最新更新日:2024/05/20
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今年最後の全校朝会

いよいよ、冬休みです。
校長の話として、最近、子どもたちの言葉が気になるので、次のような話をしました。

 おはようございます。今年最後の朝会になります。夏休み明けから今日まで、運動会や子ども発表会など他にもたくさんの行事がありました。みんなの頑張る姿が美しいなあと感動することが多かったです。また、挨拶や、止まってくれた車へ礼をするなど、かっこいい人がたくさんいました。さすが、中野小学校の子どもたちだなあと誇りに思います。
4月、中野小学校が「なかよく ともに のびる」楽しいと思える学校にしたいとお話しました。けれど、残念ながら、中野小学校は楽しくないと思っている子がいます。一人でも楽しくないと思っている子がいるのは、残念なので、今から絵本を読みます。少し長くなりますが、聞いてください。
 (「わたしのいもうと」を読む。)
 まだ、続きはありますが、今日はここまでにします。この話は本当にあった話を松谷みよこさんが絵本にしました。いじめたほうはいじめているつもりはなくても、いじめられたほうは、いじめられていると思っています。いじわるをしているつもりはなくても、きつい言葉だったり、きつい態度だったりすると傷つきます。私は優しい人が好きです。皆さんもいじわるな人より優しい人が好きでしょう。そして、その優しい人に自分がなれたらいいなあと思っています。優しい人になるための努力はずっとし続けたいし、優しい子どもたちを中野小学校で育てたいと思っています。皆さんも優しい人になりたいと思いませんか。
 「傷つけるのも励ますのもあなたの言葉」という高校生が考えた言葉があります。自分が口に出した言葉で人を傷つけることもできるし、励ますこともできます。どうせなら、人を傷つけるのではなく、人がほっとする言葉、温かい気持ちになる言葉を言うようにしませんか。傷つける言葉には傷つける言葉が返ってきて、温かい言葉には温かい言葉が返ってきます。ふわふわ言葉のビデオを観ましたか?ふわふわ言葉は温かい言葉です。「やればできる」「ありがとう」などいっぱい温かい言葉がありました。だから、あのビデオを観るといい気持ちになります。もう一度繰り返します。傷つける言葉には傷つける言葉が返ってきて、温かい言葉には温かい言葉が返ってきます。
 冬休みになって、インターネットやゲームをすることもあると思います。その時も傷つける言葉ではなく、優しい言葉を使いましょう。
 「弱いものをいじめる」「自分と同じでないものは許さない」という考えは、差別です。大人も子どもも絶対やってはいけないことです。中野小学校の先生たちはそれをすることは許しません。中野小学校の誰もがこの絵本の妹のような悲しい気持ちにならないようにするためには、先生たちだけでなくみんなの力が必要です。今日から「なかよく ともに のびる」楽しい中野小学校を目指せるように、今日から、人を温める言葉、態度を心がけましょう。
 では、いよいよ冬休みです。病気やけがに気を付けて、「みなさん、よいお年を。」新年1月9日火曜日にまた元気で会いましょう。これで、校長先生のお話を終わります。

また、福島先生から冬休みに気を付けてほしいこと3つ話されました。
1.交通ルールを守りましょう。
 2週間の長い休みなので、友達と遊ぶことが多くなると思います。3列で歩いたり、自転車で危険な運転をしたり、キックボードに乗ったりするのは危険です。やめましょう。
2.お金を大切にしましょう。
 大人が一生懸命働いて稼いだお金です。その大切なお金を簡単に使ったり、おごったりおごられたりするのはやめましょう。用がないのに、お店に行かないようにしましょう。
3.冬休みを楽しみましょう。
 大人になるとこんな長い休みはなかなかありません。子どもだからこその長い休みです。家族でも友達でも地域の方でもいいので楽しい思い出をつくりましょう。
最後に、学校生活のことを確認します。下校の時に走って帰らない、ものを投げないです。
今日、先生が話したことを意識して、生活していきましょう。


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