子書籍が人気ですが・・・・

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脳科学者の阪井邦嘉さんによると、
紙の本と電子書籍の一番の違いは「記憶を呼び出す手がかりの量」だそうです。
附箋やしるし、ページの位置・折り目、紙の厚さ、よごれ、においなどをさします。

子どもの記憶力は大人以上で「ページの右側にあったな」とか、「あのページに絵がのっていたな」などいろいろな覚え方で記録に残しているそうです。

つまり、紙の本には、紙のよさがあるということです。

へび神様のはなし〜彩の森図書館の本

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今年の干支は「へび」です。
それにちなんだお話を紹介します。「へび神様のはなし」

その昔、三太郎と昭六という元気な男のがいた。ある日、山へ仕事に行った昭六のお父さんがハミ(マムシ)にかまれてしまい死んでしまう。昭六と三太郎は、父の仇をうつんだと勇んで、山に飛び出して行った。
村の人たちは、「おおごとじゃ、今度は昭六達がかまれるで」と追っかけていった。
村の人たちは、二人をなだめて連れて帰り、どうしたらいいものかと相談をした。
マムシがよく出る道の草を刈ったり、谷の水がよく流れるように、石をどけたり。
崖下の石をどけていたとき、昭六は不思議な形をした石を見つけた。
白黒模様のへびが巻き付いているような三角の形をした石だった。
それを見た昭六は、
「ハミのような石じゃ。お父さんをかんだハミが、石になったんじゃ。」
村の人たちも「ほんまにハミそっくりじゃ。」と、うなづきあった。
誰かが、「ハミが神さんになったんじゃ。」
そこで、がけの上に小さな祠(ほこら)を作って、その三角の石をまつった。
人々は、その石の神様を「くちなお神さん」とか「へび神さん」とよんで、大切にお守りしたそうな。
のちに、三角の石をへびがぐるっと巻き付いているように見えることから、「まと石」と言うようになったそうだ。

まと石神社は、現在、石内バイパスの石内下墓苑の奥に引っ越しており、新しいお堂の中にその「まと石」は今も眠っているそうです。

このお話は、広島市佐伯区役所区政振興課・石内公民館が発行した佐伯区ふるさと文庫の一冊です。企画編集は、石内おはなしボランティアの皆さん。指導監督は三浦若菜さんです。三浦さんは、図書館司書として、彩の森図書館にいつもいてくださる方です。
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学校行事
3/18 6年給食終了 6年あゆみ渡し
3/19 第19回卒業証書授与式
6年給食終了 6年あゆみ渡し
3/20 第20回卒業証書授与式
3/22 1〜5年給食終了 あゆみ渡し 子ども安全の日

学校だより

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