１年のしめくくりの時期になり，各学年とも総まとめのような学習も見られます。４年生は習字で「自分で選んだ１文字とその文字に合った詩」を書きました。予め文字と詩は選択済みですが，とりあえず何枚か練習して清書と思いきや，子ども達は１枚目からさくさくと書き進めていました。でも，はねやはらいやバランスでなかなか納得のいく作品にはすぐにはならないようで，次・次と書き続け，作品を完成させていました。この授業は習字の技能だけではなく，「心」と「芸術性」も要求されました。心のこもった一個の作品として芸術性の高い物ができたようです。

　こちらは５年生の版画です。一版多色刷りです。「お話の絵」を題材にしていました。１組と２組で少し進度が違うのですが，色つけに入った子も多く，一色一色丁寧につけていました。絵の具の濃さや付け方が重要で，その加減で出来上がりが全然違います。子ども達にとってはは未体験ゾーンの事ですから，少しずつ塗り進めては様子を見て作品づくりにかかっていました。その集中した様子は素晴らしく，緊張感が漂っていました。版の彫り具合と絵の具の調合がぴったり合い，繊細だったり豪快だったりする表現が見られました。

　左に黒い画用紙をはり，色をつけていきます。版画とは言え，基本的には世界で１枚しか作品は生まれない事になります。貴重な１枚ですね。

　６年生は卒業記念制作をしていました。６年生は習字を主体とした作品を作るのですが，その周囲を飾る額です。絵柄は人によって本当に様々でした。木が絵の具を吸い込むので，こちらも絵の具と水の量を工夫したり，細かい絵柄だと混ざらないよう気をつけたりしながら丁寧に慎重に作業をしていました。（図工の場合欠席などにより個々の進度は異なります）

　またまた春の足音です。児童が教室によく花をもってきてくれます。お花があるだけで教室が匂いかぐわしく，目にも心地よくとても気持ちが良いです。
　このたびは，「職員室にもどうぞ」と届けてくれました。せっかくなのでお客さんの来られる玄関に飾りました。とてもたくさんあったので，職員室や校長室にも飾ることができました。
　本当にありがとうございました。

　校長先生と業務の先生が芝桜の植え付けをしました。春には花いっぱいになる事でしょう。地域のさくら会の皆様が植えてくださっている芝桜には，今年新に花がついていました。こちらもとても楽しみです。
　春の足音がまた一歩聞こえてきました。

　最近，給食放送で，放送委員会が卒業していく６年生にインタビューをしています。そのインタビューが大変素晴らしいので，どんな様子か見に行ってみました。インタビューする人とされる人が交代でマイクの前に立ちます。その受け答えもしっかりできているし，内容も素晴らしいものでした。

　今日のインタビューアーは６年２組の田頭君。ゲストは、６年２組の網本君と水野君。
　インタビューの内容を少しご紹介します。

田頭君「６年２組のいいところはどこですか？」
網本君「男女の仲がとてもいいところです。」
水野君「笑顔が絶えないところです。」

田頭君「中田先生のいいところはどこですか？」
網本君「ふざけている時に、ビッシと注意をしてくれるところです。」
水野君「優しくて元気いっぱいのところです。」

田頭君「卒業への思いを聞かせて下さい。」
網本君「卒業までの時間は少ないけど，最後まで勉強を頑張りたいです。」
水野君「卒業はさみしいけど，友達と遊び友情を深めたいです。」


　クラスの良い所などを自信をもって堂々と言える，なんて素晴らしい，と思いました。
　
　どの委員会も本当によく活躍していますが，放送委員さんは毎日給食の時間に工夫を凝らした放送を流してくれます。みんなとても楽しみにしています。

　今日はにわとりかあさんが1組に来てくださいました。4年1組では「パンダ銭湯」を紹介してくださいました。パンダが入る銭湯です。男湯と女湯もあります。何やらとても楽しそうなお話です。読んで見たくなる人がたくさんいたと思いますが・・・図書館で3ヶ月待ちだったそうです。
　3年生もとても真剣に聞いていました。お話の世界にどっぷり引き込まれるにわとりかあさんの読み聞かせ。子ども達はとても幸せ者です。聞かせていただく先生達も・・・一緒ですね。

　卒業式に向けて全校での取組が始まりました。今日の音楽朝会では，式のなかで歌う歌の練習です。河野先生から「背中小学校」「首から上の口・目・鼻などの穴をを大きくあけて歌う」「心を伝える」などを教えてもらって練習しました。練習のなかで低学年の子ども達は，５年生や６年生のすごさに気づいたのではないでしょうか。
　彩が丘の子ども達は，本当にきれいな歌声ですね！

　音楽朝会の始めに，河野先生が文部科学大臣優秀教員表彰を受賞したことを子ども達に伝えてみんなで祝福しました。

　６年生は，先日の参観で，ドリームマップの授業で完成させたものをもとに，保護者のみなさんに発表しました。午前中４時間かけてつくった作品を紹介します。

（６年生の感想から）
・夢を想像することがこんなに楽しいんだなと思った。今日えがいたことを必ずかなえたいと思った。
・友だちの様々な夢を知れてよかった。自分も含めて夢を叶えてみんな実現できたらいいなと思った。
・自分の夢をみんなに伝えることができて良かった。
・夢ってこんなに大きなものなんだと感じたし，夢は叶う気がして，ワクワクした。
・自分も友だちもみんなで頑張って，みんなの夢も叶うといいなと思った。
・自分の夢が人に伝えられてことや，自分の夢を広げることで，大きな自信をもてたことが良かった。

　毎年，７月と３月に，にわとりかあさんが４５分間のお話会をしてくださいます。今年の内容は・・・

１　絵本の読み聞かせ　「しりとりしりとりはるのまき」
２　絵本の読み聞かせ　「さくら」
３　ペープサート　　　「へんしんとびばこ」
４　紙芝居　　　　　　「くろずみ小太郎旅日記」おろち退治の巻
　　　　　　　　　　　「くろずみ小太郎旅日記」盗賊あぶのぶんべい退治の巻
５　リズム体操　　　　「エビカニクス」
６　ブラックパネルシアター　「金のおの　銀のおの」

　「しりとりしりとりはるのまき」では，子ども達もお話の途中に，思いつくしりとりを口に出していました。

　「へんしんとびばこ」では，跳び箱を跳び越えると，言葉が変身していくのですが，２年生の子ども達は楽しんでいましたね。変身する言葉に大喜びでした！

　紙芝居っておもしろいですね。絵もお話も語りも演出も楽しいかったのだと思います。子ども達の表情をみていて分かりました。楽しい紙芝居ありがとうございました。

　エビカニクスをエビカニシスターズのおかあさんに教えてもらいました。結構知っている児童もいましたね。彩が丘のなかでは，結構知られている踊りで，５年の野外活動でもよく踊られています。楽しそうに踊る姿がかわいかったです。

　お話は，「金のおの　銀のおの」でした。子ども達もよく知っているお話ですが，ブラックパネルでお話を聞くと絵の美しさもあり，いつもと雰囲気が違っていて，子ども達は聴き入っていました。
　にわとりかあさんの子ども達を引きつける力は凄いですね！

　子ども達にとっては，毎年違うお話です。私はにわとりかあさんのみなさんのレベルの高さをいつも感じるとともに，彩が丘の子ども達の読書に対する興味関心を高めていただいていることを感じております。ありがとうございます。